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620円でいいの?実はスゴい上野の博物館・美術館の“常設展”

先ごろ、パンダの赤ちゃん誕生でも話題となった上野公園(台東区)は、美術館、博物館や音楽ホールなど10以上の文化施設が点在し、文化・芸術好きにはたまらないエリア。期間限定の企画展が開催されるたびに大きな話題となりますが、実は常設展も日本の至宝レベルの作品ぞろい。しかも観覧料金は500円前後と、魅力いっぱいです。

452万点超!圧巻のコレクション数「国立科学博物館」

日本やアジアにおける科学系博物館の中核施設であり、国立で唯一の総合科学博物館が国立科学博物館(通称:科博)です。「日本館」と「地球館」の2つの建物があり、452万点を超えるコレクションを保管しています。

館の外観(右側)写真提供:国立科学博物館

科博の魅力は、膨大なコレクションの迫力。例えば、「地球館」には100体以上の哺乳類と鳥類の剥製が並んでいて圧巻。「日本館」には日本に暮らす生き物たちの進化、日本人の形成過程などが展示されていて、日本列島のダイナミックな変動の歴史に驚かされます。

地球館大地を駆ける生命1写真提供:国立科学博物館

日本館の「シアター360」では人類、宇宙、恐竜、マントルなど、自然の成り立ちをテーマにした映像が楽しめます。ドーム中央にあるブリッジに立つと、映像が360度映し出され、独特の浮遊感が感じられる体験型シアターです。

恐竜の謎を探る写真提供:国立科学博物館

「子どもの頃に見ていたら、科学者になっていたかも!?」と思わずにはいられない常設展は、子どもから大人まで楽しめます。1日では見きれず、何度も通いたくなってしまうかも。

国立科学博物館 常設展
観覧料:一般・大学620円、高校生(高等専門学校生含む)以下・65歳以上 無料
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)、金・土曜日9:00~20:00(入館は19:30まで)
休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合は開館、翌平日休館)
http://www.kahaku.go.jp/

東洋の至宝に酔いしれる「東京国立博物館」

日本・東洋諸地域の文化財を収集・保管する総合的な博物館、東京国立博物館(通称:トーハク)は、「本館」「平成館」など6つの建物に、国宝89件、重文639件(2017年9月現在)を含むコレクション約11万6000件を所蔵しています。

honkan02緑豊かな本館外観

「総合文化展」と銘打たれているのが、いわゆる常設展。多数の収蔵品から約3000件をジャンルや素材に分け、4~8週間ごとに入れ替え、展示しています。「本館」(日本ギャラリー)には日本の美術、「東洋館」(アジアギャラリー)には東洋美術、「法隆寺宝物館」には法隆寺献納宝物、「平成館」1階には日本の考古遺物があります。

honkan_room11-2本館11室(彫刻室)

例えば「平成館」1階の埴輪・土器などの考古遺物、「本館」の飛鳥時代・天平文化の仏像や菩薩像、「東洋館」の中国、朝鮮半島、東南アジア、西域、インド、エジプトなどの美術や工芸など、各館をめぐれば、日本を中心とする東洋の美術作品と考古遺物の流れが一度に楽しめます。保存・修復状態も素晴らしく、その美しさに見とれてしまうほど。

kouko1_haniwa平成館考古展示室 埴輪ステージ

シーズンごとにも楽しめる総合文化展の企画は見ごたえがあり、時間があっという間に過ぎてしまいます。アジアや日本の美術品を通して、古えの文化に思いを馳せる…そんな時間を楽しんでみませんか。

東京国立博物館 総合文化展
観覧料:一般620円、大学生410円、高校生 以下無料 ※黒田記念館、資料館(図書・写真の利用)は入館無料になります
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)、金・土曜日9:00~21:00(入館は20:30 まで)※黒田記念館は17:00まで(通年)
無料観覧日:国際博物館の日(5月18日)、敬老の日(9月第3月曜日)、2017トーハク感謝DAY 12月23日(土・祝)、24日(日)、25日(月)
休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合は開館、翌平日休館)
http://www.tnm.jp/

本館は世界遺産!教科書で見たアレも!?「国立西洋美術館」

国立西洋美術館は、西洋美術全般を対象とする唯一の国立美術館です。

20世紀を代表するフランスの建築家ル・コルビュジエ設計による「本館」(1959年)は、2016年に世界遺産となった建物。ほかに「新館」(前川國男設計、1979年)があります。

4_外観左側②©国立西洋美術館

国立西洋美術館ではフランス政府が寄贈返還した松方コレクションを中心とする絵画、彫刻、素描、版画、工芸など約5500点を所蔵。その中から、常設展では中世末期~20世紀初頭の西洋絵画やフランス近代彫刻などを展示しています。

カレーの市民(撮影クレジット不要)オーギュスト・ロダン《カレーの市民》1884-88年(原型)、1953年(鋳造) ブロンズ
国立西洋美術館 松方コレクション ©国立西洋美術館

館内を歩けば、「美術の教科書で見たかも…!」と思う有名アーティストの作品に出合えるかもしれません。また、ロダンの「考える人(拡大作)」「カレーの市民」など6点の屋外展示の彫刻を、開館時間中は無料で観覧できます。

国立西洋美術館 常設展
観覧料:一般500円、大学生250円、高校生(高等専門学校生含む)以下無料
開館時間:9:30~17:30、金・土曜日9:30~20:00、プレミアムフライデー2017年11月24日(金)・2018年1月26日(金)・3月30日(金)9:30~21:00
無料観覧日:毎月第2・4土曜日、文化の日(11月3日)
休館日:毎週月曜日(休日の場合は開館、翌平日休館)、年末年始
http://www.nmwa.go.jp/

上野エリアには、知的好奇心を満たす楽しい博物館や美術館がいっぱいです。たくさん回りたい時は、10施設の常設展などに各1回入場できるパスポート型のオトクな共通入場券「UENO WELCOME PASSPORT」(2000円、2018年2月28日まで発売、利用は3月31日まで)もオススメ。ぜひ足を運んでみてくださいね。

< 参考 >
UENO WELCOME PASSPORT http://ueno-bunka.jp/news/uwpassport201710/

(文:村瀬琴音)


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