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【登場!SPECIAL】大阪市長 吉村洋文さん

登場!SPECIAL大阪市長 吉村洋文さん

幼児教育無償化は社会全体にプラス
“役所に保育所”で待機児童ゼロ目指す

 「子育て・教育環境の充実」に力が入る大阪市の2017年度当初予算案。昨年に続き、今年度もお母さんたちの関心を集めそうです。大阪市長・吉村洋文さんに、その思いを聞きました。

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大阪市長
吉村洋文(よしむら ひろふみ)さん

1975年生まれ。河内長野市出身。41歳。大阪府立生野高校、九州大学法学部卒。大阪市会議員。衆議院議員を経て、2015年12月大阪市長に就任。弁護士。178cmの長身だが「ファッションには無関心。スーツは友達の店で仕立てています」

Q 昨年度、5歳児を無償化した幼児教育を、新年度予算案では4歳児まで拡大しようとしています。ここまで幼児教育にこだわるのはなぜ?

 「幼児期の教育が、将来の所得増加や犯罪率の低下につながり、いかに将来プラスになるかという研究が、米国などの先進国で進んでいます。子どもは将来の消費者であり納税者であり生産者ですから、子どもが豊かに生きることは、きっと将来社会に還元されるはず。どんな事情があれ、幼稚園や保育園で、十分な教育が受けられるよう、幼児教育の無償化を高らかに宣言したい」

Q 待機児童対策予算も3倍にふくらんでいます。

 「大阪のような都市部こそ待機児童問題は深刻。都市の魅力が高まれば高まるほど、住んで働き、子どもを産む人が増えます。少子化でも保育所の需要は高まる一方です。当初、大阪市は1年前(昨年4月)の数字をもとに対策を立ててきましたが、実際はその間も、区役所に次々と申請が上がっています。リアルタイムの数を把握し、必要な枠を確保していかねば」

Q どんなウルトラCが期待できますか?

 「24区の区役所と市役所に、民間保育施設を開設します。保育士も、さまざまな補助を設けて質と量、どちらも確保したい。これくらいしないと待機児童問題は解決しません。来年4月には待機児童をゼロにする気持ちで取り組みます」

Q 昨年、小・中学生を対象に「子どもの生活に関する実態調査」を実施しました。感想は?

 「大阪の子は勉強しないなぁ。学校以外で学習する子が少ないのです。放課後、ひとりでいる子が多い。学校以外で勉強できる場をつくるのが急務だと感じました。学校や区の集会所などへ、民間の指導者を派遣し、塾へ行くお金がなくても、勉強できる場をつくらないといけません。子ども食堂とのタイアップも考えています。経済の格差が教育の格差にならないようにしたいです」

Q 小学生から英語やICT(情報通信技術)に積極的に取り組むとか。

 「国際社会で生き抜く力をつけるために、この2つは手段として最低限必要だと考えます。でも一番大事なのは、困難に直面しても生き抜く芯の強さ。全人格を形成する幼児期の教育が、ここでも効いてくるのです」

Q 家庭での市長は?

 「小5で双子の女児、小2の長男のロクでもない父親ですわ(笑)。子どもとは、給食のこととか、学校の話をよくします。あと妻と義母がいるので、完全に女性が勝っていますが、なかでも嫁さんが一番強い!」

(編集部 大野和子)

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