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  3. “麗しのミュージアム”日常から離れ、異空間へ

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ホキ美術館:建物の外観、内装から景色まで、全てを含めて綺麗でした。都心にはない良さがあり、レストラン「はなう」も含めて、プライベートでも訪れています。(モデル:花見川区・丸山すみさん)

絵画と心ゆくまで対峙できる回廊。荘厳なエントランス。建築美と珠玉の美術品に心震わすひとときを。

ホキ美術館DIC川村記念美術館市原湖畔美術館千葉市美術館佐倉市立美術館市川市東山魁夷記念館

日本初の写実絵画専門美術館で
美の世界に酔いしれる

ホキ美術館

館内は、白く幻想的に輝く静謐な空間。湾曲した壁は作品一点一点と向き合うため、LEDライトは、より自然光に近づくように計算されたもの。写実絵画の美しさとともに、2011年に日本建築大賞を受賞したというギャラリーそのものも満喫して。(上写真)

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ぜひ観て! 島村信之《レッスン》2008年
「画家が娘さんを描いた作品。頬や腕の柔らかさを表現する筆遣いに注目です」

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【広報発】 デザイナーズチェアを配した「ミュージアムカフェ」。森本草介画の絵皿で自家製デザートを。(広報・松井 文恵さん)

JR外房線・土気駅からバス5分(千葉市緑区あすみが丘東3-15、Pあり)/10:00~17:30(入場は閉館30分前まで)、火曜休み/一般1800円、高校生・大学生・65歳以上1300円、中学生900円、小学生以下無料(大人1人につき小学生2人まで)/TEL:043-205-1500
https://www.hoki-museum.jp/
◆「画家の眼がとらえた美」開催中。11/12(日)まで

★地域特派員マーブルさんのレポート(2017.4)
あすみが丘ホキ美術館で絵画鑑賞の後に味も景色も絶品イタリアン「はなう」

編集TBの取材後記

美しい写実絵画がたくさんあり、中でも、生島浩《5:55》という作品を好きになりました。モデル後方の窓から差し込む光は、フェルメールの絵画のようでした。タイトルの5:55は、モデルさんの契約が午後6時までで、じっとしているけど、ちょっと帰りたい風情を表しているらしく、くすっと笑ってしまいました。


作品・建築・自然を満喫し、優雅な一日を

DIC川村記念美術館

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吹き抜けのエントランス

緑濃い庭園、白鳥が泳ぐ池。そして、古城のような外観の館内に入れば、美の殿堂を象徴するヴィーナス像が出迎えてくれます。ルノワール、レンブラント、ロスコなどの作品群に圧倒され、ここはヨーロッパ?と思うほどの洗練された美術館です。

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ぜひ観て! マルク・シャガール 《ダヴィデ王の夢》 1966年「国内で見られるシャガールの作品の中で最大級。画家の人生に関わる様々なモチーフが描かれています」

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【広報発】 作品鑑賞の余韻を庭園散策や食事で楽しめます。時間をたっぷりとって訪れてほしい。(広報・海谷 紀衣さん)

JR総武線・佐倉駅から美術館の無料送迎バスで20分(佐倉市坂戸631、Pあり)/9:30~17:00(入場は閉館30分前まで)、月曜休み(月祝は開館、翌日休み)/観覧料は展覧会ごとに異なります/TEL:050-5541-600(ハローダイヤル)、カーナビ検索用=043-498-2131
http://kawamura-museum.dic.co.jp/
◆「フェリーチェ・ベアトの写真」。9/9(土)~12/3(日)

★地域特派員HANSENさんのレポート(2016.9)
休館日の美術館で 寝そべりながら絵画鑑賞@DIC川村記念美術館

編集TBの取材後記

所蔵品が素晴らしいのはもちろんですが、建物や内装も、とても素敵でした。ヴィーナスのブロンズ像が立つエントランスは、ステンドグラスから光が差し込み、その向かいにはパイプオルガンを思わせるバルコニー。教会にいるような厳粛な気持ちになりました。日本画展示室の奥には眺めの良い茶席もあり、鑑賞の合間にゆったり過ごすのにぴったりです。


ローカル列車に揺られて遠足気分で出かけたい

市原湖畔美術館

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肺胞の形の不思議なオブジェ前で

高滝湖を望む広い敷地にあり、大人から子どもまで楽しめる現代アートを展示。シュールなオブジェが配され、屋外は撮影もOKなのでSNS映えする写真が撮れそう。日没後、併設レストラン前のぶどう棚の足元では、星形の木漏れ日が見られる仕掛けも!

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ぜひ観て! 鈴木ヒラク《Warp》2017年 「道路などで使用される反射板を石碑に埋め込んだオブジェ。自然とコラボするアートです」

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【広報発】 林立するチューブ《ROOF OF NEEDLES & PINS》をかき分けて屋上まで登って、湖の眺望を楽しんでください!(広報・渡辺 文菜さん)

小湊鉄道・高滝駅からタクシー3分※事前予約がおすすめ(市原市不入75-1、Pあり)/火~金曜10:00~17:00、土曜・祝前日9:30~19:00、日祝は~18:00、月曜休み(月祝は開館、翌日休み)/観覧料は展覧会ごとに異なります/TEL:0436-98-1525
http://lsm-ichihara.jp/
◆「RAP MUSEUM」開催中。9/24(日)まで

★地域特派員マーブルさんのレポート(2017.8)
芸術鑑賞の後で房総絶品ピッツェリア!市原湖畔美術館の「BOSSO」

編集TBの取材後記

市原市在住だった深沢幸雄の銅版画を数多く所蔵しているとのこと。星新一の装丁にもなった版画は、SFの不思議世界に誘う力があります。取材後、併設の「Pizzeria BOSSO」でランチを食べました。みょうがとオクラがのったピザは初めて食べましたが、相性がよくてびっくり。都内や木更津にも姉妹店があり、野菜など素材にこだわった人気店です。


切り口で魅せる企画展
ロケ地になるホールへもぜひ

千葉市美術館

「近世・近代の絵画・版画」「現代美術」「房総ゆかりの作品」の3本柱で作品を所蔵する美術館。独自の視点に定評がある企画展は、これまでに「伊藤若冲展」や「初期浮世絵展」など時代を先取り。9/6(水)からは、ボストン美術館所蔵の鈴木春信の浮世絵が観られます。

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壮麗な《さや堂ホール》(1階)

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【広報発】 所蔵作品をモチーフにしたバッジやノートなど、美術館オリジナルグッズが人気です。手ぬぐいや、美術関連の本なども充実しています。(広報・磯野 愛さん)

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ぜひ観て! 鈴木春信《見立玉虫 屋島の合戦》中判錦絵2枚続のうち左 明和3~4年(1766~67)頃 Bequest of Miss Ellen Starkey Bates, 28.195 Photograph ©2017 Museum of Fine Arts, Boston
「世界で1点しか確認されていない希少な作品。これ程色が綺麗に残っている作品を観る機会はめったにありません」※「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」出品

JR総武線・千葉駅から徒歩15分(千葉市中央区中央3-10-8、Pあり)/10:00~18:00、金・土曜は~20:00(入場は閉館30分前まで)、第1月曜休み(月祝は開館、翌日休み)/観覧料は展覧会ごとに異なります/TEL:043-221-2311
http://www.ccma-net.jp/
◆「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」9/6(水)~10/23(月)

★地域特派員右土井 勝代さんのレポート(2017.5)
美女と野獣の原作絵本が見られます!(終了しています)

★編集部ブログ
200円でこの世の「うら」を覗く!「うらがわ」(終了しています)
絵本の原画の美しさにうっとり。これを見ない手はない! 「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」(終了しています)

編集TBの取材後記

浮世絵は西洋絵画と異なり、日常の風景や美人で評判の町娘などが画題で、庶民が手元で楽しんでいたのだそうです。“身近なアイドル”という点で、AKB48に興じる現代と通じる気がして、取材していて面白かったです。浮世絵は、光、温度、湿度に弱く、展示だけでなく、いい状態で保存するのも美術館の使命の一つ、と学びました。


訪れたい美術館はほかにも

佐倉市立美術館

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佐倉生まれで日本の近代洋画の先駆者、浅井忠(1856-1907)の絵画や、池田満寿夫(1934-1997)の版画などを所蔵。館内にはル・コルビジェやフリッツ・ハンセンがデザインした椅子が配され、モダンな雰囲気。1階にはカフェも。レトロな外観を取り入れた館内に配されたデザイナーズチェアにも注目!

佐倉市新町210、京成線・京成佐倉駅南口から徒歩8分/10:00~18:00、入館は17:30まで、月曜休(月祝なら翌日休)/入館料無料※特別企画展は有料(観覧料は展覧会ごとに異なる)/TEL:043-485-7851
http://www.city.sakura.lg.jp/sakura/museum/
◆「柴宮 忠徳展」開催中。9/24(日)まで

市川市東山魁夷記念館

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東山魁夷が生涯の大半を市川市で過ごしたことを記念して、2005年にオープンした記念館。東山魁夷の留学の地、ドイツに想を得た西洋風の雰囲気です。四季折々に咲く花が楽しめる庭園を散策できます。併設の「白馬亭」は上野精養軒直営。ステキです。

市川市中山1-16-2 、JR総武線・下総中山駅から徒歩約20分、京成線、京成中山駅から徒歩約15分/10:00~17:00、月曜休(月祝なら翌日休)/入館料 一般510円、65歳以上400円、高校・大学生250円、中学生以下無料※団体割引あり/TEL:047-333-2011
http://www.city.ichikawa.lg.jp/higashiyama/
◆寄贈寄託作品展「風景開眼への道のり」開催中。9/10(日)まで。「川﨑家の系譜展―川﨑小虎・川﨑鈴彦・東山すみ―」9/16(土)~12/3(日)

★地域特派員マーブルさんのレポート(2016.5)
森の中の洋館のみたい!市川「東山魁夷記念館」で「白い馬の見える風景」を


◆下記4つの美術展チケットを読者に抽選でプレゼント!

ホキ美術館 「画家の眼がとらえた美」11月12日(日)まで開催中。4組8人
DIC川村記念美術館 「フェリーチェ・ベアトの写真」9月9日(土)~12月3日(日)5組10人
市原湖畔美術館 「RAP MUSEUM」 9月24日(日)まで開催中。5組10人
千葉市美術館 「ボストン美術館 浮世絵名品展」9月6日(水)~10月23日(月)5組10人

応募フォームから、希望の美術館を選択して、申し込みを。締め切りは9/8(金)必着。
※当選者の個人情報は賞品の発送のみに利用。発表は発送をもって代えます

★応募受け付けは終了しました

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