1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 【動物愛護週間】ペットを飼っていない人にも知ってほしい…殺処分の現実と里親制度

【動物愛護週間】ペットを飼っていない人にも知ってほしい…殺処分の現実と里親制度

空前のペットブームといわれて久しいなか、今やペットの数は、子どもの数の1.2倍以上といわれています。しかし、その裏側では、心ない飼い主によって飼育放棄をされた犬や猫が、年間10万匹も殺処分されています。9月20日から26日は、動物愛護週間。犬や猫が悲しい運命をたどることのないように私たちにできることの1つ、「里親制度」について考えてみましょう。

犬猫images

犬の殺処分ゼロを達成した神奈川県の取り組みとは

2013年に動物愛護法が改正になり、各自治体の動物保護センターは、飼い主が亡くなるなど正当な理由がない限り、犬や猫の引き取りを拒否できるようになりました。これでは逆に遺棄する飼い主が増え、結果的に殺処分も増えるのではとの懸念もありましたが、各自治体の努力の成果もあって減少傾向にあります。

なかでも、2016年度まで3年連続で犬の殺処分ゼロを達成した神奈川県の取り組みに注目が集まっています。

まず、動物愛護教室を開き、「ペットは最後まで責任を持って飼いましょう」と積極的に啓蒙活動をしました。これにより、センターに持ち込まれるペットの数自体が減少。さらに、40以上のボランティア団体が犬や猫の世話をしながら譲渡先を探し、センターの犬や猫たちがより多くの里親に出会えるよう間口を広くしました。これが「里親制度」です。

里親になるための条件とは

ただし、誰でも里親になれるわけではありません。最後まで責任を持って飼う意思があるのはもちろんのこと、場合によっては、結婚していること、共働きでないことなど、厳しい条件を提示するところもあります。実際、譲渡会に参加したものの「独身の方には譲渡できません」と言われたという人も。

譲渡会を開くボランティア団体が厳しい条件を課すのは、犬や猫たちに二度と悲しい思いをさせたくないという強い気持ちからなのです。

一番大切なのは「責任を持って最後まで飼う」という強い意思。独身でも共働きでも、この気持ちさえブレなければ、里親として認めてくれるところはあるはず。諦めずに探してみましょう。

最近は自然災害によって、飼い主とはぐれてしまったペットを保護するボランティア団体も数多くあり、定期的に譲渡会を開いています。

「ペットを家族に迎えよう」。そう決心したら、ペットショップへ行く前に、里親制度を選択肢の1つとして考えてみてください。

<文 毛井真紀>


★こちらもオススメ
かわいくってごめんニャ!ネットで話題のアイドル猫
柴咲コウさんも実践! 髪を寄付する「ヘアドネーション」とは
何かの役に立ちたい!ボランティア活動の探し方と心構え
私もできる、楽しくできる!ボランティア活動

  1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 【動物愛護週間】ペットを飼っていない人にも知ってほしい…殺処分の現実と里親制度
大人の女性のための 美・健康・エイジングケア

会員登録・変更