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40代・50代からの大人女性のおしゃれ10の法則

横森美奈子流「おとな女性のおしゃれ10の法則」。
2回目は「おしゃれは着こなしがすべて、自分流を探究せよ」。

洋服はただ着ただけではダメ!自分に引き寄せるひと工夫が大事

おしゃれに年齢も体型も関係ない!あなたに合う着こなしを
-自分に似合う洋服を選ぶにはどうしたらよいのですか?

皆さん、よくそんな質問をされますが、まず「何となく似合う」なんていう曖昧な基準を捨てることなんですよ。大事なのはその服で自分が「どう見えるか」、そして「どう見えたいか」、それに向かって服を選ぶようにすれば、だんだんその人らしいスタイルやイメージができていきますから。
 
人にはそれぞれ大元のキャラとか持ち味があります。それを「どう見せたいか」も、女性はヘアやメイク、服でどうにでも操作することができます。「おとなしい雰囲気の人」が「さらにおとなしくしっとり見せたい」か、「おとなしいから元気に明るく見せたい」かとは、全然違う方向の服選びになるでしょ。それを決めるのはその人、もちろん同じ人の中で使い分けてもいいけれど(笑)、肝心なことは、大元になる自分の持ち味を正しく認識できていること!

流行はデザインよりもシルエットにあらわれます

サイズに関しても、自分のサイズを決めつけてしまうのは損。今は特別なデザインは流行っていないから、ベーシックなデザインでも大丈夫だからと、前の服をそのまま着ていたら墓穴を掘ります。なぜなら流行は、デザインよりもシルエットにあらわれるからです。
 
最近は“ジャストフィット”ではなく“ゆるフィット”が主流なので、たとえば「シンプルなシャツ」で見てみましょう。どちらもユニクロです。
  • ユニクロのジャストサイズシャツ

    真っ白の綿のジャストサイズのシャツ。清潔感はあるけれど白が強すぎて綿のハリもおカタい雰囲気に。おしゃれ感も無いから私はまず着ないです。

  • ユニクロのレーヨンシャツ

    レーヨンのトロみが女らしく“着やせ”効果も。ゆったり着たいのでワンサイズ上のXLを選んで、色も白ではなく明るいグレーでソフトな印象です。

 
どちらも言葉だけでは「シンプルなシャツ」、でも左右では全然見え方や雰囲気が違いますね。
 
生地の素材感だけでも違うし、右はさらに引き締め色のキャミと、左右の裾の角を安全ピンで止めカシュクールのように着て、ユニクロのバーゲンのシャツでも堂々「おしゃれ・高見え・着やせ」が実現するでしょう?
 
要するに、シャツ1枚でも「それをどう着たいか」「そのシャツで自分がどう見えたいか」、選び方・着方なのですよね。

体重3kgくらい違って見えます

次はやはりユニクロの丸首カーディガン。これはまったく同じものを着ていても、体型や印象が全然違って見えています。
  • サンプル

    全部ボタンをかけて几帳面な? 全部体を覆ってしまうからもっさりと「着太り」しています。私、いい人オバチャンには見えていますよね(笑)

  • サンプル

    ボタンをはずしキャミ見せで、“たて長ライン”の切り込みが体に抜け感を。袖口ロールアップで“手首見せ”、ローウエストに細ベルトで体にメリハリの「着やせポイント3箇所」取り入れ。

 

どうです、体重3kgくらい違って見える上、おしゃれ感が出るでしょう?

気になる部分だけを気にしすぎてはダメ!

鏡から離れて全体のバランスを見て
今回のようなビフォー&アフターになるためには、ちゃんと鏡を全身で見ることが大事。細かいところにとらわれず、客観的な目で冷静に「全身としてのバランスで見る」ことなのです。
 
試着も、サイズを決めつけないこと。今のファッションは“サイズ感”が決め手になるので、違うサイズも試着して、全身をあらゆる角度からチェックすることですね。
 

※(写真)鏡から1.5m離れて、目を細めて見たり。慣れるまで努力がいっても、それが“おしゃれになれる秘訣”ですから頑張る価値があります。

全身のバランスで見るのがポイント

ただバッグを持つ時でも、全身のバランスで見ると持ち方で全然違うのがわかりますね。
  • サンプル

    黒いボトムと黒いバッグがリンクして、全体のバランスがズどドーンと下に見えて背が低く見えていたり。

  • サンプル

    黒のバッグが上半身のアクセントとなって“ハイポイント”のバランスになるので、背が高く見えます。

point

POINT

◆その服をどう着たいか、どう見せたいかが、服の選び方&着方
◆全身としてのバランスで見ることが大事
<横森美奈子VOICE>
「趣味は?」と聞かれて、「仕事です」というのは半ば本当なのですが(笑)、他に趣味というなら、女性なら誰しも好きな「ショッピング!!」でしょうか。

買えばいいというより、物を見るのが好き、探すのが好き。だから街に出るとウィンドウショッピングでついつい、またネットショッピングでは仕事の合間に「ちょっと何か無いかな~♪」とのぞいてしまい、時間を取られて後悔することもしょっちゅうです。

意外かもしれませんが、私はファストファッションでも街の商店街でも、自分がいいと思ったら買います。今回、ユニクロを使いましたがもちろんZARAもH&Mも着ることがありますよ。ちょっと着てみたい最新のファッションを嬉しいお値段で試せれば、それがおしゃれのブラッシュアップにつながるというメリットもありますね。

そして買ったものはちゃんと着ます。「ちゃんと着る」というのは、安いからといっていい加減に着るようなことはしないということです。だから人に「横森さんが着ていると安い物に見えない!」と言われることも多いです。

今回はそれをお見せしたつもりで「服は着方!!」であることがわかっていただけたでしょうか。逆に高い服でも、その値段や価値によりかかって着ていれば素敵には見えません。選び方や着方を工夫するだけで、お金などかからずにおしゃれに見えるのですから、真剣に!!取り組むことです。
(インタビュー/鈴木美和)(写真/平野晋子)

yoko5

PROFILE
1949年東京生まれ。ファッションデザイナー。DCブランド「MELROSE」「HALF MOON」「BARBICHE」(株・BIGI)のチーフデザイナーを歴任。2002年に大人の女性のためのブランド「smart pink」(株・ワールド)を立ち上げトータルディレクターに。2013年にはジュピターショップチャンネルで「MINAKO★YOKOMORI」ブランドをスタート。ファッションアドバイザーとしても、新聞、雑誌の連載やテレビなどで活躍
※衣装クレジット/ブルーシャツワンピース
詳しくは⇒ショップチャンネル MINAKO★YOKOMORI
◎次回「横森美奈子のリアルクロゼット」は10月4日(水)8:00~9:00放映予定

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