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【高橋伸子の家計簿クリニック】外貨建て終身保険か、コツコツためるべきか?

【高橋伸子の家計簿クリニック】外貨建て終身保険か、コツコツためるべきか?

北九州市・Kさん(42歳・公務員)【夫44歳・会社員、長女12歳、次女4歳】

 

 15年前の結婚時2500万円の新築マンションを購入。9年前にローンを終え、貯蓄を頑張ってきました。
良い物件が見つかったため、マンションの買い替えをしようと、2017年の春に契約(マンションは今建築中で2019年9月に引っ越し予定)。2019年、夫45歳から4000万円の住宅ローンが始まると同時に、子どもにも学費がかかる時期が続きます。自分たちの老後資金もためていないので不安もあります。
ローン返済前の今、少しでも運用して蓄えを増やしたいので、普通預金や財形貯蓄などを合わせ、合計金額1000万円で勧められている外貨建ての終身保険への加入を検討していますが、今までリスクのない商品を第一条件に選んでいたため、決心がつきません。投資信託にするのか、やはり今後もリスクを避けてコツコツためるべきか、迷っています。
マンション購入を機に家計を見直し、格安スマホにしたり外食を減らしたりしました。他にも見直す点があればアドバイスをお願いします。
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A.リスクのある運用は、一度に高額を投じないのが基本
手数料や商品の特性など、運用についての知識も身に付けて

 マイホームの買い替えにチャレンジ中なのですね。次のマンションの手付金を払い、完成引き渡しを待っている段階のようです。
現在、財形貯蓄や貯蓄型の保険に回している分を別にして年間340万円の黒字。ローンの繰り上げ返済、スマホ代や外食費の削減など、家計のスリム化に取り組んだのは素晴らしい! その気になれば食費や日用品費などでさらなる家計費削減もできそう。でも、忙しいフルタイムの共働き家庭では時間をお金で買う感覚も必要。心身の健康第一で取り組んでくださいね。
マイホーム取得後は、4000万円のローン返済が始まり教育費も増加して、黒字幅は減少します。でも、現在住んでいるマンションの売却代金が入れば、貯蓄は大きく増えます。そうしたゆとりがある一方、「ローンを抱える前に、資産を運用して蓄えを増やしたい」とは驚きました。
ローンを抱えるまで20カ月。外貨建て保険の保険料一時払いで、短期的に利益が出る保証はありません。中長期的に運用するにしても、手数料がかかり、元本割れから運用がスタートすることも知っておいて。
投資信託も同様。株式市場や為替市場など相場変動の影響の大きい商品から預金に近い商品まで多種多様で、手数料もいろいろ。選択眼を磨く必要があります。リスクのある金融商品に興味があるなら、いきなり大金を投じず、投資も積み立て方式でコツコツ始めましょう。なお、貯蓄型保険を貯蓄残高に記載するなら、満期保険金でなく解約返戻金が適切です。

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※応募方法
1カ月の収支・家計状況(保険・ローン等は詳しく)と質問、相談内容を記入の上、郵送で応募を。もしくは下記の応募フォームから。確認のため電話番号も必ず明記してください。
※応募先
〒892-8515(住所不要)南日本リビング新聞社 編集部 「家計簿」係
メール= toukou@m-l.co.jp  件名に「家計簿」係と書いてお問い合わせはこちら

 

高橋伸子
生活経済ジャーナリスト。新聞、雑誌、テレビやWebでも活躍

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