1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 地震が起きたらどうするのが正解?エレベーターの正しい利用法

地震が起きたらどうするのが正解?エレベーターの正しい利用法

教えてくれたのは
三菱電機
ビル事業部 昇降機営業
技術部 技術計画課長

稲垣高さん

便利で快適な生活に欠かせないエレベーター。でも、いざというときの対処法などは意外と知らないことも多いのでは? 9月1日の防災の日を前に、安心して利用するために気を付けることなどを紹介します。

★教えてくれたのは
三菱電機 ビル事業部 昇降機営業 技術部 技術計画課長・稲垣高さん

ほとんどの場合、自動的に最寄り階に止まります

「地震や火事の際はエレベーターは使わないで」と言われますが、利用しているときに地震が起こったらどうしたらいいのでしょうか。
 
「2009年に建築基準法施行令が改正され、それ以降に設置されたエレベーターには“地震時管制運転装置”の設置が義務付けられました。地震感知器が揺れを感知すると、エレベーターは自動的に最寄り階に停止し、ドアが開きます。ただ古い建物の場合、設置されていないことも。揺れを感じたら、すぐにすべての行先階ボタンを押し、最初に停止した階で降りてください」と稲垣さん。

では火災のときは?
 
「火災が発生した場合は、多くのエレベーターで火災報知器の信号などを受け、自動で避難階に直行するようになっています」
 
ほかにも利用者の安全を守るために、さまざまな安全機能が何重にも備わっているそう。
 
「とはいえ利用の仕方によっては事故や故障につながることも。日ごろから正しく利用していただければと思います」

 

 停電のときは?

「停電になると一度エレベーターは止まりますが、今は多くのエレベーターに予備電源がありますから、最寄り階まで自動運転されます」

 エレベーターに閉じ込められたときは?

「エレベーターの中には外部の人に連絡できるインターホンや電話が付いています。閉じ込められるなどの非常時にはインターホンボタンを押し続けて。管理室や防災センターなどへ連絡してください」

 エレベーターのロープが切れたらどうなりますか?

「ロープ式のエレベーターの場合、そのロープは鋼を何本もより合わせて作られていて、通常ロープ3本以上でエレベーターを支えています。また、人が乗る部分(かご室)と満員時の乗客を合わせた重さの4倍の重さに耐えられるように設計しているので、滅多に切れることはありません。万が一ロープが全部切れたとしても、レールをつかんで非常停止させる装置があります。また昇降路の最下部に衝撃緩衝器が設置されており、何重にも安全性を確保しています」

 

エレベーターは正しく利用を

ペットのリード、子どもの縄跳び…
 ドアに紐状のものは挟まないで!

ペットと同乗するときは要注意。ペットと飼い主がかごと乗り場に分かれた状態でドアが閉まり、エレベーターが動くと、飼い主がリードに引っ張られたり、ペットの首が締まる恐れがあります。リード
を短く持つか、腕に抱えてください。

子どもの縄跳び、バッグの紐、マフラーなども同様の危険があります。挟んだときはすぐに戸開ボタンを押し、取り除いてください。それも間に合わない場合は、直ちに手、指や首などから、紐や縄跳び、マフラーなどを放しましょう。

 

エレベーター内での素振りやキックは厳禁

かご内でジャンプしたり、衝撃を与えたり、暴れたり、かごを揺すったりすると、安全装置が作動して閉じ込められたり、思わぬ事故が起こる可能性があります。子どもの遊び場にしないよう注意を。

待っているときも、ドアには手を触れないで

ドアが開く際に手を引き込まれてケガをすることもあります。エレベーターの利用時にはドアに触れないようにしてください。またドアに寄りかかっていると、開いたときに転倒し、ケガをすることもあります。

人気記事ランキング

  1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 地震が起きたらどうするのが正解?エレベーターの正しい利用法
大人の女性のための 美・健康・エイジングケア

会員登録・変更