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避難所生活ですぐに必要!セルフケア2アイテム

避難所生活ですぐに必要!セルフケア2アイテム

あなたの防災袋には入っている?
断水したらすぐ必要になる2アイテム

4月の熊本地震に続いて、先日は、鳥取で震度6強の地震がありました。
被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

 

地震大国・日本では、いつどこで大地震が発生し、自分や家族が避難所生活をする状況になっても不思議ではありません。今回は、避難所でのセルフケアに必要なアイテムなどを紹介します。
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インフラが止まった場合、待ったなしで発生するのがトイレの問題です。

 

家なら、ポリ袋や新聞紙で簡易トイレを作って対応できるでしょうが、大勢が使う避難所のトイレは勝手が違います。
避難所の排泄問題は、テレビのニュースではまず放映されませんが、断水になればすぐに直面することになる、避けられない問題の一つなのです。

 

断水時のトイレの使い方を早い時点で共有できないと、詰まらせたりあふれたり…といった問題がすぐに起こります。
集団生活で不衛生な状態が続けば、心が疲弊するだけでなく、感染症のリスクも高まります。

 

では仮設トイレが運ばれてくるまで、どうしのぐか…。校庭の隅に穴を掘るという方法もありますが、これはこれでプライバシーの問題も。
東日本大震災では、女性がトイレを我慢しすぎて膀胱炎になるケースもあったそう。

 

ですから、避難所で断水したらすぐ必要になるもの、1つめは、トイレ
女性はポンチョ付きの携帯用トイレがあると便利かも。
使い慣れた生理用品も入れておくと安心です。

やっと仮設トイレが設置されても、和式ばかり…というケースも想定されます。足腰が弱くて和式が使えない高齢者がいるご家庭は、大人用オムツもあるといいですね。

水が止まっても使える「口腔ケアグッズ」も

水道が使えないと、せっかく歯ブラシセットを持っていても口を十分すすげません。汚れた歯ブラシをきれいに洗うこともままなりません。

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口の中が不衛生になると怖いのは、「誤嚥性肺炎」。
特に高齢者は、口腔内の雑菌を誤嚥して、肺炎になってしまう可能性があり、これは命にもかかわります。

阪神淡路大震災の「震災関連死」で最も多かった死因は「肺炎」です。

震災関連死とは、震災そのものがもたらす直接的な原因ではなく、その後の避難所生活などで起こる間接的な原因で亡くなること。「教訓を生かせば救える命」です。

というわけで、断水したらすぐ必要になるもの、2つめは、口腔ケアグッズ
口腔用のウエットティッシュやマウスウォッシュは、特に高齢者のいるご家庭では、命を守るために重要なんだという意識をもって、備えておかれることをおすすめします。

口の中の雑菌を減らすことは、冬の避難生活で気を付けたい「インフルエンザ」対策にも有効。ガーゼも防災袋に入れておけば、舌を磨くこともできます。

避難所生活をシミュレーションしてみよう

避難所生活を実感するのは、未経験者には難しいものですが、疑似体験できる方法があります。
避難所運営ゲーム「避難所HUG」。
H(hinanzyo避難所)、U(unei運営)、G(gameゲーム)の略で、通称「ハグ」といいます。

大地震発生時の避難所運営を皆で考えるために、静岡県が平成19年に開発。避難所に見立てた体育館や教室に、どれだけ適切に避難者を配置できるか、避難所で次々起こる出来事にどう対応していくかを模擬体験するシミュレーションゲームです(1セット6700円で購入も可)。学校の防災教材として使われたり、一般の人に向けた体験会も実施されたりしています。

私がこのゲームを体験して感じたことはコチラ↓

 

■トイレ問題は待ったなしですぐに起こるが、ベストな解決策が見つかりにくい。
■混乱時に視察にやってくる政治家の受け入れは、結構大変!
■支援物資は必要なタイミングに届くわけではないので、置き場の確保が必要。
■持病を抱えている避難者、ペット連れの避難者は想像するよりはるかに多い。

過去の教訓から、避難所運営を円滑にするには、「避難者自身による自治組織をいかに早く作れるかが重要」であることが分かっています。行政に一任するよりも、避難者が積極的にかかわった方がうまく機能する…言い換えれば、避難者全員がお客さんになってしまうこともリスクなんですね。

特別な資格がなくても、親とはぐれた子どもの面倒を見る、受付係、誘導係、トイレ掃除などできることはたくさんあります。

もしHUGを試せる機会があれば、避難所生活を余儀なくされたときだけでなく、被災地に出向いてボランティアとしてかかわる際にも役立つと思います。

ogawa小川留奈(おがわるな) 医療ライター/健康・医療ジャーナリスト。中央大学文学部卒業後、スポーツメーカー社長秘書、サンケイリビング新聞社を経て2001年からフリー。新聞、雑誌、書籍、ウェブなどで健康・医療情報を執筆。専門家に取材した内容をわかりやすく伝えている。「信頼できる医師と最新治療シリーズ 監修/日本医師会」(講談社MOOK)部分執筆。サンケイスポーツ「Dr.サンスポ」(不定期)、医療コラム「OL3分ニュース」(シティリビング)連載中
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