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解説付きや低料金で この夏気軽に上方伝統芸能体験

この夏気軽に伝統芸能

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蜘蛛の糸を投げる派手な演出が人気の「土蜘蛛」(山本能楽堂提供)

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「夏休み文楽特別公演」の演目「夏祭浪花鑑」から住吉鳥居前の段(国立文楽劇場)

 古くから“民”が支えてきた大阪の伝統芸能。景気の低迷、自治体からの補助金カットなどで、近年ちょっぴり元気がありません。そこで、伝統芸能のファンを増やそうと、演目や料金面での工夫を凝らすなど、あのテこのテの取り組みが。これから気軽に楽しめる公演などをまとめました。チケットプレゼントもあるので、この機会にぜひ!(表参照

解説付き公演や親しみやすい演目、低料金が魅力

 「伝統芸能の世界では、ファンの底辺を広げたり、若手の養成に取り組む動きが盛んです」と話すのは上方文化芸能運営委員会の松丸朝子さん。
 大阪市と文楽協会は、初心者でも楽しめる「ムムム文楽シリーズ」を3年前からスタート。商業施設や大阪市中央公会堂を会場に、見どころをコンパクトにまとめた解説付きの公演などが好評です。
 能楽では2006年から、子供に本物の能舞台を体験してもらおうと、ワークショップ形式の公演を。山本能楽堂の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」は、能や狂言、落語などのハイライト部分だけを組み合わせたユニークな試みです。
 落語では2006年、大阪天満宮横に完成した常設小屋「天満天神繁昌亭」が、普及に一役かっています。恒例「夏休み親子ウィーク」は、家族連れでにぎわう企画。
 2年前、若手の歌舞伎役者らが中心になって立ち上げたのが「あべの歌舞伎 晴(そら)の会」。「近鉄アート館」を会場に、高校生以下1000円という低料金設定が目を引きます。「次世代へ伝えるための挑戦です」と、プロデューサーの松原利巳さん。

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能面の中将面を着け、すっかり能楽師気分(昨年の大槻能楽堂の「夏休みおやこ教室」から)

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「あべの歌舞伎 晴の会」を率いる片岡松十郎、片岡千壽、片岡千次郎(写真右から)

あなたも応援しませんか

記念品や税の優遇措置も

 大阪市ふるさと寄附金には「なにわの芸術応援募金」が。文楽や能楽など22団体から応援したい団体を選んで寄付する仕組みで、寄付すると金額により記念品も。
電話06-6469-5174の同市文化課へ。
 関西・大阪21世紀協会が運営する「アーツサポート関西」も、民間から寄付を集めて、関西の芸術・文化を支援する取り組み。寄付者は応援したいジャンル(美術・音楽、伝統芸能など)を特定でき、アーティストと交流ができます。
電話06-7507-2004の同事務局へ。※いずれも税の優遇措置があります。詳細は各ホームページ参照。
なにわの芸術応援募金=http://www.city.osaka.lg.jp/keizaisenryaku/page/0000309989.html
アーツサポート関西=http://artssupport-kansai.or.jp/

会場・公演名・
問い合わせ先・
アクセス

日時

概要

山本能楽堂

とくい能「土蜘蛛」

電話06-6943-9454
地下鉄谷町四丁目駅歩2分

7月23日(日)午後5時~

解説とアフタートーク付きの、初心者でも楽しめる能公演。演目は「土蜘蛛」。天神祭にちなんで、浴衣など和装で鑑賞した人には「天神祭能船」の乗船券などが当たる抽選会も。当日券4000円

国立文楽劇場

夏休み文楽特別公演

電話06-6212-2531
地下鉄日本橋駅歩2分

7月22日(土)
~8月8日(火)

第1部(親子劇場)=午前11時~「金太郎の大ぐも退治」「赤い陣羽織」▽第2部=午後2時~「源平布引滝」▽第3部=午後6時30分~「夏祭浪花鑑」。各大人4700円、学生2400円、18歳以下1900円。※ 第1部のみ、親3900円、18歳以下1500円のお得な料金設定あり(7/28と8/5は除く)

天満天神繁昌亭

天神祭特別公演

電話06-6532-4874
地下鉄南森町駅歩3分

7月25日(火)の午前11時~、午後2時30分~、6時~

朝、昼、夜の3公演。各回8人の人気落語家が登場。前売り一般3000円、高・大生2800円、小・中学生2500円

大槻能楽堂

夏休みおやこ教室

電話06-6761-8055
地下鉄谷町四丁目駅歩5分

8月3日(木)午前10時~

鼓や太鼓など能楽で使う楽器を弾くほか、能面を着けて歩くなどのワークショップと、新作能「光」の鑑賞を組み合わせた公演。案内人は、落語家の桂吉坊。前売り一般2100円、高校生以下1000円

近鉄アート館(あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階)

あべの歌舞伎
晴(そら)の会

電話06-6622-8802
地下鉄・JR 天王寺駅直結

8月3日(木)
~6日(日)
※3日は午後6時~▽4日~6日は各日午前11時~、午後4時~

上方歌舞伎塾Ⅰ期生の3人を中心に、あべのハルカスで年に1度開催する舞台。今年の演目は「東海道四谷怪談」。前売り一般7000円、高校生以下1000円。8月7日(月)には、出演者によるワークショップ「ようこそ歌舞伎の世界へ!」。一般2000円、学生1000円、中学生500円、小学生以下無料

天満天神繁昌亭

夏休み親子ウィーク

電話06-6352-4874
地下鉄南森町駅歩3分

8月14日(月)
~20日(日)午後1時~4時

パペット落語や似顔絵など、子供にもわかりやすい演目を選んで披露。前売り一般2500円、小・中学生1500円。※親子ペアチケットなら3500円に

大阪市立中央会館

島之内寄席

電話06-6354-7727の上方落語協会
地下鉄長堀駅歩6分

8月19日(土)
午後2時~

毎月1回、土曜の昼間に開催する寄席。8月は「島之内寄席」を50年以上前に立ち上げた六代目笑福亭松鶴孫弟子の会として開催。前売り一般2000円、高校生以下1500円

スペース9(あべのハルカス近鉄本店ウイング館9階)

女義太夫の会 はじめての義太夫ワークショップ

電話06-6372-6707の義太夫係
地下鉄・JR 天王寺駅直結

8月26日、9月30日、10月14日、11月11日各土曜日午後1時~

「日本が誇る伝統芸能 義太夫(語りと三味線)を知ろう! 学ぼう! 体験しよう!」をテーマに、三味線と語りを気軽に体験できます。参加費は、第1回が2500円、2回以降、各回三味線コース3000円、語りコース2000円。中学生以下は各回1000円

山本能楽堂

初心者のための
上方伝統芸能ナイト

電話06-6943-9454
地下鉄谷町四丁目駅歩2分

★8月19日のチケットをペア3組にプレゼント

応募は終了しました

7月~翌年3月の月1回土曜日午後6時~

能、狂言、文楽、落語などの中から厳選した演目を、初心者でも楽しめるように、ハイライト部分を上演する舞台。次回は8月19日(土)。「菊」をテーマに、春野恵子の浪曲「お菊と播磨」、桂ちょうばの落語「皿屋敷」、山本章弘ほかの能「菊慈童」。正面席4500円ほか

生國魂神社

上方はなし 彦八まつり

電話06-6354-7727
上方落語協会
地下鉄谷町九丁目駅歩4分

9月2日(土)
、3日(日)

落語家による文化祭・ファン感謝デー。落語家が出店する屋台のほか、ステージでのイベントも盛りだくさん。詳細は同協会HP

大槻能楽堂

ナイトシアター 能って難しい? いえ、けっしてそんなことはありません

電話06-6761-8055
地下鉄谷町四丁目駅歩5分

★9月7日のチケットをペア3組にプレゼント

応募は終了しました

9月7日、10月5日、11月2日の各木曜日午後6時30分~

わかぎゑふさんと大槻文藏さんとのトークショーと、能公演。9月7日は「土蜘蛛」。各回前売り一般5000円、同学生2700円、同25歳以下立ち見800円

大阪能楽会館

大阪クラシック特別企画
「能とクラシック」

電話06-6469-5174の大阪市文化課
地下鉄中崎町駅歩5分

9月14日(木)午後6時30分~

能とクラシックのコラボレーション。弦楽四重奏の旋律にのせて繰り広げられる幽玄の世界を。1階席2000円、2階席は、桟敷席のみ(1枡2000円・最大4人まで)

国立文楽劇場

日本の文化に親しむ 花の彩

電話06-6110-5245
上方文化芸能運営委員会
地下鉄日本橋駅歩2分

★ペア5組にプレゼント

応募は終了しました

9月28日(木)午後2時~

壬生狂言「紅葉狩」、浄瑠璃「かさね」、歌舞伎では片岡愛之助ほかが出演の「吉野山」と、多彩な舞台が楽しめます。入場料5000円

大阪市中央公会堂

ムムム文楽シリーズ
中之島文楽

電話06-6469-5174
大阪市文化課
地下鉄北浜駅歩3分

9月下旬

ビギナー向けの、文楽の魅力をコンパクトに凝縮した公演。分かりやすい演目、人気ゲストによる解説が人気。詳細は7月下旬に大阪市のHPで発表

国立文楽劇場

そうだ文楽に行こう!!
ワンコインで文楽

電話06-6211-6131のNPO法人人形浄瑠璃文楽座事務局
地下鉄日本橋駅歩2分

11月公演の締め切りは9月27日

近畿圏の18歳~30歳対象。11月公演(11月10日~11月25日)と、初春公演(来年1月12日~1月24日)の各公演の1時間前に劇場に集合し、レクチャーを受けた後、客席に移動、通常の公演を鑑賞。各回500円。申し込みはhttp://www.bunrakuza.com/onecoin/の申込フォームから

スペース9(あべのハルカス近鉄本店ウイング館9階)

喜楽に落語~ハルカス寄席

電話06-6622-8802
地下鉄・JR 天王寺駅直結

毎週火曜日、午後1時~と2時30分~

平日の昼間で、主婦が買い物ついでに立ち寄りやすい寄席。各回1000円

天満天神繁昌亭

乙夜寄席

電話06-6354-7727の上方落語協会
地下鉄南森町駅歩3分

★8月28日のチケットを3人にプレゼント

応募は終了しました

9月までは第2、4月曜日午後9時45分~

開催時間が遅く、仕事帰りにも立ち寄れる寄席。次回は7月24日(月)。一般1000円

天満天神繁昌亭

火曜の朝席

電話06-6354-7727の上方落語協会
地下鉄南森町駅歩3分

★8月29日のチケットを3人にプレゼント

応募は終了しました

毎週火曜日午前10時~

8月1日からスタートする企画。各回90分、ベテランから若手まで5人が登場。前売り1500円

まち歩きイベント

「文楽」ゆかりの地まち歩き

電話06-6211-6131のNPO法人人形浄瑠璃文楽座

8月6日(日)
~10月9日(祝・月)の全5回

「冥途の飛脚」「「新版歌祭文」など、大阪市内の文楽作品ゆかりの地を、文楽研究者や人形浄瑠璃文楽座の技芸員と一緒に巡ります。詳細は、大阪市HPで随時発表

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