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3つの質問でわかった「夜の動物園」の深い話

夜の動物園 ズーラシア

新しい夏の風物詩になりつつある「夜の動物園」。でも、なぜ夏の夜に開催されるのでしょう? 案外知らないこんな疑問の真相を、「よこはま動物園ズーラシア」のみなさんに聞いてみました。もっと深く「夜の動物園」のことを知ることができたら、もっと夜の動物たちの姿も楽しめるかも!?

なぜ夏だけ開園時間を延ばすの?

「暑い夏の日中は、動物たちはじっと動かずに過ごすことが多く、夕暮れ後に涼しくなると活動しはじめます」

そう話すのは、事業推進係担当係長の須田朱美さん。「夜の動物園」を始めたきっかけも、涼しくなってから動き出す動物の姿をお客さんに見せたかったからだとか。

夜に開園するのに苦労したことは? 鍵はいつもの「閉園時間」

「夜の開園に備えた照明がなかったので、設置に苦労しました。お客様にも、動物たちにも安全に楽しく過ごしてもらえ、かつ、夜の動物園の雰囲気を壊さないように照明の明るさ、向き、色など細かくチェックしています。照明は試行錯誤を繰り返して、今の設備になりました」(須田さん)

夜に開園するのに苦労したことが「照明」という意外な回答でした。また、飼育員のみなさんからは次のような声が。

「暗い中での展示場の清掃は、ライトの光だけが頼り」

「お仕事が終わると、最終バスの時間がギリギリで、いつも冷や汗」

普段と閉園時間が違うだけでも、全然違うものなんですね。

「夜の動物園」一番の見どころは…飼育員さん!?

夜の動物園 ズーラシア 「夜の動物園」の見どころいえば、やっぱり夜行性動物。飼育員さんのオススメは…?

「カンガルーは半夜行性なので、夏の暑い昼間と比べかなり活発に動き回ります。暗がりの中、迫力あるボクシングもよく見られます」

暗がりのなかのボクシング! 勝手にハードボイルドな姿を想像してしまいます。かと思えばこんな姿も…。

「ズーラシアで飼育しているサルの仲間は、昼行性のものばかり。暗がりの木の上で眠るサルが見られるのは夜の動物園ならでは」

サルといえば鳴いたり走り回ったりにぎやかな印象が強いですが、夜はおとなしくしているところが見られるんですね。

そしてもう一つの見どころは、実は飼育員のみなさん。日中は業務に追われ、あまりお客さんと話す時間がないそうです。しかし、夜間開園中はいつもの業務がないので園路に出てお客さんと話す余裕があります。飼育員のみなさんもこの時間を楽しみにしているそうです。「夜の動物園」で飼育員さんを見かけたら、ぜひ普段聞けなかった動物のこと、聞いてみてくださいね。

<文:中井正恵/取材協力:よこはま動物園ズーラシア

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