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【スペシャル】森沢明夫さん(映画「きらきら眼鏡」原作者)<キラリ千葉人(ちばびと)>

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【スペシャル】映画「きらきら眼鏡」原作者
森沢明夫さん

じんわり心に沁みる映画
観終わったら、ぜひ聖地巡りを

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映画は、物語が静かに進みます。その静かさが観ている人の心にじんわり浸透していく感じがいいですね。そして俳優さんがよかった。主人公の金井君は新人にしてあの演技だし、池脇千鶴さんは天才です。そして安藤政信さん(あかねの恋人)には…、もっていかれました! 泣きましたね。

明海もあかねも、物語を通じて、人生のきらきらしたものに気づいていく。僕もなるべく“きらきら眼鏡”をかけています。楽になるし、おおらかになれて、人にも優しくできます。でも眼鏡をかけられないときがあってもいい。うまくいかないときがあっても。それは人生の成長のチャンスですから。

船橋は田舎過ぎず、きらびやか過ぎず、だれもがなじみやすい街なので、映画がみぢかな物語に感じられると思います。小説に出てくるお店はみな実名ですし、僕が良く行くお店ばかり。ぜひ聖地巡りをしてください。おいしいものが食べられますよ。

市民が協力して作ったこの映画が、世界12大国際映画祭のひとつ「上海国際映画祭」に正式出品できて、地元・船橋が世界に行けたことは、ホントにうれしかったです(満足げな市民の顔!)

9/7(金)から地元で先行公開! 映画「きらきら眼鏡」特集はこちら。ロケ地ギャラリーも!chi180830kira00

映画「きらきら眼鏡」
9月7日(金)TOHOシネマズららぽーと船橋で先行公開
9月15日(土)有楽町スバル座ほか全国順次公開
「きらきら眼鏡」公式ホームページ https://kirakiramegane.com/movie/

森沢明夫さんプロフィール

1969年船橋市出身・在住。小説・エッセイ・絵本など幅広い分野で活躍中。「ふしぎな岬の物語」「あなたへ」「夏美のホタル」など作品の多くが映像化されている人気作家。映画にはご本人もこっそり登場。「2回は気づいても3回目は…。僕を見つけてみてください(笑)」
森沢明夫 official blog あおぞら落書帳

Webだけ!
もっと聞きたい森沢さんのおはなし

「sotte bosse」Canaちゃんがステキすぎる話。

小説にも出てくる「sotte bosse(ソットボッセ)」。今回、ボーカルのCanaちゃんが、小説「きらきら眼鏡」のイメージソング「さよならの風に」を作ってくれたんです。ぼくの作詞でっ! こんなうれしいことってあります!? ぼく、大ファンなんですよ! 
映画の中で、Canaちゃんはストリートミュージシャン役で出てるんです。天沼公園のシーンで。真夏の設定だけど、撮影は秋の夜ですごく寒かった。その帰り道、「すっげー、寒かったね!」と話してたら、Canaちゃんが「こんなに寒くて、一生の思い出になっちゃいましたね」って言ったんです。…すてきでしょう? リアル”きらきら眼鏡”をかけてる。ものごとの事象は捉え方一つで成り立っている。「寒い」を最悪と捉えるか、「一生の思い出になったね」と捉えるか。同じ事象でも、全く違う人生になりますよね。
ひがみっぽかったり、ぐちっぽかったりすると、世の中の悪い面を観ながら死んで行く。なんでもきらきらして見える人はそんな人生を送る。どっちの人生を生きたいですか。

森沢さんの小説を読んだ後、やさしい気持ちになれるのはなぜ?

良く言われます。普通の人の普通の心の揺れを描いています。みんな、自分の経験した心の揺れがあるからキャラクターをいい人だと感じるのだと思います。みんな、いい人、優しい人でありたいと思っているけど、そうでないことも心で思っている。いい人になりたい、なりたいけどなれない、そして苦しむ。僕はそれでいいと思っている。くよくよしても、良くないと気づけば変えるチャンスはある。苦しみがあったほうが成長します。

小説を読み終わった読者から「ひさしぶりに田舎の母親に電話したくなった」「電車の中でおばあさんに席をゆずりたくなります」、そんな声をいただきます。子どもに電話をもらったお母さんは幸せな気持ちになって、夫にやさしくなるかもしれない。すると旦那さんも優しい気持ちになって、別のだれかにやさしくするかもしれない。電車で席をゆずってもらったおばあさんは、帰ってから、いつもいじめている(?)嫁に、優しくするかもしれない。幸せや優しさは“タダ”です。そして波及していく。僕の書いた一冊の本がきっかけになって、幸せや優しさが広がっていったらいいな、と思って書いています。

※インタビューは、小説の中で明海とあかねが待ち合わせたカフェのモデルになった西船橋駅前の「Cue’s cafe(キューズカフェ)」で。森沢さんをみかけた人がうれしそうに声をかけ、記念写真のリクエストも。街の人気者でした!

Webだけプロフィル

編集者、フリーライターを経て、作家に。趣味はジム通い。ベンチプレスはMAX130㎏をあげるマッチョ! バスケット、ボクシング経験もあり、釣り、アウトドア系、オートバイ、ギターもやるアクティブ派。「小説を書くのは体力がいるんですよ」と。

まだまだ、いい話!

ノンフィクションを書いていたころ、小説のイメージがボン!とわいて、それを編集者に口述で一気に話したら、泣いてくれました。そして生まれたデビュー作「海を抱いたビー玉」は、重版の人気。ところが出版社が倒産し、まさかのノーギャラ。そこへ知人が「おめでとう!そんなに悪いことはめったにない。人生は振り子。マイナスに大きく振れたあとは、必ずプラスに大きく振れるよ。これから君の書いた小説はきっと、バンバン映画化される。小説映画化おめでとうの会をやってあげる」と、映画化が決まってもいないのに、“おめでとうの会”をやってくれた。それが、帯に推薦状をかいてくれた、ひすいこうたろうさんです。

森沢さんのまわりには、とびきりの“きらきら眼鏡”をかけた人が集まるな~と感じたインタビューでした。私もそうありたいな。ひすいこうたろうさんの本、今、読んでます!
命は限りがあるんだ、と気づきました(家族にやさしくなれてます)…(大石登子)。

sotte bosse 
小説「きらきら眼鏡」イメージソング“さよならの風に”
https://www.cana-official.com/sayonaranokazeni

※2018.8.30の記事です

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