1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. ひとりで苦しまないで!夫からのモラル・ハラスメント

ひとりで苦しまないで!夫からのモラル・ハラスメント

morahara
自身のモラハラ体験をつづったまっち~さんの著書『夫からのモラルハラスメント』(河出書房新社)
「モラハラ」ことモラル・ハラスメントとは、精神的ないじめのこと。学校や職場のいじめもそうですが、殴る蹴るなどの暴力は見つかりやすく証拠も残りやすいのに対し、無視や嫌がらせなど精神的ないじめは周囲の人にはわかりにくいのが特徴です。まして他人の目が届かない家庭内で起きたことは、被害者が声を上げない限り誰にもわかりません。

「自分は王様、妻は奴隷」がモラハラ夫の本質

自身のモラハラ体験をつづった、まっち~さんの著書『夫からのモラル・ハラスメント』(河出書房新社)には、以下のような一節があります。

「お前が奴隷にならなければ、俺は王様になれないんやぞ!」
結婚して数カ月経った頃、ケンカをしているときに夫がそう叫んだ。
「えっ? もし、あなたが王様なら、夫婦なんだから、私は女王様なんじゃないの?」
「アホ言え! 女王様やったら対等やないか。あくまでもお前が奴隷になって初めて、俺が王様という立場と権限が手に入れられるんやないか!」

ここまで過激な物言いではなくても、自分が優位に立つために、相手を徹底的に服従させ支配しようとする態度こそがモラハラの本質だと、本を読んで感じました。ネット上には「ため息や舌打ちをする」「バカにして悪口を言う」「マイルールを押し付ける」など、さまざまなモラハラ夫チェック項目が挙げられていますが、事の大小に関わらず、理不尽な行動や言動で相手をコントロールしようとするのが彼らのやり口なのです。

「自分がされたこと」を書き出してみよう

モラハラについて、まっち~さんは「自分が傷ついたかどうか」を基準に考えることを提案しています。そこで試してほしいのが、今まで自分がされたこと、言われたことを書き出してみる方法です。書き出した事実を読んでみて「つらい」「苦しい」「恐ろしい」と感じたあなたは、自分でも気づかないうちに深く傷ついているのでは? 少しでも思い当たる人は、事実を書き出した紙を持参して、早めに公的機関や専門家など第三者に相談しましょう。

理不尽な仕打ちに耐えて、壊れてしまう前に

まっち~さんの場合、空手有段者の夫から暴力を受けたことをきっかけに、別居に踏み切り離婚したのですが、「あの時逃げ出さなければ、本当に壊れてしまっていたと思います」と当時を振り返ります。そして、かつての自分と同じように悩む人には「じっと耐えて夫の理不尽なルールに沿うように努力するよりも、自分の身の上に何が起きているのか気づく努力をして下さい」とメッセージを送ります。

「私にも悪いところがあるから」「子どものことが心配」と思い、なかなか行動に踏み切れない人もいるかもしれません。しかし誰かに相談したからといって、いきなり離婚を考えなくてもいいのです。まずは、毎日をおびえて暮らしているあなたが、身の安全・心の平和を取り戻す方法を探ってみませんか?

<参考サイト>
■ まっち~さんのブログ「モラルハラスメント・ブログ」
 http://blog.goo.ne.jp/machimachi_2005

■ モラル・ハラスメント被害者同盟
 http://www.geocities.jp/moraharadoumei/

<文:ミキモトミキ>

  1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. ひとりで苦しまないで!夫からのモラル・ハラスメント
大人の女性のための 美・健康・エイジングケア

会員登録・変更