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【新春スペシャル2016】千葉市長 熊谷俊人(としひと)さん<キラリ千葉人(ちばびと)>

【新春スペシャル】千葉市長 熊谷俊人(としひと)さん
世界が注目する2020年に向かって
街も人も輝く千葉市へ
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目指すは“車椅子スポーツの聖地”
純粋にスポーツを観てアツくなりましょう

2015年はビッグイベントが2つありました。海辺の都市型リゾートを推進中の幕張のビーチで5月に開催された「レッドブル・エアレース」。もう一つは“車椅子スポーツの聖地を目指す”と宣言しているわが市で10月に開催された「アジア・オセアニアチャンピオンシップ」です。後者は車椅子バスケとウィルチェアーラグビーの2競技で各国の代表選手が2016リオパラリンピックの出場をかけて戦い、大きな話題になりました。日本ではまだパラリンピックがオリンピックと同じぐらい重要な大会だという認識が薄いと感じています。10月の大会を生で観た人は感じたと思いますが、障害者のスポーツという認識が吹き飛び、単純に世界トップレベルの試合を観るのが楽しく、“ニッポン!”と興奮して声援を送り、選手をリスペクトできた。それがとても大事なことなんです。2020年、千葉市はパラリンピックで4競技、ゴールボール・シッティングバレー・車いすフェンシング・テコンドーの開催が決定。オリンピックもレスリング・フェンシング・テコンドーの開催が決まり、東京以外で、オリ・パラの両方を開催するのは千葉市だけです。世界から注目される機会を得たわけです。これからも毎年のように車椅子スポーツの大会や、アスリートと触れる機会を増やしていきます。

都市型ビーチChibaが形に 幕張新都心は世界最先端の街へ

今年、海辺でレッドブル・エアレースが開催されましたが、2016年は、いよいよ千葉市のビーチに都市型リゾートを造る事業が結実していきます。3月には千葉港に旅客船桟橋1基が完成し、ターミナル施設とレストランも完成。稲毛海浜公園では、シーサイドレストランやカフェ、結婚式場もオープン。海辺で過ごすうるおいのあるライフスタイルが形になっていくのです。秋には千葉駅の駅舎が開業し、駅周辺のにぎわいを作りだしていく。また2020年に向けて幕張新都心を特別な街にしていきます。日本初のドローンを有効活用する街にしたいし、ロボットタクシーやパーソナルモビリティの運用もイメージしています。国内外の方に千葉市の幕張新都心とはこんな街なのかとお見せしたいですね。

女性が活躍する市でありたい。とにかく、なんでも楽しくないと!

女性の皆さんが学びたい、生活を大切にしながらちょっと働きたい、そのサポートになるよう、千葉市生涯学習センターでオンライン動画学習サービス「schoo WEB-campus」を全メニュー無料で学べるようにしました。私たちの社会がより深みを帯びていくためには、女性が活躍できる社会でなくてはなりません。全国初の取り組みとして「産・官・学」共同で行った“イクボス宣言”でも、男性が積極的に育児をするよう社会に呼び掛けています。
リビング読者の皆さんは、生活を楽しみ、充実させようと思っている方が多いと思います。私もいろいろなことをやりますが、やっぱり楽しくないといけないと思うんです。「海辺のまち」も「パラリンピック」も、楽しいから広げていきたいと思っています。皆さんが特に魅かれたことなどがあれば、おっしゃっていただきたいです!

<市長さらにアツく語る!>
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障害者スポーツを体験したことは、ありますか? わたしはSTT(サウンドテーブルテニス)をやったことがあります。卓球台のような台でピンポン玉の中に鈴のようなものが入っていて、目隠しをして、音を聞いて卓球のように打つんです。これがもう、ものすごく、精神修行のようで、五感が研ぎ澄まされるんですよ。こんなに聴覚を使ったことはないだろうというぐらい! 慣れてくると球に当たるようになり、球の強さも調整できるようになってくるんです。集中できたと感じました。健常者が「STTやろうぜ」「ふろ上がりにやろうぜ」というふうになるようにしていきたいですね。
やはり海外がすごいなと思うのは、車椅子スポーツの健常者チームがたくさんあって、障害者チームと戦うんです。僕らの発想にはなかったですよね。そもそもヨーロッパにプロリーグがあることもすごいなと思います。パラリンピックは、障害者を身近に感じ、対等な意識を持てる素晴らしい機会です。健常者に影響を与えられる、そして広く理解を得られる。最終的には障害者に返ってくるイベントとして考えることができます。障害者=福祉という枠から外して発想できるようになっていきたいですね。
いい話があります。車椅子テニスの国枝慎吾選手が全アスリートにとってレジェンドだという意識が日本国民に少ないと感じています。あのフェデラーと日本人記者のやりとりの話は有名です。「日本には、すごい選手がなかなかいないです」と記者が言ったら、フェデラーが「何を言ってるんだ? 日本には国枝がいるじゃないか」と言ったという話です。国枝は自分よりよほどすごいのに、何を言っているんだという勢いだったそうですね。世界を見渡しても、国枝選手は2度と出ないクラスの選手です。あんなにグランドスラムをほぼ完全制覇し続けているんですから。もっともっとリスペクトされるべきです。
日本人の意識が2020年までの5年間で変わっていくのは大変なことです。これから毎年、障害者スポーツを観たり、体験する機会を作っていくので、意識が変わっていってほしいと思います。まずはみんなで楽しんでいきたいですね!

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10月、千葉ポートアリーナで開催された「アジア・オセアニアチャンピオンシップ千葉」で車椅子バスケ・日本代表男子が見事リオパラリンピック出場を決めた試合のひとコマ。
会場で配られた「GO!ニッポン」と書いた応援グッズを叩きながら、皆が一丸となって声援を送りました。試合終了後、選手も客席に応えて、感動的なフィナーレに。市長が目指しているのはきっとこんなシーン。障害者スポーツととらえず、純粋にスポーツに感動し、素晴らしい選手をリスペクトする千葉市でありたいですね(編集部)。

熊谷俊人(としひと)さんプロフィール

1978年生まれ。早稲田大学卒業後、NTTコミュニケーションズ株式会社入社 。2007年千葉市議会議員、2009年、31歳の若さで千葉市長初当選(現在2期目)。趣味は登山、詩吟、歴史、バトミントン、テニス、卓球。身長181㎝。家族は妻と一男一女。千葉市中央区在住

※2015.12.24の記事です

 

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