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【第9回】千葉県立美術館・館長  安藤三之さん<キラリ千葉人(ちばびと)>

【第9回】千葉県立美術館・館長  安藤三之さん
2年の休館を経て、“県美”再開館
40周年記念の平山郁夫展にご注目を

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耐震改修工事のため、2年間休館していた「千葉県立美術館」が1月24日(土)に再開館する。オープニングを飾るのが、同日スタートする開館40周年記念特別企画展「平山郁夫展 -仏教伝来の軌跡、そして平和の祈り-」だ。
「本画・素描含め93点もの平山郁夫作品を展示する企画展は千葉県初です。独特の色使いが美しい絵が並びます」と安藤館長。特に見どころを聞くと、「大唐西域画は、平山氏が2000年に描いた薬師寺の壁画を自身が再度、50号の絵に描いた作品。薬師寺内でしか観られなかった絵画を外で観ることができるのです。また、第8展示室も屏風などが並ぶ大作ぞろい。シルクロードを描いた2つの作品はそれぞれに太陽と月を描いていて、とても美しいです」
県内には多数の美術館がある。“県美”の役割は? 「千葉県にゆかりの美術資料を収集保管し、後世に伝える役割があります。優れた作品を県民に提供したり、県民の文化活動を発表する場を設けたり、ワークショップや講座を開いたり、学校を通して美術の素晴らしさを伝えるのも大切な役目です」。所蔵作品は約2400点。特に佐倉藩に生まれた日本洋画家の先駆者・浅井忠(ちゅう)の作品・研究資料約190点のコレクションは日本一。「浅井忠作品は人物も風景もありますが、力のある素晴らしい絵画が多い。平山郁夫展と同時開催の千葉県立美術館名品展で代表作を展示します。ぜひご覧ください」
休館中も移動美術館や出張講座を実施してきた。「講座の中には、ひたすら無心に金属板を叩いて仕上げる金工の講座もあり、好評ですよ。これからも魅力的な講座や千葉県の良さを知っていただくための企画を続けていきます」。今後の予定はホームページに。
https://www.chiba-muse.or.jp/ART/
(大石登子)

安藤三之さんプロフィール

1955年福島県いわき市生まれ。1978年千葉県に採用。教育庁、県民交流・文化課等を経て、2014年から現職。美術関係の資料・書物を読み、県内外の美術館に足を運ぶ姿に、館員から「努力家の館長」と慕われている。趣味は家庭菜園、卓球。現在、マラソンに挑戦中で、昼休みは美術館周辺を走っている。偉ぶらない柔らかな笑顔で、美術作品への愛情を語る姿が印象的だ。茂原市在住。

※2015.1.24の記事です

 

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