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    甘味婦人

    多摩のお菓子に魅せられて・・。
    10年間、駅前から路地裏まで甘い散歩を日課にしております。

    情報に踊らされず、訪れたお店の隠れた名品を見つけるのがモットー。

    多摩スイーツブロガー・おうちパティスリー協会主宰。
    読売新聞・雑誌・各種メディアにて記事執筆、コメント掲載。
    『純喫茶スイーツ手帖』コラム執筆。

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タルト日本一を決定!第6回スイーツコンテスト『タルト1グランプリ』 

2017/11/14

タルト22

11月8日、全日本洋菓子工業会主催
第6回Tarts-1(タルト1)グランプリの決勝審査に伺いました。

第5回までロールケーキでしたが第6回よりコンテスト対象をタルトに変更。全国の和洋菓子店から選ばれ決勝に残ったタルトは12作品。
名門ホテルや有名パティスリーだけでなく菓子専門学校の作品も決勝に勝ち残っています。
このコンテストの凄さは、有名無名問わず全国のタルト自慢が応募する中から選りすぐり公平な審査を徹底しているところ。

会場も緊張感に包まれます。

タルト23

審査員である帝国ホテルのシェフパティシエ望月シェフが作業をじっと見つめるなか、仕上げをする緊張感たるや。

タルト19

僭越ながら私も審査させていただきました。

決勝審査では、「味覚」「独創性・デザイン性」「特産品・ストーリー性」「市場性」について評価します。
重要となるのは味覚ですが、商品として購入してみたいと思える価格か、作り手の想いが込められた作品のストーリー性、デザイン、郷土色豊かな特産品を効果的に使用しているか、・・など多岐にわたって数値化します。

12作品、全部いただきましたよww
審査員の胃袋も体力勝負。

作品の中に、多摩地区、あきるの市の素材がふんだんに使用されていたのも興味深いところ。

カットした断面の美しさ、構成なども審査対象なので
じっくり観察し味わいます。

タルト2

タルト3

作品名/店舗
1.「紅玉のタルトタタン」/ ドゥーブルシェフ
2.「八街産ピーナッツタルト」/ ホテル ザ・マンハッタン
3.「Tarte Chocolate Harvest in Japan~日本の秋の実り」/ TWO ROOMS GRILL I BAR
4.「秋川とうもろこしのタルトシブースト」/ 日本菓子専門学校
5.「柿と蕎麦粉のタルト」/ 和楽紅屋
6.「近江米と黒豆のタルト~ゆずの香りをのせて~」/ クラブ・ハリエ
7.「和~秋の味覚~」/ リーガロイヤルホテル大阪
8.「トルタ ディ アルケケンジ」/ カファレル神戸北野本店
9.「SETODA」/ Gokoku
10.「さぬき和風タルト」/ 菓子工房ルーヴ
11. 「和梨とドゥルセのタルト」/ ル・シュクル
12.「Tarte aux Patates douce」/ ホテルオークラ東京
作品紹介及び入賞・優勝作品はこちらです♪
パティスリーを代表して出場される選手の皆さんが作りあげる作品は、
どれも個性豊かで美味しく素晴らしい作品ばかりです。

決勝審査作品(順不同)
タルト8
紅玉のタルトタタン
青森県産の林檎(紅玉)を使用したタルトタタン。
フランスで修業時代、まかないで出したところフランス人を美味しいとうならせたオリジナルのレシピ。
ビターなカラメルをまとった紅玉の酸味と甘み、カルバドスとバニラのクリームがアクセント。

 

タルト7
八街産ピーナッツタルト~コーヒーの香りと共に~

千葉の特産物といえばピーナッツですが、その中でも八街産は格別の美味しさ。薫り高い半立種をローストして九十九里産の海水塩を合わせバターピーナッツに加工。
タルト生地、ムースリーヌ、トッピングに至るまでピーナッツ味。
その中心に光るコーヒーのほろ苦いアクセントが、ピーナッツと抜群の相性で驚きました。

タルト6
Tarte Chocolate Harvest in Japan~日本の秋の実り

外国の方々にも日本の秋の味覚を知っていただきたいとの気持ちを含め、サツマイモ・リンゴ・栗などを多品種使用したチョコレートタルト。マシュマロのアクセントが外国人ウケしそう♪

タルト10
近江米と黒豆のタルト~ゆずの香りをのせて~

柚子ムースの酸味がガツンと効いた黒豆タルト。
クラブハリエといえば『たねや』。たねやで炊き上げた「座禅黒豆」をペーストにし、しっとり奥深い甘みのダマンド(生地)に。さらに近江米をローストし(玄米をポン菓子に)タルトやダマンドに香ばしさをプラス。
カットすると座禅黒豆がふっくらと顔を出します。

タルト11

Tarte aux Patates douce

鹿児島産「安納芋」「紅さつま」の二種類を大ぶりに輪切りし黒糖シロップで煮込んだグラッセをセンター部分に。タルト生地には黒ゴマを練りこむことで大学芋テイストに。
ダマンド(アーモンドクリーム)には芋焼酎「一刻者」を使用することで薩摩芋の風味をより際立たせました。

タルト12
和梨とドゥルセのタルト

ル・シュクルの所在地である福岡県うきは市は、
一年を通じてフルーツ狩りを楽しめるフルーツ王国。
焼きっぱなしにこだわったシェフは、焼き菓子には珍しい梨を採用。
ブロンドチョコレートと柚子の香りをプラスし、梨の質感そのままに日持ちするタルトに仕上げたそう。

 

タルト13
さぬき和風タルト
香川の特産品である和三盆糖のキャラメルムース・高瀬の緑茶ダマンド・粒餡・タルトと色鮮やかな層に仕上げ、各々のバランスを整える隠し味に鎌田醤油の濃口醤油加えています。

 

タルト14
SETODA
広島県瀬戸田はみかん、レモンの産地。
柑橘いっぱいのジューシーな焼き込みタルト。
アマランサスや雑穀を加えたタルト生地で健康にも配慮♪
美容意識高いタルトは女性に嬉しいですね。

 

さあ、いよいよ入賞作品の発表です。

タルト4
【農林水産省特別賞】
柿と蕎麦粉のタルト(故郷の名産)

岐阜県産の富有柿と蜂屋柿(干し柿)をコンフィチュールにして
柿の甘みととろける食感を寒天で固めて表現。
岐阜県産無農薬石臼引きの蕎麦粉をタルトに加え香ばしく。
カリカリとした蕎麦の実ヌガーを周囲に飾り、
とろりとみずみずしい柿ジュレが引き立っていました。
のどかな秋の景色浮かぶタルトですね

 

タルト16

【第3位】
Torta di alchechengi(トルタ ディ アルケケンジ)

スーパーフードとしても注目される食用ほおずきをメインに使う先見性、ブリオッシュなどで見かけるスポイトを焼き菓子に導入する独創性、審査員たちも驚く進化系タルトの登場に皆興味津々。
ほおずきは子供の頃食べて苦いイメージを持っていたのですが、八ヶ岳産「太陽の子」は糖度が高く酸味も穏やかでフルーティー。
ホオズキソースをスポイトで注入するとき、場が盛り上がりそうですね。

 

タルト5
【準優勝】
とうもろこしのタルトシブースト

あきる野市の〝秋川とうもろこし〟が、
シブーストにも生地にもたっぷり入ってます。
焼きトウモロコシをイメージさせるルックスが可愛い♪と審査員達からも大評判。塩キャラメルソースで引き締めたところも技ありでした♪
毎夏、秋川ファームで秋川トウモロコシを購入している私は、その甘みをよく存じております。
多摩野菜の魅力がこうして作品になるなんて嬉しいですね。

 

タルト20

準優勝を受賞した専修学校日本菓子専門学校 中西志帆さん

タルト17

【優勝】
和~秋の味覚~

優勝はリーガロイヤルホテル大阪のエレガントな栗タルト。
大粒の丹波栗と丹波黒豆との共演は、素材自体も各上の存在感。
これだけ贅沢な素材でもホールで3500円という安さで市場性も評価しましたが、やはりタルトコンテストだけあって黒ゴマ入りタルト生地の美味しさが光ってました。

タルトタルト21

見事優勝の栄冠を獲たリーガロイヤルホテル大阪
パティシエの坂本美奈子さん。

タルト25

タルトは、どの作品も個性豊かで表現の仕方が違い、審査も何を基準とするかが難しく悩みました。
専門家のプロ目線と厳しい評価、アドバイスを聞けて
毎回とても勉強になるコンテストです。



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