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衰えたなぁと感じたら始めどき、 40代からの年代別・健康管理法

衰えたなぁと感じたら始めどき、 40代からの年代別・健康管理法

  • 2018/02/26 UP!

カラダは遅かれ早かれ、老化するもの
年代に合う、健康管理法を女性医師に聞きました

カラダは遅かれ早かれ老化するもの。「年齢による体の変化をしっかり受け止め、過敏に反応することなく、慌てずに備えることが大切」と女性家庭医の常喜眞理(じょうき まり)先生※。

人生100年時代。衰えたなぁと感じた時が始めどきです。年代別のポイントをまとめました。

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40歳代◆自分に合うかかりつけ医を探す

疲れやすさ、髪・肌の不調をはじめ、さまざまなカラダの変化が出始める40代。
更年期にさしかかれば、なおさらです。

常喜先生自身も44歳のとき、蕁麻疹やかぶれなど、皮膚にまつわるトラブルが増えたといいます。

こうした多発する心配事をひとつずつ減らすには、いくつもの科を受診しなければなりません。「そんなときは、診療科を超えて相談できるホームドクターをたずねるのが早道です。早いうちに相性の合うかかりつけ医を探すことをおすすめします」。

↓自分に合うかかりつけ医を見つけるポイント

◎いきなり大学病院に行くのではなく、開業医から探す。
◎必ずしも内科である必要はない。専門領域だけでなくトータルな視点で診てもらえるか。
話しやすい。親身に話を聞いてくれる。

 1人のかかりつけ医に長く診てもらうメリットは、自分の体質や性格、病歴、受けてきた検査、ライフスタイル、労働環境などを把握してもらえること。そのため、より細やかな診察が受けられるのだそう。

 

50歳代◆家でも血圧チェックをする

50代になったら血管の劣化に注意。

女性ホルモンの低下は血管にも影響を与えるため、これまで血圧が低めだった方も、自然と高くなっていく傾向が。年一度の健康診断のときだけでなく、家庭に血圧計を備えて日常的にチェックする習慣をつけるといいでしょう」。

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がんがより身近になってくるのも50代。これまで無関心だった人も本腰を入れて予防につとめて。白内障や緑内障など、目のトラブルも増加します。

↓実行しよう!
◎こまめな血圧チェック
がん検診をきちんと受ける
子宮頸がん検診(20歳以上/2年に1回)、乳がん検診(40歳以上/2年に1回)、胃がん検診(50歳以上/2年に1回)、肺がん検診(40歳以上/年1回)、大腸がん検診(40歳以上/年1回)※( )内は国が推奨する対象年齢と頻度
◎年1回の眼圧検査、眼底検査、視野検査

 

60歳代◆実践すべきは「筋トレ」

60代で意識したいのは、骨と筋肉の衰え対策
筋肉量の減少速度は、60代後半から急激に加速するそう。
放置すれば関節痛や骨折を招くだけでなく、寝たきり予備軍へ…。

筋肉低下⇒疲れやすくなる⇒外出や運動がおっくうになる⇒運動不足でますます筋力低下⇒さらに疲れやすくなる…という負のスパイラルに。

「過大な負荷は逆効果。無理はせず、でも甘やかさない程度に下半身の筋トレをしましょう。ウォーキングなど自分にあった運動で足腰を鍛えましょう」。

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↓筋肉トレーニングと骨対策
◎階段の上り下りを無理にしない(体重の3~7倍の負荷がひざにかかるため)
◎骨量の測定で自分の骨密度を把握(5年に1度)
◎カルシウムの取り過ぎはダメ
(骨の破壊を進めることも。ビタミンD、ビタミンK2、マグネシウムなどもバランスよく)

【関連記事】7項目でチェック! 「体の動き」の衰えサイン
https://mrs.living.jp/biken/article/2634343

 

70歳代◆食べることを楽しむ

人生100年時代の70代は、まだまだこれから。
食が細くなると、一気に老け込んでしまうことがあります。

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「活動量が減ってくると空腹を感じにくくなるため、食事量が減少して、慢性的な低栄養状態に。これをフレイル(虚弱)サイクルといいます。70代の健康管理のキーワードは“しっかり食べる”です」(常喜先生)

↓食べることを前向きに
痩せない(誰かと一緒に食べる機会を増やし、食事の楽しさを分かち合う)
・カラダを動かす(目的のある外出で楽しく)
人と一緒に何かを楽しむ(カラオケなど、何でもOK)
・ のどが渇く前に水を飲む(起床時、食事の時、入浴前、寝る前など)

 

体調管理は長期戦。
カラダの変化に合わせて上手にシフトチェンジしていきたいですね。

■情報提供
常喜医院、院長(慈恵医大新橋健診センター非常勤診療医長)・常喜眞理先生

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近著に「マリ先生の健康教室 オトナ女子 あばれるカラダとのつきあい方」(すばる舎)
常喜医院 http://www.joki-clinic.jp/

ogawa小川留奈(おがわるな) 医療ライター/健康・医療ジャーナリスト。中央大学文学部卒業後、スポーツメーカー社長秘書、サンケイリビング新聞社を経て2001年からフリー。新聞、雑誌、書籍、ウェブなどで健康・医療情報を執筆。専門家に取材した内容をわかりやすく伝えている。「信頼できる医師と最新治療シリーズ 監修/日本医師会」(講談社MOOK)部分執筆。医療コラム「OL3分ニュース」(シティリビング)連載中
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