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塾の夏期講習は特色を考え選択、無理のない計画を

塾の夏期講習は特色を考え選択、無理のない計画を

塾の夏期講習は特色を考え選択、
無理のない計画を

 待ちに待った夏休み。楽しみながらも、学習のリズムをくずさないようにするには? 「補習や講習を上手に活用する方法もあります」と、元・公立高等学校校長の廣岡徹さんは話します。

廣岡徹(ひろおかとおる)さん

廣岡徹(ひろおかとおる)

1947年兵庫県生まれ。兵庫県立高校教諭から県教育委員会、教育事務所長、県立高等学校長を経て2008年から兵庫教育大学教職大学院教授。14年3月退官、現在は講師。

 今回は、中学3年生の夏休みの補習・講習について考えてみましょう。

 そもそも、塾に通っている生徒は、学校の補習と通常の塾の学習、それに塾の夏期講習と3つのタイプを受ける機会があります。また、塾に通っていない生徒は、塾の夏期講習を受けるかどうか悩むかもしれません。

 どちらにしても、選択の基本は、時間的に無理をし過ぎないということです。受講するだけで疲れてしまっては本末転倒です。とはいえ「夏を制する者が受験を制する」と言われます。現状を多少は上回る負担は覚悟したいものです。

 選択に当たっては、個々の夏期講習の特色や目的を十分に理解する必要があります。学校の補習と塾の夏期講習の形態はおのずと違います。学校では基本的に一斉授業の形態で、レベルは基礎と発展の二段階から。一方塾の夏期講習では教科、受講回数、開講時間などを選択、さらに、苦手克服、発展学習、志望校別などコースも多様に選択できます。塾の夏期講習は自分の学習ペースと現在の学力を踏まえ、どのような力をつけるかという目的をしっかりと定めて選びましょう。

学校の補習で生活のリズムを確保

 学校の補習は、一般的には午前中に、時期は夏休みの前半と後半に実施されることが多いようです。その場合は、私自身は基本的に受講すべきだと考えています。理由の一つは、生活のリズムを変えずにすむからです。規則正しい生活は学習にも効果的です。また夏休み明けも生活のリズムを変えずにすみます。

 さて、どの補習・講習を利用するかが決まれば次に、それらを40日間の計画表に落とし込む必要があります。縦軸に1時間ごとに区分した一日の時程表、横軸に日時の行を作り、それぞれの時程に、学校の補習、塾の夏期講習、通常の塾の時間を太線で枠囲みをして書き込んでいきます。次にその枠囲み以外の空欄に宿題や課題に取り組む時間を配分していきます。1日のうちの休憩時間、1週間のうちの休憩日、友人と過ごす時間なども含めて記入していきます。完成したもので、まず計画を始めましょう。そして、無理があったり、あるいは余裕がある場合、ともに自主学習の時間で調整しましょう。

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