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順天堂大学(印西市)体操競技部2年 野々村笙吾さん

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順天堂大学(印西市)体操競技部2年
野々村笙吾さん
静かな闘志でライバルと切磋琢磨
さあ、世界が待っている

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失敗できない場面も表情を変えず、演技を決めて帰ってくる。「何を考えているかわからないと言われます。緊張はしますが練習でできていれば不安やあせりはありません」。ポーカーフェイスも強力な武器

男子体操界をリードする内村航平が、「負けるなら、どちらかに負けたい」と名指しして話題になったのが、ロンドンオリンピックで開花した加藤凌平選手と、同じ大学の同級生・野々村笙吾選手の2人。「うれしいです。内村さんは今の目標ですから。追いついて、勝ちたい」。
ひねりの速さ、着地の決めが持ち味の内村・加藤の演技が“華”のある美しさなら、野々村の演技は、“実(じつ)”のある美しさだ。身長158㎝、その小柄な体が演技中にぶれることはない。得意のつり輪の水平の止め、全種目の空中の体線さえも、常に野々村らしく、力強く美しい。
今年、自身が最もしびれた試合は「やっぱり、6月のNHK杯」。内村に続く世界選手権出場の残り1枚の切符をかけて加藤と争った。僅差で加藤を追う最後の鉄棒の演技。野々村の完璧な着地に観客は沸いた。「凌平が失敗しないことはわかっていました。ただ、自分の演技を出し切れた。後は待つだけでした」。続く加藤の演技もまた完璧で、逆転ならず。結果、世界選手権個人総合で加藤は内村に次ぎ、世界の2位を勝ち取る。「めちゃめちゃ、負けず嫌い」と自身を評する野々村に、火がつかないはずはない。ライバルの存在が野々村を世界に引き上げる。
新技をすぐにこなせるほど器用ではない。好きな言葉は「できるかできないかではなく、できるまで、できるかできないか」。彼の演技を見るとこの言葉を思い出す。できるまで、やったんだな、と。 (大石登子)

野々村笙吾さんプロフィール

1993年八千代市生まれ。6歳で体操を始め、市立船橋高校時代に全日本ジュニア2連覇。順天堂大進学後、全日本学生体操選手権男子団体、種目別つり輪とも2連覇。今年は個人総合1位。得意種目は平行棒、つり輪。目指すは美しい体操を追求した同大・冨田洋之コーチ。

※2013.12.14の記事です

★順天堂大学体操競技部インタビュー記事はこちら

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