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40代は一番無理をしやすい時期 弱った花だと思ってセルフケアを

  • 2017/08/24 UP!

 「40代に入ると自分でもびっくりするくらい弱るときがくる。無理をしないで」と話す神戸大学大学院の千場直美先生に、現代女性の更年期の対処法を聞きました。

45歳ごろから無理がたたるように

 更年期に突入するのは、閉経を50歳とすると、5年前のおよそ45歳ごろから。この時期は女性ホルモンが急激に減るのに体が追いつかないため、自分でもびっくりするくらい、体や心が弱ったと感じるときがあります。無理がたたる時期なので、よく体の声を聞きながら、対応しなくてはなりません。

 しかし実態は、無理に無理を重ねて体調を崩している女性がいっぱい。現代女性は、出産年齢が高く、更年期はまだ子どもに手がかかる時期。加えて、働き手として家計や社会を支えることも期待されています。日常の家事もこなしつつ、介護が重なることもあり、土日も休む暇がありません。更年期外来のカウンセリングなどで睡眠時間や食事の内容を聞いても、ボロボロです。

 枯れかけた鉢植えの花が目の前にあったらどうするか、想像してみてください。水や肥料を与える、日光に当てる…、それらを自分にやっていますか? まずは、きちんと栄養をとって、休息をとるようにしましょう。女性ホルモンが減っても、これだけで調子がよくなる人はたくさんいらっしゃいます。

周りに理解してもらい、負担を分散する

 ストレスも大敵です。限界までがんばらず、周りの人に助けを求めましょう。家族には、「しんどい」だけだとなまけていると思われるので、「更年期は女性ホルモンがガクッと減って体調を崩しやすい。今その時期に入っているからしんどい」とハッキリ伝えて、負担を分散してください。仕事先にも、我慢せずに話して、理解を得ましょう。恥ずかしいことは何もありません。むしろ、周りの人も女性の健康管理を知るいい機会です。

 更年期のつらさは一時的なもので、女性ホルモンの低い状態に体が慣れてくれば光が見えてきます。セルフケアで症状が改善しないときは、早めに更年期に詳しい婦人科を受診しましょう。

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神戸大学大学院保健学研究科
看護学領域 母性看護学分野 准教授
千場直美先生

メノポーズカウンセラー。助産師を目指す学生に、更年期も含め、女性の一生に起こる体の変化や健康にまつわる教育に力を入れる

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