1. 兵庫トップ
  2. くらしの情報
  3. 遺産相続でもめています。調停について教えてください

遺産相続でもめています。調停について教えてください

遺産相続でもめています。調停について教えてください

Q. 遺産相続でもめています。調停について教えてください

遺産相続でもめていて、複数の相続人がそれぞれ違うことを主張しているのですが、調停で穏便にすませたいと思っています。まとまらなかったらどうなりますか。

当事者の譲り合いで解決 まとまらなければ審判へ

 「調停」とは、私人間の紛争について、裁判所において、当事者の譲り合いによって解決する手続きです。民事調停と家事調停があり、遺産相続は、家事調停のほうです。

 調停を開始するには、裁判所に申立書を提出する必要がありますが、その記載の要件は裁判よりも緩やかなので、弁護士などの専門家に頼む必要が必ずしもなく、本人でも可能です。また、お互いが譲り合えれば、比較的短期間で解決できます。さらに、申立てにかかる手数料が、裁判の約半分となっています。

 一方、強制力がないこと、調停委員の当たり外れがあり、必ずしも法的に正しい方向に導かれるとは限らないというデメリットがあります。

 調停の成立には当事者全員の合意が必要ですから、複数人が違う主張をすると、すり合わせは困難を極めます。

 調停が不成立となった場合は、内容により審判または裁判に移行します。審判は裁判官が結論を決めるもので、遺産分割は原則的にこれで終結しますが、裁判が必要になる場合もあります。

写真

山岸久朗法律事務所
山岸久朗弁護士

大阪弁護士会所属。MBS「せやねん!」、ABC「おはよう朝日です」などでも活躍中。著書に「勝つ相続」

同じジャンルの記事を読む

人気記事ランキング

  1. 兵庫トップ
  2. くらしの情報
  3. 遺産相続でもめています。調停について教えてください


会員登録・変更