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2020年に向けてお正月文化を学ぼう~日本の伝統を人に伝えられるおもてなし美人に~

あなたは「お正月とは何ですか?」と聞かれたら、きちんと答えられますか。日本文化がますます注目される2020年に向けて、お正月文化・おもてなしの心を伝えられる人を目指しましょう!

※お正月のいわれは諸説あるので、地域や家庭、時代により異なる場合があります

お正月とは、年神様を自分の家へお迎えし、おもてなしし、お見送りするという一連の伝統行事。

まず、正月事始めの12月13日に、場を浄める「すす払い」からお正月の準備が始まります。神様は清浄を好むので、浄める=掃除するほど福がもらえるといわれます。特に念入りに掃除したいのは、台所。食べることは生きること、家族の命を支えることにつながるからです。ほかには、健康を司るバス・トイレの掃除をしっかりと。とにかく水回りの掃除が大切といえます。

掃除が終わったら、神様が占める場所、つまり「結界」を張るという意味でしめ飾りを飾ります。玄関の門には案内役としての神が宿る木、門松を飾り、年神様がいらっしゃるのを待ちます。

お迎えした神様がより付く場所である鏡もち。米からできるもちは神聖な食べ物で、鏡は神事に欠かせない三種の神器の一つです。鏡もちが二段なのは、陰と陽を表しているため。鏡開きは、関東では1月11日、関西では1月15日(地域によっては20日)に行うところが多いようです。

年神様をおもてなしするための料理、おせちも用意します。

そしていよいよ元日の朝を迎えます。「あけましておめでとう」とは、無事に年神様をお迎えできてめでたい、という意味です。朝一番に一家の家長が新鮮な水をくみ、この「若水」を使ってお雑煮を作ります。昔は井戸からくんでいましたが、今は年初の水道水や未開封のペットボトルなどの水を使うといいでしょう。

まずお屠蘇(とそ)を年下の人から順にいただきます。おせちは、年神様にお供えしてからいただきましょう。おせちをいただくときに使う祝い箸が、両方の先が細くなっている両口箸なのも、年神様と一緒にいただくという意味が込められています。

お雑煮は、年神様の魂が宿った「年魂」=もちを雑多なものと一緒に煮込む料理で、新年の魂、生きる気力をいただくものです。

こうして年神様をおもてなしし、福をいただいた後、年神様は1月7日(関西では1月15日、地域によっては20日)にお帰りになるので、松が明ける日としてお正月飾りをはずします。なお、1月7日は人日の節句にあたり、七草粥を食べて無病息災を願います。おもてなしを受けた年神様は、小正月に正月飾りや書き初めを燃やす行事「左義長」(通称:どんど焼き、とんど焼き)の煙に乗って帰っていくと考えられています。

お正月とは、年神様を自分の家へお迎えし、おもてなしし、お見送りするという一連の伝統行事。

まず、正月事始めの12月13日に、場を浄める「すす払い」からお正月の準備が始まります。神様は清浄を好むので、浄める=掃除するほど福がもらえるといわれます。特に念入りに掃除したいのは、台所。食べることは生きること、家族の命を支えることにつながるからです。ほかには、健康を司るバス・トイレの掃除をしっかりと。とにかく水回りの掃除が大切といえます。

掃除が終わったら、神様が占める場所、つまり「結界」を張るという意味でしめ飾りを飾ります。玄関の門には案内役としての神が宿る木、門松を飾り、年神様がいらっしゃるのを待ちます。

お迎えした神様がより付く場所である鏡もち。米からできるもちは神聖な食べ物で、鏡は神事に欠かせない三種の神器の一つです。鏡もちが二段なのは、陰と陽を表しているため。鏡開きは、関東では1月11日、関西では1月15日(地域によっては20日)に行うところが多いようです。

年神様をおもてなしするための料理、おせちも用意します。

そしていよいよ元日の朝を迎えます。「あけましておめでとう」とは、無事に年神様をお迎えできてめでたい、という意味です。朝一番に一家の家長が新鮮な水をくみ、この「若水」を使ってお雑煮を作ります。昔は井戸からくんでいましたが、今は年初の水道水や未開封のペットボトルなどの水を使うといいでしょう。

まずお屠蘇を年下の人から順にいただきます。おせちは、年神様にお供えしてからいただきましょう。おせちをいただくときに使う祝い箸が、両方の先が細くなっている両口箸なのも、年神様と一緒にいただくという意味が込められています。

お雑煮は、年神様の魂が宿った「年魂」=もちを雑多なものと一緒に煮込む料理で、新年の魂、生きる気力をいただくものです。

こうして年神様をおもてなしし、福をいただいた後、年神様は1月7日(関西では1月15日、地域によっては20日)にお帰りになるので、松が明ける日としてお正月飾りをはずします。なお、1月7日は人日の節句にあたり、七草粥を食べて無病息災を願います。おもてなしを受けた年神様は、小正月に正月飾りや書き初めを燃やす行事「左義長」(通称:どんど焼き、とんど焼き)の煙に乗って帰っていくと考えられています。


しめ飾り

しめ縄に「紙垂(かみしで)」、「うらじろ」、「ゆずり葉」、「だいだい」などの飾りをつけたもの。しめ縄同様、結界を張る役割があり、神様が占める場所を示します。大掃除が終わってから、玄関などに飾りましょう。

171207_oshougatu01

門松

年神様の案内役を担う門松。松は「神様を待つ」という意味があり、神の宿る木でもあります。本来の松だけのものでもいいので、松が明ける1月7日まで門などに飾り、年神様に迷わず来てもらえるようにしましょう。

171207_oshougatu02

鏡もち

年神様がよりつく鏡に見立てた「鏡もち」。鏡開きは1月11日に。年神様の力が宿ったもちをお雑煮などにして食べることで、力を分けてもらいます。テレビの上になど置くのは避け、リビングの落ちついた場所や高いところに飾って。

171207_oshougatu03

おせち

おせちとは、年神様に供える縁起物の料理。さまざまな節供を祝うために神様にお供えした食べ物「御節供(おせちく)」が由来。五穀豊穣・子孫繁栄・健康祈願など、それぞれの料理に意味があります。感謝の気持ちを持っていただきましょう。

171207_oshougatu04

祝い箸

両口箸とも呼ばれ、両方の先端が細くなった箸。片方は年神様、もう片方は人が使い、“神人共食”を表します。用意した祝い箸は、神棚もしくは鏡もちのところに供え、元日に下ろします。箸袋に名前を書いておき、箸は松が明けるまで洗って繰り返し使います。

171207_oshougatu05

お屠蘇

漢方薬を浸した薬酒で、邪気を屠(ほふ)り=払い、魂を蘇らせる意味が。お屠蘇(おとそ)の素(ティーバッグが販売されています)を大みそかに日本酒かみりんに浸し、一晩漬け込めば完成。若い人から順に飲み、気力を年上の人に移していきます。厄年の人は最後に。未成年者は、口をつけるだけでOK。

171207_oshougatu06

しめ飾り

171207_oshougatu01

しめ縄に「紙垂(かみしで)」、「うらじろ」、「ゆずり葉」、「だいだい」などの飾りをつけたもの。しめ縄同様、結界を張る役割があり、神様が占める場所を示します。大掃除が終わってから、玄関などに飾りましょう。

門松

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年神様の案内役を担う門松。松は「神様を待つ」という意味があり、神の宿る木でもあります。本来の松だけのものでもいいので、松が明ける1月7日まで門などに飾り、年神様に迷わず来てもらえるようにしましょう。

鏡もち

171207_oshougatu03

年神様がよりつく鏡に見立てた「鏡もち」。鏡開きは1月11日に。年神様の力が宿ったもちをお雑煮などにして食べることで、力を分けてもらいます。テレビの上になど置くのは避け、リビングの落ちついた場所や高いところに飾って。

おせち

171207_oshougatu04

おせちとは、年神様に供える縁起物の料理。さまざまな節供を祝うために神様にお供えした食べ物「御節供(おせちく)」が由来。五穀豊穣・子孫繁栄・健康祈願など、それぞれの料理に意味があります。感謝の気持ちを持っていただきましょう。

祝い箸

171207_oshougatu05

両口箸とも呼ばれ、両方の先端が細くなった箸。片方は年神様、もう片方は人が使い、“神人共食”を表します。用意した祝い箸は、神棚もしくは鏡もちのところに供え、元日に下ろします。箸袋に名前を書いておき、箸は松が明けるまで洗って繰り返し使います。

お屠蘇

171207_oshougatu06

漢方薬を浸した薬酒で、邪気を屠(ほふ)り=払い、魂を蘇らせる意味が。お屠蘇(おとそ)の素(ティーバッグが販売されています)を大みそかに日本酒かみりんに浸し、一晩漬け込めば完成。若い人から順に飲み、気力を年上の人に移していきます。厄年の人は最後に。未成年者は、口をつけるだけでOK。


171207_oshougatu09三浦康子さんからのメッセージ171207_oshougatu10

三浦康子さんからのメッセージ

おせちやお雑煮は
行事食「和食」の代表

行事とは、国や地域、それぞれの家庭の文化を凝縮したもの。昔から、お正月をはじめとした年中行事には“生きること”=“食べること”が深く関わっています。年齢の「齢」に「歯」が入っているのはその表れで、行事食にはすべて意味があり、取り入れやすいのもポイントです。

2013年にユネスコ無形文化遺産に登録されたのは、行事食としての「和食」。正式な登録名称は「和食:日本人の伝統的な食文化」です。日本人にとって行事の要であるお正月にいただくおせちやお雑煮は、それぞれの家を表す和食の代表といえます。

お正月文化を受け継ぐのに
大切なのは“愛情表現”

家族が増えることがきっかけとなり、行事が気になりだす人も多いのではないでしょうか。行事は見えない気持ちをモノやコトに託して行うもので、幸せを願う気持ちを表す“愛情表現”といえます。とりわけお正月の行事は家族の絆を深め、愛された思い出が一生の宝になります。毎年お正月にどんなことを思い出してほしいかを考えながら、子どもや孫たちに愛情を注ぐこと―それが、自然とお正月文化が受け継がれることにつながります。

三浦康子さん
和文化研究家、All About「暮らしの歳時記」ガイド。「行事育」を提唱し、著書「子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本」(永岡書店)ほか多数

新年を気持ちよく迎えるために
用意しておきたいものは?

年神様という大切なお客さまを家にお迎えし、おもてなしをし、お見送りをするまでの一連の流れが「お正月」。準備は、12月13日の「正月事始め」からスタート。1年の汚れを掃除し、場を清める「すす払い」や、門松用の松を取りに行く「松迎え」などに取りかかる日です。お歳暮を贈るのも12月13日頃から。

お正月に向け準備しておくべき基本のものを、チェックリストとしてまとめました。年の瀬になってからバタバタしないように、早めの行動を心掛けて。余裕があれば、洋服や日用品などを新調するのもいいでしょう。子どもとお正月を過ごす人は、羽根つき、凧あげ、こままわし、福笑い、かるたなど、お正月遊びができる準備も。

お正月準備ダンドリノート

お正月準備ダンドリノート

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