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今年はミュージカルがアツい!マニアに聞く観劇のポイント

歌って踊り、演技する――お芝居に加えて、歌やダンスなどさまざまな魅力が詰まったミュージカル。今年は帝国劇場や劇団四季シアターなどで、多くの大作が上演される当たり年と言われています。そこで、ミュージカル界の最新事情や、初心者でも満足できる観劇方法などを筋金入りのミュージカルマニアに取材しました!

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東京芸術劇場や国立劇場、博品館劇場などの劇場でたくさんのミュージカルが上演されています

ミュージカルマニアに聞く最新事情2016

話を聞いたのは、年間100本のミュージカルを観劇する30代の女性会社員Sさんと、「帝国劇場に住みたい」が口癖の40代の女性会社員Yさん。どちらもミュージカル観劇歴15年以上のマニアです。

――ずばり、ミュージカルの一番の魅力は?
Yさん:普通のお芝居と違う点で、やはり音楽。さまざまなシーンを音楽で演出して、それにのせて歌う生声のセリフに引き込まれます。キャストの迫力あるダンスも魅力的です。

――ミュージカルは、突然セリフを音楽に合わせて歌ったり、踊ったりするのがちょっと見ていて照れくさいようなイメージがあるのですが…。
Sさん:それは昔の話。以前は訳詩のレベルが高くなかったこともあり、無理やり音楽にセリフをのせていて、ちょっと不自然だったのかも。今は演出、訳詩、そしてキャストのクオリティが高くなっていて、ずっと楽しくなっています!

――今、ミュージカル人気が高まっていると言われる理由は?
Sさん:ミュージカルで活躍する人たちが、テレビでも注目されたことが大きいかも。たとえば、帝国劇場で8月から上演される『王家の紋章』で主役を務める浦井健治さんは、ドラマ『ニーチェ先生』や『いつ恋』。『下町ロケット』で話題になった山崎育三郎さんも、ドラマの出演が4作品続いています。

Yさん:「StarS」効果ね! ミュージカル界のプリンスと言われている井上芳雄さん、山崎育三郎さん、浦井健治さん、3人のユニットで、武道館でコンサートを開催するぐらい人気がある。逆に、小池徹平さんや神田沙也加さん、ジャニーズメンバーなどが、ミュージカルに出演することも人気につながってると思います。

Sさん:あと、「2.5次元ミュージカル(※注)」の影響も大きい! 『テニスの王子様』や『デスノート』など、アニメやマンガが原作のミュージカルのことで、原作ファンが新しい客層になっています。

さまざまな要素で高まるミュージカル人気。マニアの熱いミュージカル愛に刺激を受けて、どんどん興味が湧いてきました。

※注:アニメやマンガなど2次元の世界を舞台化(3次元化)することから、“その中間の次元”という意味で「2.5次元」と呼ばれる。

作品の選び方と、お得にチケットを入手する方法

ミュージカルを観てみたい!と思っても、初心者は、どの作品を見たらいいのか迷うもの。そこで、マニアの2人に聞いたポイントをまとめました。

●まずは帝国劇場のサイトをチェック
帝国劇場はメジャーなミュージカル作品の上演が多いので、観たい作品に出あいやすいそうです。

●各劇場の情報をまとめて探すなら、プレイガイドサイトが便利
チケットぴあなら、トップ画面から「ミュージカル・ショー」を選択。ローチケHMVの場合は「演劇・ステージ」を選択すると、ストレートプレイ(通常の演劇)とミュージカル作品がヒットするので、作品名の下にミュージカルと表記しているものをチェックしていきます。

●「作品で見るか」「人で見るか」
演目が表示されたら、知っているタイトルや好きな俳優が出ている作品を探しましょう。何かしらとっかかりがあると、より楽しめます。
私はマンガを読んだことがある『王家の紋章』と、主役の城田優さんをナマで見てみたいので『エリザベート』に惹かれました。

●チケットをお得に入手するには?
気になる作品が見つかったら、サイトから申し込みます。その際、メルマガ会員に登録しておくと、最新情報が定期的に届くので便利。お気に入りのキャストができたら、ファンクラブに入るのもポイントです。人気が高く入手困難なチケットも比較的取りやいそう。
また、セディナが発行するクレジットカードで決済する「チケットセディナ」では、チケットの割引や特典付きなどのサービスがあります。サンケイリビング新聞社の「BUTAKOME(舞台袖より愛をこめて)」も比較的ミュージカルの扱いが多く、割引や特典、貸切公演などを行っています。

●どの席を選べばいい?
気になるチケットの値段は劇場や演目によって異なりますが、帝国劇場はS席1万3500円、A席9000円、B席4000円。S席の料金は初心者にはハードルが高いですが、座席は全部で約1800席なので東京ドームなどのコンサート会場に比べると、とってもコンパクト。「B席でもオペラグラス持参なら十分に楽しめる」とSさん。オペラグラスは、有料で貸し出しを行っている劇場もあります。

無事にチケットが手配できたら、さっそく観劇です。幕が上がれば、そこは夢の世界!

マニアがオススメ!初心者が今年見るべき2作品

初心者向けのオススメの作品は、ストーリーが理解しやすく、有名なキャストが出演しているもの。そうした作品は話題性が高いこともあり、あっという間にチケットが完売してしまいがちです。ただし、劇場によっては当日券や補助席を発売することもあるので、最後まで諦めてはいけません!

●エリザベート
上演期間:2016年6月28日(火)~7月26日(火)
会場:帝国劇場
キャスト:トート役 城田優/井上芳雄(Wキャスト)
見どころ:城田優さん、StarSの井上芳雄さんと山崎育三郎さん、ジャニーズJr.の京本大我さんなどが出演。以前、ヒロインの皇后エリザベート役を演じた涼風真世さんが皇太后ゾフィ―役として登場。マニアのYさんは、城田優さんの大理石のような肌を一目見るだけも価値ありと絶賛。残念ながらチケットは完売しているので、ぜひ当日券を狙ってください!

●王家の紋章
上演期間:2016年8月5日(金)~8月27日(土)
会場:帝国劇場
キャスト:メンフィス役 浦井健治/キャロル役 宮澤佐江/新妻聖子(Wキャスト)
原作:細川智栄子あんど芙~みん『王家の紋章』(秋田書店「月刊プリンセス」連載)
見どころ:原作は累計発行部数4000万部、40年を超えて連載中の大人気マンガ。初の実写化です。ヒロインのキャロル役には今年2月にAKBグループを卒業した宮澤佐江さん、声優界のプリンス宮野真守さんが出演することでも話題です。とにかくウットリするようなイケメンが勢ぞろい。元祖“オレオレ系男子”メンフィスの強引さにメロメロになること間違いなし!
※関連記事 浦井健治スペシャルインタビュー(BUTAKOME)

1役を2人で演じるWキャストは、それぞれを見ることで「キャストによってこんなに表現の仕方が違うんだ!」と感動するそう。その違いを体感するために、マニアたちは一番安いB席を狙い、何度も劇場に足を運ぶそうです。気になる作品が見つかったら、ぜひ劇場に足を運んでみてください。

<文:緑川泉>

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