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腕利きバーテンダーとレア・モルトに出会う。至福の隠れ家バー「アーベント」

  • 2017/02/03 UP!

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こだわりのバーカウンターとレザーシート、そして腕のいいバーテンダーが作るおいしいカクテル。大人の雰囲気を楽しむことができる、とっておきのBARを紹介します。

ももよ通りの地階に至福の隠れ家

ウイークデイの午後6時、田町駅の東側、旧海岸通りと並行する「ももよ通り」を、やたら足早に駅へと向かう眉間にシワを寄せたビジネスマンたちは、たった今、通り過ぎた無機質な鉄扉の地階に「至福の隠れ家」が眠っていることを知らずにいるのでしょうか。頭上と足元にかすかに灯る明かりに気づいていながら、ただ通り過ぎるだけだけなら、なんてもったいない…。

隠れ家の名は、bar abend。「abend」は、ドイツ語で「夕べ」の意。英独混交となっていますが、さしづめ「barの夕べ」でしょうか。

オープンは2015年1月と、まだ2周年を迎えたばかりながら、オーナー・バーテンダーの黄瀬明彦さんは、日本バーテンダー協会全国技能競技大会でも活躍する腕の持ち主。今年で不惑を迎えるベテランでもあります。そのバーテンダー氏が満を持し、「妥協せずに作った」というのが、この一軒です。

隠れ家にふさわしい路地の路面にある鉄扉を開けると、少々酔いが進んでいたのならば、転げ落ちてしまいそうな地階への階段があります。扉同様無機質な階段を降りきり、通路を折れると「ここは銀座…」と思わせる優美なフロアが広がっています。

心地良いオリジナル・シートに居眠りのお客さんも

左側にはボトルが並ぶバックバーを配置。その前には、店の奥に一直線に8メートルを超えるカウンターが伸びています。カウンターの素材は、ギターの製作などにも使用される美しいメイプル。カウンター・トップに浮かぶ「バード・アイ」と呼ばれる文様は、メイプルの中でも数万本に一本の割合でしか現れないという、希少価値が高い逸品です。それだけにお値段も張り、店のインテリアだけで、ちょっとした田舎なら一軒屋が建ってしまうレベルです。

マスターの凝りようが現れているのは、カウンターだけではありません。それとカプリングされているリベット打ちのローチェアもオリジナル。そのレザー・シートはあまりにゆったりとしているため、8メートルのカウンターにも関わらず、9席しかないという贅沢なスペースをもたらしています。あまりの心地よさに「寝ちゃうお客さんもけっこういらっしゃるんです」とのこと。

カウンター以外、テーブルは5人と4人掛けの2卓、ピアノ席が3席あります。毎週水曜日は「ピアノ・アーベント(ピアノの夕べ)」、その旋律に耳を傾けつつ、酔いに身を任せる夜を楽しみましょう。

自慢はコンペティションで磨かれたマスターの腕による各種カクテルと開業までに集まった800種類のレアなお酒たち。マスターのバーテンダー仲間も「てっきりカクテル中心の店かと思ったら、レア・モルトも勢ぞろいでびっくり!」だそうです。それだけに食事は、生ハム、チーズなどお酒を邪魔しない程度に。実は奥様もバーテンダー。ラッキーならカウンターに立つ「麗しきバーテンダー」にお目にかかれそうです。

目下の悩みは、なかなか若いバーテンダー志望が見つからないこと。「この際、サラリーマンなんか辞めて、腕っこきのバーテンダーに」という方、本格的なバーテンダーを目指す方が、いらっしゃれば、ぜひお店にご一報を。

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丸い氷が入って出されるレアなウイスキー
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おいしいお酒のおつまみに本格的な生ハムはいかが?
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地下にあるBARの存在を知らせる控えめなサイン

Information

BAR ABEND(バー・アーベント)

港区芝浦3-6-8 うつみビルB1

JR「田町」駅から徒歩5分

TEL:03-6722-6671

営業時間:18:00〜翌3:00

定休日:日曜

WEBサイト:http://www.bar-abend.com/

文/グラディート編集部

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