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子どもたちの真摯な修行っぷりに涙…。「夏休み お坊さん修行体験」報告~!

2016/8/26

編集長O
編集長O

こんにちは! 編集部Oです。
この夏は、小学生対象にお寺で一日、お坊さん体験をするイベントを実施しました!
「成田山新勝寺でお小僧さんになろう お坊さん修行体験」です。念珠づくり、御護摩祈祷、写経、お堂の掃除、座禅など仏教の修行体験を通じて、子どもたちに日本文化の体験を。お堂でおつとめ、参拝、お掃除の仕方などを学びながら、有意義なひとときを過ごします。歴史ある新勝寺で修行できるとあって30人の小学生を募集したところあっという間に満席に。

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1 成田山新勝寺。開基1000年を超える真言宗智山派の大本山。年間約1000万人以上の参拝客が訪れる名刹です

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2 大本堂入口に目立つ看板が。入口のお坊さんにであって、子供たちがちょっと緊張

早朝新勝寺に集合。参加者の中には「昨日、修行のために坊主頭にしてきました」というママと少年も。クリクリ頭がかわいかった! 開会式の後、大本堂へ移動して御護摩祈祷へ。御護摩とはご本尊の不動明王様の前に護摩木をたいて供物を捧げて煩悩を炎で焼き尽くし、願いが成就することを祈ってくれる儀式。炎を前にみなの願い事をお願いする儀式をまぢかに見て、神妙に正座を。。

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3 大本堂の御護摩の儀式をまぢかに。正座で足がしびれてもガマン

御護摩が終わったら保護者とはお別れ。今日の活動は修行なので、お母さんたちとは離れて行います。親御さんはちょっと心配そう。「がんばってくるんだぞ」「しっかりね」と声をかけられ、いざ修業の場へ。

まずは腕輪念珠づくりを。18個の珠をひもに通して、自分の腕に合うよう作りました。みんな色はいろいろ。工作は得意分野!

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4 色とりどりの念珠にしたり、一色にしたり、それぞれ好みはいろいろ

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5 なにを見てるかって…。念珠の珠の一つをのぞくとお不動様の姿が見えるんです。お坊さんに言われなくても、子どもたちが気づきました。「おっ!強そうな神様がみえるよ!」。小さな穴も、気づいたらのぞく。好奇心旺盛

今日は何度も読経の機会があるので、練習からスタート。姿勢がまちまちでしたが、お坊さんから指導が。「お経がのっている大切な本。両手でしっかりもって姿勢は正しくしましょう。大きな声でおとなえします」。

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6 イスの座り方も修行のうち。小さな子には、お坊さんがからだごともちあげて姿勢を直してくれるシーンも。「椅子に深く座って、足は閉じて」

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7 ほらこの通り、みんな姿勢がよくなりました!
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8 合掌のしかたも習いました。真剣な後姿をパチリ

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9 お坊さんに教えてもらって、うれしそうでした

最初はわたしたちの誓いを読みました。
「私たちは ほとけさまを信じて みんなのしあわせのために つくします」
「私たちは ほとけさまのみおしえを守って きそく正しい生活をします」
「私たちは ほとけさまのように がまん強い子になります」
「私たちは ほとけさまがいつもこころのなかにおられるので わるいことはいたしません」…以下、「しっかり勉強します」「みんな仲良くお互いにたすけあいます」「感謝し、りっぱな人になるようにつとめます」
これらの誓いを30人の子供たちがかわいい声でゆっくりと、そして大きな声で読み上げるのです。まさに美しい修行の場でした。

次に、本日の修行で何度もとなえることになる「普礼真言 金剛合唱」の言葉を3返繰り返します。
「おんさらば たたぎゃた はんなまんな のうきゃろみ」

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10 礼拝手帳をみながら、学びました。「おんさらば…」も載っています

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11 みんな真剣な様子。飽きてしまう子がいなかったのは、心にひびくものがあったのでしょうね

椅子に座って行える座禅「数息観(すそくかん)」は、呼吸を数えることにより、心を集中させるやり方。目を閉じて鼻から息を吸って。息をはくときはおなかがへこむように。心を落ち着けます。みんなとても上手です。

心を静かにできたら、いよいよ写経体験。うっすら薄墨で下書きしてあるものをなぞるとはいえ、小筆と墨で漢字だらけの「般若心経」を写すのは大変な修行。大人でも50分かかるこの修行、子どもたちは1時間でどこまで書けるのか? 飽きたりしないのか?? さて…。

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12-512 最初に願い事や住所、氏名を書きます。「長生きしたい」「家族とずっと暮らしたい」「ピアノがうまくなりますように」「サッカーが上手になりますように」

お坊さんたちも私も驚いたのが、子どもたちの集中力。1時間、水を打ったように集中して写経に取り組みました。年齢も違うし、ササッとなぞる子、丁寧になぞる子、いろいろなので進み具合はさまざまでしたが、とにかくその集中力には脱帽。もしかして、大人の写経の方が雑念や迷いがあって集中できないかも。。子どもたちの方が、美しい心で無心に書き続けられるのかもしれません。見習わなくては…。

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13-213 1時間、じっくりと…。予想外に子供たちは写経が得意? みんな、偉すぎます!

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14 最年少、がんばりました! 芸術家が書いたような筆文字、見事です

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15 書いたお経は、願いを込めて奉納します。願いがかなうといいね!

午前中の修行を終え、これから「坊入(ぼういり)」と言って、精進料理をいただきます。
食に対する考えの大切なお話が。「お墓参りに行きましたか? ご先祖さまがいなければ誰一人生まれてくることはできません。ご飯を食べるのも修行のひとつです。天国のご先祖に感謝して食べましょう。修行のごはんは、お肉もお魚もつきません。みんな野菜と穀類のご飯です。お米を作るのも一年かかって大変です。新勝寺の名物・大浦ごぼうはこの太さになるのに5年かかり、何度も炊いてアクを出して甘く煮てあります。感謝して食べましょう」。みな神妙に聞いていました。

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16 お坊さんからお話が。おなかがすいていても、きちんと耳を傾けます

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17 年長のお兄さんのリードで食前のお祈りがあります

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18 食事作法も学びました。感謝して落ち着いていただきます

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19 「これはなんだろう…」見慣れない煮つけなどを静かな気持ちでいただきます
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20 真ん中が大浦ごぼう。「いつものご飯と違うから」とお箸をつけない子もいて、「少し味わってみようか」とお坊さんが励ましていました。いつもと違う体験ができるのが修行。みんなガンバレ!
大師堂に移動して、密教座禅と読経、清掃奉仕を。
「おんさらば…」と繰り返し3返。ひざまづいて右ひざをつき、左ひざをつき、そのまま床に右ひじをつき、左ひじをつき、最後にひたいをつけて、両手で御本尊から招き入れるしぐさを。大きな澄んだ声で唱えるお経がお堂の中に響きます。扉をすべて開け放っているお堂は気温も高く、大人でもしんどい気候。小さな子供たちが繰り返し読経し、目を閉じて座禅をする様子は胸を打たれます。聞こえるのはセミの声、木々のざわめき。

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21 大師堂の座禅だけは保護者の撮影タイムにしました。お堂のまわりでわが子の様子をご覧になったみなさん。すっかり修行僧の気持ちの子どもたちは、保護者のところに駆け寄る様子もなく、修行に専念。えらかった!

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22-422 座禅も読経も堂にいったものです。お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんがそばにいるのがわかっていても、集中できています、本当に立派です

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23-323 お堂を清掃・掃除も修行です。雑巾をしぼって拭き掃除。「雑巾は硬く絞って」「汚れたら面をかえて」と指導が。「家でもやってね」という保護者の声に子供たち、ニヤリ

大師堂から釈迦堂、光明堂…と諸堂を巡拝。ものすごく暑い中、「だいじょぶ?水筒のお水を飲んでね」と声をかけると「がんばる。」と頼もしい言葉が。「修行だもんね、お母さんにがんばったよって自慢してね」と言うと、ニッコリと。

今回、高学年を中心に、お経を先導して読み上げてもらったりしてリーダー役をお願いしました。食べなれない精進料理に苦心する低学年の子に、お兄さんのように、「さ、あとひと口食べてみようか」と声をかけたり、小さな子はそれを聞いて、がんばったり。知らない同士で協力し合うステキな場面がたくさんありました。

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24 諸堂巡拝。きちんと列を作って歩けました

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25 お堂に入った後の子どもたちの靴。お坊さんがなにも言わなくても、きちんと靴を揃えてぬいでいました。修行の成果? 立派な行為ですね

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26 釈迦堂で最後の読経。「おんさらば~」も慣れてきました。心を込めて、大きな声で

閉会式では、僧正さまからお話が。「御先祖様に感謝を。わたしたちはほかの生き物の命をいただいて生きている。その食事をあなたたちのために用意してくれるのはお父さん、お母さんです。すべてに感謝してありがとうの気持ちで生きていきましょう」。修行を終えた子供たちは、すっかり落ち着いて、話に聞き入っていました。

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27 6年生のお兄さん2人が代表して大護摩札を受け取りました。お札もみんなが写経したお経も願いと共にお不動様に奉納されます

すべての修行がおわって保護者の元に帰っていった子供たち。「うちの子だいじょぶでしたか?」と心配そうにしているお母さん、「がんばったな!」と迎え入れるお父さん。
全員、がんばりましたよ! 本当に一人残らず、真摯に修行を終えました。その姿に成田山のお坊さんも「がんばっていましたね」とうれしそうでした。

ご参加の小坊主さんたち、保護者の皆様、ありがとうございました!

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編集長O
編集長O

キラーン! 仕事もオシャレも24時間全力疾走

コメント
  1. 感動しました!うちの子も行かせたいと思います。

    空ママ2018/06/28



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