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読解力と暗記力をつけて 国語の成績アップ術

読解力と暗記力をつけて 国語の成績アップ術

上野緑子先生 写真

上野緑子先生

神戸大学教育学部卒業。幼児教室の教師や小学校受験の個人教師を経て、現在は、教育コンサルタントとして、原稿執筆、講演など教育・子育てをテーマに活動中。一男一女の母。

 国語の成績をアップさせることは、難しいことだと思われがちですが、実は方法があるのです。
 まず、必ずやっていただきたいのが、漢字や慣用句などをこつこつとまじめに覚えること。まじめに勉強しさえすれば、結果が出ることはためらわずにやりましょう。そして、一番やっかいだと思われがちな読解力ですが、それも持って生まれた力やセンスなどではなく、努力で実力がつくものなのです。
 では、その読解力がアップする方法をご紹介しましょう。

読解力はこう鍛える

◇教科書を音読をする

 音読すると耳からも入ってくるので、文章の内容を理解しやすく、わからない漢字もそのまま読み飛ばすこともありません。

◇教科書を書き写す

 国語の教科書の説明文、論説文、評論文などを書き写しましょう。語彙(い)も増え、言い回しや文章構成も学べます。
 国語の問題の中で、選択問題や解答部分を文章中から抜き出す問題ではなく、自分で文を作り解答する問題がありますが、これは苦手な子どもが多いのです。
 口頭では答えることはできても、いざそれを文にするとなるととたんに書けなくなる子どもは多いので、文を書くことに慣れるため、文章の書き写しをお勧めします。

◇文章を要約する

 長い一文を10字までにまとめてみるとか、一つの段落の文章を一文にまとめてみるなどの練習をしてみましょう。長い一文を10字以内にまとめるというのは、修飾部分を落としていき、主語と述語のみの文章にすることです。そのためには文法も理解していなければなりませんね。

◇接続詞は丸で囲み注意しながら読む

例えば、
「つまり」「要するに」の後には要約した内容がある
「なぜなら」の後には理由、原因がある
「だから」「それで」の後には結論、結果がある
 このように接続詞の役目を理解し、気に留めながら読んでいくと、文章の流れを理解しやすくやすくなります。

◇文法を理解する

 中学生では各品詞の活用なども覚えなくてはなりませんが、小学生で一番大切なことは、主語、述語、修飾語などの文の組み立てを理解することです。主語・述語が理解できると、その文の一番言いたいことが見えてくるからです。

努力が点数に結びつく暗記物

◇漢字を覚える

 漢字の点数が取れないということは、さぼった証拠です。書き順、とめ、はねなどに注意して覚えましょう。漢字や熟語の意味がわからない言葉は必ず意味を調べましょう。

◇言葉の意味を覚える

 教科書に出てくる知らなかった言葉の意味は必ず調べ、さらにその言葉を使った短文を作る練習が効果的です。

◇慣用句やことわざを覚える

 慣用句やことわざを覚える際は、例文と共に覚えるようにしましょう。また、先ほどと同様にその言葉を使った短文を作る習慣をつけましょう。

 いかがでしたでしょうか。今はLINEなどが普及し、文章の代わりにスタンプですませたり、また、漢字も簡単に変換でき、子ども達だけでなく私たち大人も国語力が衰えてきそうですね。まだまだ学ばなければならない子ども達はなおさら気をつけなければなりません。
 読解力が弱いと、数学や算数の問題の意味が理解できなくて問題が解けない場合もあります。理科や社会の教科書の内容を理解することにも苦労します。だから国語は全ての教科の土台だといわれており、とても大切な教科なのですが、このように努力や心がけで成績アップにつながる教科なので、ぜひこちらに挙げた方法を実践してみてください。


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