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【第6回】聖地鋸山の麓 金谷・代表  鈴木裕士(ひろし)さん<キラリ千葉人(ちばびと)>

【第6回】聖地鋸山の麓 金谷・代表 鈴木裕士(ひろし)さん
代々の名主は今も地元のリーダー
金谷の未来は、この人の双肩に!

鈴木裕士

富津市金谷と聞けば、「TheFish」のバウムクーヘンを思い浮かべる人も多いだろう。そのFish社長・鈴木裕士さんが、心血を注いで金谷の町おこしに取り組んでいる。
2007年に「石と芸術のまち 金谷」を宣言。取り組みの一つで理事長を務める「金谷美術館」は上野の森美術館と連携し、話題のアーティストの企画展を実施。小さいが「本気度」が伝わる美術館だ。
この地で代々名主を務め、父の代まで金谷で鋸山(のこぎりやま)最後の石材店を営んでいた。「鋸山は房州石の採石で、江戸~昭和の200年間栄えた町です。今でも山のあちこちに石切り場の跡があります。石を切り出した跡の造形美は美しく、300mの山々に96mもの絶壁が観られる。まさに天空の石切り場、山自体が巨大な彫刻であり、ナチュラルミュージアムです」
鋸山山麓には1300年前、天皇の命で行基が開山した「日本寺」があり、鎌倉よりも大きな大仏様が鎮座している。「鋸山はかつて信仰の対象でした。精神修行の地というのはアートに通じます。私は、千葉県は素晴らしい歴史があるのに、PRが弱いと思っています。良い文化は深堀りしていくべきです。流行りものは長続きはしません。外国人の方々は文化を尊敬し、とても大切にします。私たちの石の文化、アートや精神性を感じていただける町づくりをしていきたい」
人口減も心配されるが、Iターンする若者も出てきた。「まちの文化を理解してくれる若い人が来てくれるといいですね。アートを製作する若者が移住してきて、空き時間は一緒に町おこしをする。地元の人も元気になると思います」
自慢の町を歩いてみた。「裕士さんに会った?」「一生懸命でしょう?」、皆が笑顔で語る。温かで熱心な名主さんを慕って人も町も動く。そんな予感がした。 (大石登子)

鈴木裕士(ひろし)さんプロフィール

1961年富津市金谷生まれ金谷育ち。大学卒業後、銀行・旅行会社勤務を経て30歳で金谷に戻り、家業の「富洋観光開発」で現場に従事。2000年に同社社長に就任、複合観光施設「The Fish」をオープン。趣味は美術鑑賞、散歩。家族は妻と2男。代々名主の鈴木家16代目当主。国の登録文化財に指定されている住居に住む

※2014.11.22の記事です

 

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