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最終回 カンタン!カワイイ!【小さな食器】と苔玉のコンビネーション

カリスマガーデナー石原和幸の小さなコンテナガーデンから始めるグリーンのある暮らし

世界屈指の花と緑の祭典、チェルシー・フラワーショーの金メダリストが教える、お手軽ガーデニングレッスン。あなたのいつもの空間で「緑のすばらしさ」を簡単に楽しく体感できる、一流のガーデニングテクニックをご紹介します!

最終回 カンタン!カワイイ!【小さな食器】と苔玉のコンビネーション

作品写真
マグカップや茶碗がおしゃれに変身

ここ最近、ガーデニング愛好家たちの間で人気があるのが、苔玉。まん丸いグリーンの玉から植物がニョキッと出ている姿が、なんとも愛嬌ありますよね。近頃はホームセンターでも見かけるようになって、手軽に手に入るようになりました。そんな苔玉を、今回は小さな器と組み合わせて、プラスアルファの楽しみ方をご紹介します。買ってきた苔玉を使ってもいいのですが、ここでは苔玉を作るところからご説明しましょう。

ポイントは手早く「クルクル」巻くこと!

「苔玉を作るのって難しそう…」と思うかもしれませんが、僕の苔玉作りはとてもカンタン。苗ポットから抜いた株をそのままハイ苔で包み、糸でクルクル巻くだけです。注意点といえば「手早く作ること」でしょうか。あらかじめシート状に広げておいたハイ苔を手の上にポンと乗せて、その上にサッと苗を置き、サササッと包むのです。ゆっくりやると、土やハイ苔がポロポロと崩れてきてしまいます。今回は器と合わせるのがコンセプトですが、もし苔玉だけを作りたかったらプロセス[6]で完成です。この場合は糸をさらに4、5周巻き付けて、苔をきっちりと固定しましょう。

好きな植物+器、でいろいろチャレンジを

作り方をご紹介するのは、写真のいちばん右の「コムラサキ+小皿」の作品ですが、ほかにも2つ、バリエーションを作ってみました。作り方はまったく同じです。いちばん左は、千日紅(センニチコウ)を小さくしたようなアルテルナンテラ・ポリゲンス(花屋では「千日小坊®」という名前で見かけます)と茶碗を合わせて、真ん中は、斑(ふ)入りのドクダミとマグカップのコンビネーションです。同じ苔玉のアレンジでも、植物や食器の種類によって雰囲気が全然違うでしょう? 皆さんの好きな植物を見つけて、ぜひ挑戦してみてください。

さて、今回で僕の連載「グリーンのある暮らし」も最終回です。皆さん、いかがでしたか? いくつか試してみることはできましたか? もし皆さんのお部屋のグリーンがひとつでも増えたとしたら、それこそが僕の喜びです。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています!

材料

材料

(左奥から)
ハイ苔、山苔、コムラサキ、木綿糸、Uピン、小皿
作り方
  • 作り方(1)

    ティッシュペーパー大のサイズに広げたハイ苔を手のひらに乗せ(表面を下にする)、苗ポットから抜いたコシキブを置く。

  • 作り方(2)

    苗の土が崩れないよう、手早くハイ苔で包む。手のひら全体で、出っ張った部分を押し潰すようにしながら球状に形を整えていく。

  • 作り方(3)

    こんな感じに。

  • 作り方(4)

    糸で巻きつけていく。まず、胴回りを1周させて結び、糸端を固定。

  • 作り方(5)

    長いほうの糸をぐるぐると苔玉に巻きつけていく。縦横まんべんなく、6、7周ほど巻く。

  • 作り方(6)

    小皿に乗せる。

  • 作り方(7)

    苔玉表面の小皿からはみ出た部分を山苔で覆っていく。所々をUピンで固定しながら形も整えていく。

  • 作り方(8)

    葉が多すぎる部分は、何枚か取り除いてスッキリと。

完成写真
お手入れ
  • 室内の明るい場所に置く。
  • 苔の表面が乾燥しないよう、こまめに霧吹きをかける。
  • 水やりは、器から水があふれないように注意しながら。
  • 苔玉を持ち上げて軽いようなら、乾燥している証拠。水を張ったボウルなどに、苔玉ごと浸して給水させる。

<構成/佐々木 瑞紀、撮影/押小路 実美>

Plants café

<取材協力>

今回は、かつて石原氏が自らデザイン・施工した、門前仲町にある緑豊かなカフェで撮影を行いました!

Plants café
TEL:03-5875-9668

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石原和幸さん(写真)

石原和幸さん

庭園デザイナー。1958年長崎県生まれ。22歳で生け花の本流『池坊』に入門。以来、花と緑に魅了され路上販売から店舗、そして庭造りをスタート。その後、苔を使った庭で独自の世界観が国際ガーデニングショーの最高峰である「英国チェルシー・フラワーショー」で高く評価され、2006年から異部門で史上初の3年連続金メダルを受賞した。
続いて2010年、2011年と大会の花形でもあるショーガーデン部門に出展。
2011年の作品は羽田空港第一ターミナルに再現し日本の風景の美しさをアピールした。2012年、2013年は環境に配慮した職人技と芸術性がテーマのアルチザンガーデン部門で金メダルとベストガーデン賞(部門最優秀の庭)を2年連続ダブル受賞。全国では庭と壁面緑化事業を展開し、環境保護に貢献すべく活躍中。

» 石原和幸デザイン研究所

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