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将来の希望や興味関心をもとに文理選択を考える夏休みを

将来の希望や興味関心をもとに文理選択を考える夏休みを

将来の希望や興味関心をもとに
文理選択を考える夏休みを

 高1の夏休み前後から始まることが多い文系・理系の選択。将来の進路につながるものとして、どのような視点から選択すべきかを、元大阪府立高校校長の兵庫將夫さんに聞きました。

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兵庫將夫(ひょうごまさお)

1951年大阪府生まれ。1974年~、大阪府立高校教諭、府教育センター、府教育委員会を経て、府立天王寺高校校長、府立高等学校長協会会長。2012年~、大阪工業大学教育センター特任教授

 多くの普通科の高校では、大学進学に向けて1年生の1学期に、文理選択など、進路に関する調査が行われます。夏休み明けにはそれぞれの意思を確認して、遅くとも秋~冬には選択科目を確定させ、2年生から文理に分かれての授業が始まることが多いでしょう。

 高校現場で生徒には、興味や関心を抱いている職業について、積極的に知ることから始めてみるように伝えていました。現在の成績や教科の好き嫌いで文理選択することは、自分自身の可能性を狭めることになります。

 特に多いのが、国語や英語が嫌いだから理系、数学が苦手だから文系というように、ネガティブな視点からの選択。得意・不得意はこれからの勉強で変わってきます。

 大学では、文系といわれる心理学部、経済学部、経営学部などでも、数学や統計学の知識が不可欠です。受験科目としての数学は必要なくても、入学後には当たり前のように学んでいかねばなりません。理系でも、国内外の文献を読むときには、高校で学ぶ国語や英語をベースとした読解力が必要となることでしょう。

 得意科目、不得意科目など、目先のことにとらわれずに、10年後の自分の姿を思い描き、自分の選んだ道にチャレンジしていくために、必要な学習ができる学部・学科を考えましょう。

積極的にオープンキャンパスを活用して

 将来のイメージがわかないという人は、夏休みに実施される大学のオープンキャンパスに参加してはいかがでしょう。それぞれの学部・学科での取り組みを具体的に調べ、大学関係者や学生に、講義の内容や将来の進路、高校生の間にやっておくべきことなどを質問しましょう。こうして将来に少しでも意識を向けることは、決してむだにはなりません。

 高2生は、各種企業、弁護士などの専門職、医療分野など、より細分化した分野で実際に活躍されている方々から、直接仕事の現状や将来の展望を聞き、今後の学習の指針としていきたいもの。高校では、キャリア教育としてさまざまな機会が設けられているので、ぜひ活用してください。

 せっかくの夏休み。部活動や学習はもちろん、将来の進路について考えることで、さらに有意義なものになるはずです。

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