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昔取ったアノ資格の生かし方~その資格今こそ使おう!

以前、就職や仕事などに役立つと思って取ったあの資格が、使い方次第で再就職に直結!? 眠っている資格のイマドキの活用法を取材しました。

アドバイス・監修
キャリアカウンセラー いぬかいはづきさん
All About「仕事に活かせる資格」ガイド。日本キャリア開発協会CDA、産業カウンセラーとしてキャリアカウンセリングに従事した経験を生かし活躍中。


役立っている資格がまったくない人は約4割

Q.役立っている資格はいくつありますか?

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読者アンケートによると、資格(認定・検定を含む)の取得数は「2つ」が19%と一番多く、次に「3つ」「1つ」。ただし、取得した資格のうち、役立っているものが「全くない」と回答した人は約4割もいました。

※2016年4/21 ~ 27にリビング新聞の公式サイトで「仕事に役立つ資格アンケート」調査を実施(有効回答数/女性664人)


持っている人が多い資格の“使える度”をチェック

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いぬかいさん 「社会・企業のグローバル化により、英語のスキルは、流通・観光・海外進出企業などでも求められています」

読者の取得率は、19.1%で2番目に多い(英検2級・準1級・1級、TOEIC600点台以上の総計)。学生時代の取得が主。
もっと詳しい情報を見る>>

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いぬかいさん 「3級・2級だけでは正直厳しい。級を上げたり、自分の強みを生かせる他の資格・経験をプラスしたりして!」

ビジネスマナーなどが身に付く資格として、就職に備えて3級・2級を取得した人が多い。

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いぬかいさん 「2016年3月のハローワークでの資格別求人数を見てみると、『日商簿記』は第2位にランクインしています」

簿記:読者の取得率は、22.7%で1番多い(簿記3級・2級・1級の総計)。経理に生かせる資格。コスト感覚、経営感覚も身に付く。

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いぬかいさん 「待機児童の問題を抱え、国でも力を入れている分野。保育スタイルが多様化し、引く手あまた」

短大や大学などで必要単位を取得して資格を取った人が多い。国家資格。 もっと詳しい情報を見る>>

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いぬかいさん 「超高齢化社会で介護関連の資格はますますニーズが高まっています。ただ制度が変わっているので注意が必要」

公的資格の旧ホームヘルパー(現在、介護職員初任者研修や実務者研修)や、国家資格の介護福祉士・ケアマネージャーなど、介護の仕事に必要な資格。もっと詳しい情報を見る>>

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いぬかいさん 「再就職にはやはり実務経験が欲しい。ない場合は、パソコンスキルなどとの合わせ技で、ヤル気をアピール」

医療機関でのレセプト作成やカルテ管理、医療用語などの基礎知識が身に付く民間の資格。

資格を取った時の努力や時間は無駄じゃない!

★取った時に「楽しかった」資格を基点に再就職を考える

ブランクが長い人の場合、「せっかく取得した資格や経験を、もう使えないと捨ててしまいがちです。もちろん、そのままでは役に立たないこともありますが、ちょっと視点を変えるだけで、再就職の武器になるんです」と、キャリアカウンセラーのいぬかいはづきさん。

「資格を取った時間、努力は無駄にはなりません。その勉強をしている時に楽しかった・好きと思えたなら適性あり。そのジャンルでのスキルアップで根拠のある努力につながります。例えば、学生時代に英語が好きで英検を取ったなら、今度はビジネス向きのTOEICに挑戦。応募書類に両方書くことで、ずっと勉強を続けてきたというストーリーが作れ、アピールできます」

★ニーズを把握して効率的に! 家庭での経験もキャリアです

時代のニーズも気になるところ。「昔は“読み・書き・そろばん”?でしたが、今は“英語・パソコン・簿記”。これらの資格をプラスしたり、ブラッシュアップしたりするのは効率的です。またブランク中に、ボランティアで英語を教えていた、PTA活動で書類をパソコンで作っていた、家計簿をつけていたなども、十分キャリアに加味できます。自信を持ってアピールしましょう」

「特に保育士や看護師、介護関連は人材不足のため、国も力を入れている分野です。ブランクが長い人や実務経験がない人への受け皿も、今は整備されつつあります。子育てや介護の経験は、むしろ歓迎ムードです。案ずるより始めたほうが、メリットは大きい」と話します。


ブランクがあっても大丈夫
今、ニーズの高い資格はコレ

多少のブランクがあっても、今の時代が求めている資格なら生かすチャンスがアップ!
特に、保育士・介護関連・英語関連は、今こそ使いたい資格です。そこで、いぬかいさんがアドバイス。

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待機児童解消に向けて処遇の改善が進行中!

資格を持っているのに保育士として働いていない人は、全国で約70万人。読者アンケートによると、資格を活用しない理由の1位は「家事・子育てに専念したい」、2位が「給与・待遇が良くない」「仕事がハード」でした。
しかし今、国も保育士不足を解消するために、復職者への一時金の支給や子どもの保育所への優先入園などの対策を進めています。
「資格取得者にとっては売り手市場ですが、現場を離れていたり、未経験だったりして、自分にはできないと思う人が多いようです。アレルギー対応など、確かに昔とは変わっている点もあるので、研修なども利用して」と、いぬかいさん。

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Brush-up

幼稚園教諭の資格がある場合は、追加の講習で保育士資格を取得可能。国の“幼保一体化”の流れにも対応
保育士+英語など資格を複合的に持つと、保育園内での英語指導や子ども英語教室など活躍の場が広がる

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人材確保が必要な介護分野 特に「介護福祉士」は貴重

介護関連も人手不足の分野。進む高齢化社会に対応するため、さまざまな制度改正が行われてきました。
2013年には、ホームヘルパー3級が廃止。ホームヘルパー2級は「介護職員初任者研修」に、ホームヘルパー1級は「実務者研修」に変更されました。
「今持っている資格と照らし合わせ、現状に合った資格に更新しておきましょう。取得済みの資格をベースに受講・資格取得ができます。上位資格の『介護福祉士』は国家資格で貴重な存在、将来的に目指すのもいいですね。また、車イスの介助などができる『サービス介助士』は注目の民間資格。百貨店、観光地など、幅広く活躍の場があります」

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Brush-up

旧ホームヘルパー3級の場合は、現在そのままでは使えない。まず追加研修で「介護職員初任者研修」を取得
「介護福祉士」を目指すなら、「実務者研修」にチャレンジ! 介護のスペシャリストに

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いつの合格・スコアかが大事 語学スキルは更新しておこう

社会やビジネスのグローバル化が進み、英語関連の仕事は安定的にあります。「子ども英会話の講師は求人が増加中です。外国人観光客の対応、中小企業の海外進出に伴う仕事、IT業界のマニュアル作成など、英語を必要とするシーンが多彩にあります。加えて2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、ニーズは高まりを見せています」と、いぬかいさん。
しかし、「語学は日々使っていないとスキルが落ちるので、いつの合格・スコアかが大事。英検なら同じ級か上の級、TOEICも再度受けて600点以上を獲得し、最新の資格に更新を。近年、より実践的なテスト内容になっているのでチェック!」。

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Brush-up

英語力+αで評価がぐっとアップ。+パソコンで企業の国際化、+接客力で外国人向けの流通・観光などに対応
英語力を事務系で生かしたいなら、「日商ビジネス英語」はじめ、ビジネス関連の英会話や文書作成を強化

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創刊45周年記念事業

おしごとnet「リビング保育士」スタート
資格を眠らせている人の就職を支援

せっかく保育士の資格があるのに、「ブランクがある」「保育士として働いたことがない」「自信がない」からと、保育士になることを敬遠している人が多くいます。

そこでサンケイリビング新聞社では、創刊45周年記念事業として「リビング保育士」をスタート。保育人材養成学校とタイアップし、不安解消セミナーや実践的な講座や体験実習を用意してバックアップ。

また、働きやすい職場として一定基準を満たした「リビングセレクト保育園」を組織し、仕事の紹介などもしていきます。詳しくはホームページをチェックして!

育児経験が武器に! 一歩踏み出す勇気を

あさか保育人材養成学校 校長・菊地政隆さん

「リビング保育士」をサポートしてくれるのは、「あさか保育人材養成学校」です。
校長の菊地さんは、「東京都では保育士に対する有効求人倍率は5倍超え。子どもを育てたことのある40代・50代の保育士は、保育の現場から強く要望されています。フォロー研修などを利用して、一歩踏み出す勇気を持ってほしい」と話します。

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