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旧学区外受検は微増傾向、 約80%前後が旧学区校へ

旧学区外受検は微増傾向、 約80%前後が旧学区校へ

旧学区外受検は微増傾向、
約80%前後が旧学区校へ

 3年目を迎えた兵庫県公立高校の新学区受検。今年度、旧学区外からの受検者は約14%と微増傾向に。受検の状況を、元・公立高等学校校長の廣岡徹さんに解説してもらいました。

廣岡徹(ひろおかとおる)さん

廣岡徹(ひろおかとおる)

1947年兵庫県生まれ。兵庫県立高校教諭から県教育委員会、教育事務所長、県立高等学校長を経て2008年から兵庫教育大学教職大学院教授。14年3月退官、現在は講師。

 兵庫県教育委員会が、平成29年度の複数志願選抜における受検の状況などの結果を発表。受検生の動向の概略をまとめてみました。

 旧学区外からの受検者の割合は、全体平均で14.3%(昨年13.0%)と継続して微増傾向にあります。各学区の状況は次の通りで、( )内の数字は、初年度(平成27年)との比較です。

 第1学区=15.6%(3.7%増)▽第2学区=18.2%(4.6%増)▽第3学区=14.5%(0.4%増)▽第4学区=11.6%(2.4%増)▽第5学区=5.6%(2.5%増)。

 旧学区外受検の比率を、旧学区内で比較した資料によると、旧学区内でも差が見られます。例えば、旧神戸第2、旧尼崎、旧宝塚、旧明石、旧西播、旧南但の各学区では、全体平均に比べて高い傾向にあります。一般的に、交通の利便性に恵まれている学区で志望校の幅が広がるという傾向があるようです。

 一方、旧学区外からの合格率は、その受検率に対して全体に1%程度下回っています。これは、挑戦志向が働いた結果と読めなくもありません。ただ第5学区だけは例年、ほぼ同率です。

 微増傾向とはいえ、全体としては80%前後が旧学区内で受検。魅力や特色ある高校を選択したともいえます。

選択肢の拡大、71.9%が肯定的評価

 新学区による高校の選択肢が増加したことについて「よかった・少しよかった」と考える生徒は年ごとに増加。前年度の60.0%から今年度は71.9%に増えています。

 志望校の選択にあたって生徒が重視した内容は、校風・雰囲気29.7%、通学の利便性28.1%、進学・就職状況25.5%、部活動23.0%(複数選択)。この結果から、中学生は受検高を総合的に判断して選択しているといえます。

 高校生活の充実度については、平成29年度入学生の86.5%が「充実している・少し充実している」と回答しています。

 また、中学校から見た生徒の進路意識について「高校の魅力・特色について関心を持つようになった」との回答が平成27年度の53.0%から68.2%と増加しています。

 3年を経た新学区入試は、順調に推移しているといえるでしょう。

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