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歌に古文書に麻雀に太極拳!活気あふれるシニアサークルに潜入取材!

  • 2017/09/14 UP!

1週間誰とも話さない高齢者が増えているそうです。もし社会と交流を持ちたいなら、自分の興味のあることから! 今回は活気あふれるシニアサークル(イベント)を取材。どこもウエルカムであなたを迎え入れてくれますよ。さぁ、明日から、どこへ行く?

「ここにくると、人生の枝葉が伸びる」

「みかんのはなが、さいている♪」
琴の演奏に合わせて高音が響き渡ります。8月某日、前津福祉会館で行われた「きてみて講座 琴の演奏会」には約60人が参加。琴の演奏に合わせて「お嫁においで」「高原列車は行く」など全14曲を熱唱しました。
「歌ったり、友だちと話したり、健康も兼ねて福祉会館の自由参加講座に通っています。人と接すると“人生の枝葉がつく”。欠かせない場所です」と話すのは77歳の女性。71歳の女性は「友だちに誘われて参加。歌うことで元気になれる」と話します。

目的地があるだけで良い

「福祉会館に来るという目的だけでも健康的な生活を実現できます。例えば、着替えて、地下鉄に乗って、歩くという“お出かけ”は生活を活性化させますよね」と話すのは中区の前津福祉会館・館長の伊藤芳弘さん。同会館内にある“囲碁ルーム”には約20年も通っている86歳の男性も。「碁が終わると気の合う仲間とお茶に行くのも楽しみ」
名古屋市内各区に1つ設置されている福祉会館では、多様なイベントが開催され、同好会も数多くあります。利用証があればどこの区のイベントにも参加できます。
※名古屋市以外の市町でも、ほぼ同様の高齢者向け施設があります

「前津福祉会館」

(中区大須4-15-15、TEL052-262-1869)

ふらっと行ける自由参加講座「きてみて講座」が魅力。毎週木曜はヨガや体操、9月20日(水)午後2時~は「のぞみ防犯教室&認知症予防体操」(予約不要)を開催。お風呂(すべての福祉会館にあり)、囲碁&将棋ルーム、ビリヤード場、多目的ルームなどがあります。

365日1日も欠かすことなく
“心・息・動”が育まれる健康太極拳

365日1日も欠かすことなく川原神社に集まっているのは「川原神社太極拳同好会」のみなさん。同好会といっても、会費はなく誰でも参加できるアットホームな集まり。毎朝40~50人が、深い呼吸とともに、柔らかくゆったりとした動きを楽しんでいます。
「病気がきっかけで始めて8年目。今は調子がいいよ」「還暦の記念で太極拳をはじめた」ときっかけは人それぞれ。
「朝の太極拳は体と心の芯が育まれる。健康や人間関係づくりに役立ちますよ」とは日本健康太極拳協会師範の神田史郎さん。同好会の創始者の1人加藤芳子さんは「毎朝みんなの笑顔を見て、話しかけるのが日課。心が豊かになれるんです」と笑います。

►時間

毎朝6時45分~7時20分ごろ

►場所

川原神社(昭和区川名本町4)

太極拳の後に神田さん(中央)によるミニ中国語レッスンが行われる日もあります

太極拳の後に神田さん(中央)によるミニ中国語レッスンが行われる日もあります

名古屋の街の良さやすばらしさ、奥深さも感じられますよ

家康の生き方には、今の人に通じる
人生のエッセンスが詰まっている!?

「ひとりで本を読むときには得られない視点や新たな発見ができるのがサロンの魅力だね」と話すのは郷土史家(博物館学芸員)の今川晴人さん。
月2回、中区で行われている「歴史発見ふれあいサロン」は、名古屋市の「ふれあい・いきいきサロン事業」のひとつ。今川さんが先生となって、徳川家康にゆかりのある古文書「尾州旧話畧」をひもときながら、当時の人々の暮らしを探るサロンです。
サロン代表の武裕幸さんは「歴史好きが集まって、自分の知っていることを確認しつつ、先生から聞く教科書にはない話がおもしろいんだよ」と目を輝かせながら話します。

「歴史を知ることで教訓が得られます。例えば、家康の封建的な社会秩序の中で平和を維持する方策は、今の社会でも通用する内容ばかり。人生のエッセンスが詰まっているようです」(今川さん)
サロンには女性も多く参加。和やかな雰囲気が印象的でした。

►日時

第1・3木曜午前10時~11時30分

►場所

中区在宅サービスセンター
(TEL052-331-9951 中区社会福祉協議会)

「基本を教わりたくて始めた。世間話もできて楽しい」とは教わって約2カ月という女性。最近は雀荘にも顔を出し、「昔の雰囲気とは違い、今の雀荘は高齢女性が7割を占め、とてもにぎやか」なのだそう

今年創立18年目の倶楽部
初心者も楽しめる麻雀

談笑しながら女性たちが卓を囲んでいます。指導するのは、麻雀歴50年と70年という大ベテランの男性2人。「麻雀は定石がない。だから初心者でも楽しめる」
覚王山にサロンを構える「なごや地球倶楽部」は、中高年のいきいきライフをサポートするNPO法人。スキー同好会から始まり、麻雀以外にもダンスや旅行、手芸など倶楽部内に多彩なサークルを発足し活動。10月で18年目を迎えます。
麻雀サークルで指導する男性も倶楽部のメンバー。「自分が知っていることを教えることが、人生のだいご味」と生きがいを感じている様子。「毎年正月には孫も一緒に家族で麻雀をする。それがいいコミュニケーションになっている」
高齢者を中心にジワジワと人気が復活している麻雀は、友人や家族との交流に貢献! 認知症予防にも良いと見直されています。

なごや地球倶楽部

(TEL090-5876-2105 理事長鈴木和子さん)

お出かけ先を見つけるには?

※名古屋市の場合

~まずは身近な事業を利用して~

福祉会館

各区に1つあり、名古屋市内在住の60歳以上の人が、いきいきとしたシニアライフを楽しむための施設。無料で各種相談も受け付けています。利用するには、居住地区にある福祉会館で利用証を作成(無料)します。

ふれあい・いきいきサロン

年齢を問わず、地域のみなさんが集まって仲間づくりや生きがいづくりができる“たまり場”です。各区の社会福祉協議会で、サロン情報を発信しています。

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