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二宮和也さん主演映画「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」を語る

あのとき絶望してたから今の僕がある
人生は何が幸いするかわからない

「僕自身は料理には無頓着なんです(笑)」。二宮和也さんは映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」で、絶対味覚を持つ天才料理人・充役を演じる。戦時中に闇に消えたレシピの行方を追い、レシピを作った直太朗(西島秀俊)の思いをたどるうちに、充は自分の運命にたどり着く。

「充にしてみればドッキリにかけられたようなもの。でもレシピがたどった壮絶な運命を知るのは苦しいし切ないと思う。それでも当時の人々の思いが時代を越えて充にたどり着くわけだから、運命の不思議さを感じます」

運命は、後からその大きさに気づかされるもの。二宮さん自身の“運命”で思い出されるものは?と聞くと「ちょうど仕事の谷間で不安だった時期に映画『硫黄島からの手紙』のオーディションを受けてみたんです。僕は受かること以上に、クリント・イーストウッドに会えたらいいなと思って行ったら、彼はその場にいなかった。台本から自分で抜粋して演じるテストだったんですが、僕の中では正直、モチベーションが薄くなっていて…、一言だけのシーンを選んで。そうしたら全てに絶望してる感じがすごく良かったと後からご本人に言われました(笑)。当時、もし本人がいて、やる気を全面に出していたら、受からなかったかもしれない。普通の会社の面接なら絶対に不合格なのに、何が幸いするか人生わからない(笑)」

今や役者としても確たる存在に。だからこそ大事にしているのは「自分の尺度で測らない」こと。「人にはいい面や悪い面、いろいろな面があって立体的になっているはずだから、僕は両端の面を聞くようにしています。また、自分の意見が通る年齢になってきましたが、だからこそ、僕は脇役であろうと主役であろうとスタッフであろうと、皆が自分の意見をフラットに言い合える場を作る人でありたいと思います」

PROFILE

1983年6月17日、東京都生まれ。
1997年舞台「STAND BY ME」初出演、1999年「嵐」のメンバーとしてCD デビュー。ハリウッド映画「硫黄島からの手紙」をはじめ、多くの映画、ドラマに出演。現在「ニノさん」「嵐にしやがれ」「VS 嵐」出演中。映画「検察側の罪人」は2018年公開予定。映画「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」は11月3日(金・祝)から全国公開。

キャスティング・文/かしわぎ なおこ(モアナ・サンライズ) 撮影/大仲 宏忠 ヘアメイク/服部幸雄(メーキャップルーム) スタイリング/野村昌司(STUTTGART)

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