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そのメールを開けてはいけない…本当にあった迷惑メールの怖い話

あなたにも忍び寄る、迷惑メールの恐怖…。架空請求やウイルス感染など、読者のまわりの体験談をもとに、対策方法を専門家に聞きました。

話を聞いたのは
一般財団法人インターネット協会 主幹研究員 大久保貴世さん
インターネットや携帯電話のルールやマナーの啓発、トラブル相談窓口の相談対応を行っている

迷惑メールは休日に増加
とにかく開かないこと!

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全国で1日6億通以上届いているといわれる迷惑メール(※)。その多くは、広告・宣伝が目的のもの。でも、なかには詐欺やウイルスなど、トラブルにつながるメールもまぎれているので、身に覚えのないメールは開かないのが鉄則です。
もし、開いてしまっても、「URLはクリックしない」「添付ファイルは開かない」「返信しない」こと。こちらがアクションしない限り、相手は何もしてきません。
とはいえ、どれが迷惑メールか、自己判断は難しいですよね。プロバイダや携帯電話会社、メールソフトのフィルタリングサービスを利用すると選別が簡単になります。
迷惑メールが増加するのは、メールをチェックしやすい週末や、ボーナス後で財布が緩みやすい年末年始。油断せず注意しましょう。

※総務省の電気通信事業者10社を対象にした調査より(2015年12月末時点)


毎日、迷惑メールが大量に届く。
メールアドレスが漏れているのかも?
(37歳・東京都町田市)

転売名簿などからアドレスが流出することもありますが、自分のホームページやブログに問い合わせ先としてメールアドレスを掲載したり、掲示板やSNSに書き込むと、自動的に収集され利用されることが。迷惑メールを送る業者が文字や単語を機械的に組み合わせて作ったアドレスが、自分のアドレスと一致してしまうことも。また、迷惑メールに書かれたURLにアクセスしてしまうと迷惑メールが増えることもあり、完全に防ぐことは難しいのです。

迷惑メールの受信対策

①メールアドレスはネット上に公開しない
公開する場合は、メインで使用しているメールアドレスを避け、フリーメールなどの捨ててもよいアドレス(いわゆる捨てアドレス)が無難です。

②推測されにくいメールアドレスにする
数字の羅列やありきたりな単語だと推測されやすいので、複雑なメールアドレスにしましょう。

③メールのフィルタリング機能を利用する
利用しているプロバイダや携帯電話会社、メールソフトで提供している迷惑メールのフィルタリングサービスを利用しましょう。迷惑メールの受信拒否や、キーワードやアドレスを指定して専用ボックスへ隔離することができます。


友人が架空請求メールにひっかかって
28万円払ってしまった!
(35歳・兵庫県神戸市)

最近の架空請求メールは、過去に利用したことがある企業やサービスを名乗ったり、フリーダイヤルを記載したりと巧妙です。支払ってしまったら、お金はまず戻りません。

この請求メールは本物? 見分ける方法

請求メールを開いて、本物かどうか不安なときはまずは次の2点をチェック。あてはまるものは架空請求メールの可能性大です。

①宛名が書かれていない

②期日までに支払わなければ「身辺調査を行う」「強制執行の法的措置に移行」などと書かれている


銀行を名乗るメールに誘導されたサイトで、ネットバンキングのパスワードを入力しそうに。
ブラウザがフィッシングサイトの警告を出してくれて助かった。
(33歳・北海道札幌市)

銀行を騙るフィッシング詐欺です。入力サイトに誘導するURLには受信者のメールアドレスが組み込まれています。クリックするとそのアドレスを使っている人が存在し、サイトにアクセスしたことが送信者に知られてしまいます。クリックするだけで迷惑メールが増えるので、安易にクリックしないように。

偽サイトを見破る方法

①メールに表示されているURLと、クリックして開いたサイトのURLが違う
偽サイトに多くみられる特徴です。URLにカーソルを合わせると、ブラウザの一番下にリンク先のURLが表示されるので、クリックしなくても確認することができます。
偽サイトに多くみられる特徴

②入力ページのアドレスが「https:」で始まらない
「https:」で始まるページは、情報が暗号化され個人情報が保護されています(SSLページ)。「http:」から始まる場合は、通常のページなので警戒を。

③発信元になっている企業の公式サイトで、詐欺への注意が書いてあるかチェック
同様の詐欺が発生している場合、企業の公式サイトで注意喚起をしています。怪しいメールだと思ったら公式サイトをチェック。

④発信元になっている企業に問い合わせる
発信元企業の公式サイトに記載されている問い合わせに連絡をし、確認して。その際、迷惑メールに記載されている問い合わせ先は偽物なので、絶対に連絡しないように。


親のパソコンがロックされた。
「お金を払わないと解除しない」と脅迫が!!
(32歳・大阪府大阪市)

話題の「ランサムウェア」がしかけられたウイルスメールです。添付ファイルを開くと、遠隔操作でパソコンをロックしたりファイルを使用できない状態にし、元に戻すことを条件に身代金を要求するもの。こうなると、パソコンを初期化しなければなりません。重要なデータは、USBなどパソコンの外部にバックアップをとっておくと、初期化後に復元できます。

ウイルス対策

①パソコンやスマホのOSやソフトウェアは最新にしておく
OSやソフトウェアには、「セキュリティホール」と呼ばれるウイルスの抜け穴が見つかる場合があります。その穴をふさぐ修正プログラムが随時公開されていて、パソコンに通知が届くので、定期的に更新しましょう。

②ウイルス対策ソフトを必ずインストールして最新にしておく
ウイルスが侵入してきた場合に備えて、ウイルス対策ソフトは常に最新の状態にしましょう。

③おかしいと思ったらすぐにウイルスチェックをかける
知らないうちにウイルスに感染している場合もあります。パソコンの動作がおかしいと思ったら、すぐにウイルスチェックを。

トラブルにあったら…下記の相談窓口へ
インターネットホットライン連絡協議会
http://www.iajapan.org/hotline/

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