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7項目でチェック! 「体の動き」の衰えサイン

7項目でチェック! 「体の動き」の衰えサイン

女性の「骨折・転倒」による要介護リスクは
男性の2.6倍!

何でもない場所で、つまずいて転びそうになった経験はありませんか?

心当たりがあるなら、体の動きが衰えている可能性がありそう。将来、転倒による骨折で寝たきりにならないように、今から注意した方いいかもしれません。

【65歳以上の要介護者等の性別にみた介護が必要となった主な原因】

要介護原因男女別 平成25年内閣府 平成28年版高齢社会白書

男女別の要介護の原因を見てみると、女性の「骨折・転倒」は、男性の2.6倍、「関節疾患」は3.3倍! 女性は「体の動き」に関係する項目のリスクが高い状況が見て取れます。

近年は、日常の体の動きが衰える原因として、「神経から筋肉への指令の伝わり」が注目されています。

気持ちに体が追い付かずに足がもつれたり、とっさの一歩が踏み出せなかったりするのは、その典型年齢とともに、脳からの「動け」という指令が、神経、筋肉へと伝わる仕組みが崩れて、敏捷(びんしょう)性が低下すると言われています。

 

チェック項目は7つ
衰えのサインはありませんか?

「ロコモティブシンドローム」(通称:ロコモ)という言葉は聞いたことはありますか? 運動器(骨、関節、筋肉など)が衰えて、将来、要介護のリスクが高い状態になることです。

7つのチェック項目で、簡単に確かめることができます。

□片脚立ちで靴下がはけない
□家の中でつまづいたり滑ったりする
□階段を上るのに手すりが必要
□家のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難
□2㎏程度の買い物をして持ち帰るのが困難(1リットルの牛乳パック2個程度)
□15分くらい続けて歩くことができない
□横断歩道を青信号で渡り切れない

1つでも当てはまれば、骨、関節、筋肉などが衰えているサイン。「ロコトレ」(※次項目)を始めてみましょう。

 

予防・改善には
片脚立ち・スクワットが効果的

ロコトレとは、ロコモを予防・改善する運動として推奨されている足腰を鍛える2つのトレーニングのこと。どこでも簡単にできて、関節に過度な負担をかけることなく、骨や筋肉を鍛えることができます。

【ロコトレ1】片脚立ち

s-651945
転倒しないように、つかまるものがある場所に立ち(支えが必要な人は机に両手や片手をついて)片脚を上げる。※左右1分間ずつ、1日3回が目安

【ロコトレ2】スクワット

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1 足を肩幅より少し広く開いて、つま先を30度くらい外に開く。
2 お尻を後ろに引くようにしずめる。(膝は、足の人差し指の方向を意識。膝が足のつま先より出ないように曲げるのがコツ)
※深呼吸するペースで5~6回を1セット。1日3セットが目安

歳を重ねても俊敏に動けるように、今のうちから習慣にしてみてはいかがでしょうか。

■参考資料
日本整形外科学会 ロコモティブシンドローム

ogawa小川留奈(おがわるな) 医療ライター/健康・医療ジャーナリスト。中央大学文学部卒業後、スポーツメーカー社長秘書、サンケイリビング新聞社を経て2001年からフリー。新聞、雑誌、書籍、ウェブなどで健康・医療情報を執筆。専門家に取材した内容をわかりやすく伝えている。「信頼できる医師と最新治療シリーズ 監修/日本医師会」(講談社MOOK)部分執筆。サンケイスポーツ「Dr.サンスポ」(不定期)、医療コラム「OL3分ニュース」(シティリビング)連載中
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