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「失恋にバナナの皮」は本当に効く! でも冷え症さんは要注意

  • 2017/11/20 UP!

台湾のことわざ「失恋したらバナナの皮を食べろ」
本当に効くことが科学的に証明されました

台湾には、「失恋したらバナナの皮を食べろ」という言葉があります。
割と古いことわざ(?)で、最近の若い人はあまり知らないようですが…。

今年(2017年)、台湾食品科学技術学会(Taiwan Association for Food Science and Technology)という団体が、この言葉が事実として科学的に裏づけられたと発表しました。

つまり、失恋したら、バナナの皮を食べると良いのです。えええ?

➡バナナの皮にはセロトニン(5HT)という物質が
豊富に含まれていることがわかったのです

色々なバナナ

▲緑のバナナも茶色いバナナもあります

セロトニンとは…
脳内の神経伝達物質のひとつで、心の安定やバランスをコントロールしてくれるもの。「幸せホルモン」などと呼ばれることもあります。食べ物を通じてセロトニンを摂取すると、感情のバランスが取れ、ストレスを和らげる助けになります。

台湾で昔、誰かが、失恋した時にバナナの皮を食べて、悲しい気分がちょっと和らいだ・・・かどうかはわかりませんが、長年言い伝えられている言葉には意外な真実が含まれていたりするものですね。

 

セロトニンが多いのは、「緑色」のバナナの「皮」

台湾食品科学技術学会の発表によれば、未成熟(緑色)のバナナの皮のセロトニン含有量がもっとも高く、おすすめは、緑色のバナナの皮と牛乳を一緒にミキサーにかけた青バナナの皮ジュースだそうですよ☆

・・・いやいや、日本のスーパーで青バナナなんて見たことないし!

台湾にはすごくたくさんの種類のバナナがあって、黄色、緑はもちろん、茶色いバナナまであります。大きさや形もさまざま。

台湾のバナナ店
▲いろんな種類がある、台湾のバナナ店

 

緑バナナの皮がなければ、普通のバナナでもOK
でも、バナナにはこわ~い落とし穴が!

そもそも身近に緑のバナナもないし、バナナの皮は農薬とか心配だし・・・と思う方、普通の黄色いバナナでも大丈夫。黄色いバナナの場合は、セロトニンの材料になる必須アミノ酸「トリプトファン」と、セロトニン合成に必要なビタミンB6が同時に摂取できます。

なので、ストレスがたまっている時にバナナを食べるというのは、日本でもできそうです。
ただし!これだけは声を大にして主張しておきます。

ただし、単品の食べ過ぎ、ダメ!ゼッタイ。

日本では、「○○ダイエット」と呼ばれる単品ダイエットが次から次へと流行しますよね。日本人が一途でマジメすぎるのかもしれませんが、「ある一種類の食品しか食べない」なんて、台湾ではとても考えられないことです。

 

食材には体を温めるもの・冷やすものあり
「寒性」のバナナ、冷え症さんはご注意を!

中医学では、食材や生薬が体を温めたり冷やしたりする力を「寒性-涼性-平性-温性-熱性」と分類しています。例えばショウガが「体を温める」のはよく知られていますよね。ショウガは「温性」の食材なので、冷え症の人が冬に食べると体があたたまっておすすめです。

実は、バナナは「寒性」体を冷やす力がものすごく強いので、元々冷え症の人が食べ過ぎると冷え症が悪化したり、体調を崩すこともあります。

もちろん、絶対食べてはいけないということでもありません。

例えばバナナクレープにシナモン(=「熱性」食材)がたっぷりかかっていた場合、バナナが体を冷やす力がシナモンに打ち消されて、バランスが取れたりもします。
また、体を冷やす食材は、上手に使えば体の熱や炎症をクールダウンするのに役立ちます。

「この食材ってどっちなんだろう?」と思ったら、こんなイメージで考えてみてください。例外もありますが、結構当てはまります。

寒・涼性(体を冷やす/熱をとる)食材
南国が原産(バナナ、キウイ、マンゴーなど)、夏が旬のもの(トマトやキュウリなどの夏野菜)、暑いところでよく食べられているもの(沖縄のゴーヤなど)

熱・温性(体を温める)食材
冬が旬のもの(カボチャなど)、北国でよく食べられているもの(北海道の羊肉など)、薬味になる野菜(ネギ、ニンニク、ショウガなど)、香辛料類

それから、食べる時の食材の温度も体に影響を与えます。だから、バナナなら冷たいケーキから摂るより、アジアンスイーツ風に焼きバナナや揚げバナナで食べる方が「冷え」のダメージは少なくなります。

健康に良いという色々な食材が次々と紹介される現代ですが、「これだけ食べていればいい」というものはやっぱりなくて、他の食材とのバランスをとったり、自分の今の体調に合わせることが大事。

現在ストレスいっぱいの人は、冷えに気をつけながらバナナを活用してみてくださいね!

冷え症がひどいからバナナはちょっと・・・という方は、トリプトファンが多く含まれている牛乳・乳製品、大豆・大豆加工品(豆腐など)、卵、魚肉などを食事に取り入れるといいそうです。

嘉義のパイナップル屋さん
▲台湾・嘉義の果物屋さん。南国フルーツですがパイナップルは「平性」。色々なものに使えます。

 

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松浦優子/台湾情報ライター/東京都港区出身の40代。元Web広告ディレクター。現在は外国人向け日本語教師のほか、台湾経済ニュースの翻訳、ライターとして活動。一年のうち1カ月以上は台湾に滞在し、文化や歴史・健康など、気になるテーマを探求中。インドア派、愛猫家。台湾で得た一番の宝物は、あたたかい台湾の人たちとの友情とご縁。

 

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