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秋から始めよう!バリエーション豊富な朝がゆ習慣

  • 2017/09/25 UP!

台湾で出会った、バリエーション豊かなおかゆの世界

私が台湾に住んでからよく食べるようになったもののひとつは「おかゆ」。
日本では病人が食べるイメージが強いおかゆですが、台湾では日常的によく食べているんです。朝だけじゃなくて、夜でも食べますよ。

台北・おかゆ横丁の地瓜粥▲ある日の晩ごはん。サツマイモがごろごろ入った「地瓜粥」といろいろおかず

台湾で食べられるおかゆには、よく煮込んでとろっとしたタイプのものから、雑炊のようにさらっとしたものまでいくつかのタイプがあります。
中に入れる具材も、肉・魚、野菜、漢方食材までバリエーションがものすごく豊富。毎日食べても飽きないくらいです。

 

体調を崩しやすい秋の初め、朝がゆを始めてみよう

夏が終わり、朝晩はめっきり涼しくなってきました。
漢方の考え方では、陽の気が盛んだった夏が終わると、自然界の陰陽バランスは徐々に陰に傾いていきます。
そして、夏から秋への季節の変わり目は、胃などの消化機能が弱くなりがち
そんな時にとってもいいのがおかゆ、それも朝がゆです。

朝がゆは、消化が良いのはもちろん、おかゆのあたたかさが胃腸のはたらきをサポートしてくれるので、本当にいいんです。(朝起きてすぐ冷たいものを食べたり飲んだりするのは、漢方的にはかなりNGです。)

中華粥

 

おかゆモードの炊飯器に食材をぽいっ!
簡単にできちゃう「養生がゆ」のいろいろ

胃腸の不調の他にも、秋の時期には口角炎や肌荒れ、便秘、しつこい空咳などが起こりやすくなると考えられています。漢方では、これらのトラブルは「肺」が乾燥し、うるおい不足になるからだといわれます。

なので、秋は「肺」にやさしく、うるおい補給できる食材を選ぶのがポイント。おかゆに足すだけで、簡単にケアできちゃうんですよ。

「おかゆモード」がついている炊飯器なら、スイッチひとつでかんたんに作れちゃうので是非おためしを。お鍋で作る時は、生米から煮るのが正式なおかゆですが、炊いたごはんを使って雑炊にしてもいいと思います(厳密にはおかゆじゃないけど、気にしない!)。

日本でも簡単に手に入る食材をプラスするだけで、おかゆが病人食から豪華な主食に早変わりしちゃいますよ。

秋に「肺」をいたわり、不調防止や改善におすすめの食材、こんなのがあります。

■普段の食材を、おかゆにプラス!
・かぼちゃ:小さめに切ってもよし、ごろごろ感を楽しむのもよし。胃腸をやさしく温めてくれる食材です。
・コーン:缶詰のコーンで簡単に。トウモロコシは胃を元気にしてくれます。
・ごま:黒すりごまは胃腸のはたらきを助け、お通じの改善に役立ちます。
・鶏肉:炊飯器でおかゆにするなら、小さめに切ってお米と一緒に投入すればOK。臭み取り用のお酒を少々と、下味として鶏ガラスープの素を少し加えてもおいしいです。
・卵:おかゆモードの炊飯器で炊く前に溶き卵を投入すれば、炊き上がりにはかき玉状態に。大胆な方法ですが、簡単です。

■秋のおすすめ!「白」の漢方食材
漢方では、秋の体調をサポートしてくれるのは「白」の食材。もし手に入ったら是非この時期に試してみてください!

・ユリ根(百合):秋に特におすすめ。肺をうるおし、心を落ち着け、咳を和らげる作用があります。生のものが手に入らなければ、乾燥のものでもOK。
・白キクラゲ(白木耳):白キクラゲも肺をうるおし、咳の緩和を助けてくれる食材。
・ヤマイモ(山薬):実はヤマイモは漢方食材の優等生。胃腸のはたらきを助けてくれます。

かぼちゃ・ユリ根・クコのおかゆ
▲かぼちゃ、秋におすすめのユリ根、クコの実入りのおかゆ

台湾のおかゆには、他にも豚レバー、白身魚や海鮮類、きのこ類や野菜など、色々な食材が使われます。中には甘いタイプのもあったりします。
おかゆって、簡単なのに毎日の健康維持にとっても役立つ料理なんですよ。今までのイメージをちょっと変えて、気軽で栄養たっぷりな「朝がゆ」生活、始めてみませんか?

 

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松浦優子/台湾情報ライター/東京都港区出身の40代。元Web広告ディレクター。現在は外国人向け日本語教師のほか、台湾経済ニュースの翻訳、ライターとして活動。一年のうち1カ月以上は台湾に滞在し、文化や歴史・健康など、気になるテーマを探求中。インドア派、愛猫家。台湾で得た一番の宝物は、あたたかい台湾の人たちとの友情とご縁。

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