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<健康情報> 「抜歯のなぜ?」に、お答えします

<健康情報> 「抜歯のなぜ?」に、お答えします

抜歯が必要な歯は、他の歯に悪影響を及ぼすことも
かかりつけ歯科に、よく相談を

患者同様、歯科医院もなるべく歯を残したいとの思いが

みなさん、歯科医院で抜歯を経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「グラグラになってきた」「割れていると言われた」「親知らず」「歯並びや見た目のため」「被せの中が大きいむし歯だった」などなど。
抜歯の原因を考えてみますと、多いものから順に「歯周病 42%、むし歯32%、その他 13%、破折 11%、矯正 1%」となっています。
年齢では55〜74歳に多く、男女差はありません。 また、1つの同じ歯に対して「4、5回目の治療は抜歯」とも言われたりします。
では、なぜ抜歯となるのでしょうか?

親知らずや矯正のための抜歯は別として、抜歯には理由が必ずあります。それでも「何とか残したい」「痛くないのに抜かないといけないの?」「こっちで噛まないから大丈夫」などと自己判断をして、治療を放置されてる方もいます。
「なるべく歯を残す」という考えは、患者、歯科医院双方共通したものです。実は歯科医院側の方が残したい気持ちが強いとも言えます。ただ、患者さんと話をして感じるのですが、「残す」という言葉だけが独り歩きしているようなのです。
歯科医院側は、「残せる可能性があるのなら」残したい。
患者側は、「どんな状態でも必ず」残したい。
ここの考えがズレてしまっているんです。

抜歯の提案には患者の将来を見越した理由がある

抜歯が必要な歯は、修復が不可能であり痛みを伴い、かつ放置することで重篤な感染症を起こすものです。残すことで噛めなかったり痛みがあったり、他の歯に悪影響を及ぼすとしても、その歯を残すことに意味はあるのでしょうか?
抜歯という選択は、それによってより安心して食べられる最善の治療と判断したからです。現状維持の妥協的な治療をとるのか、将来性のある確実な治療を選ぶのか。 一概に「抜く歯科医院はダメ」ではないのです。もちろん納得できるまで、よく相談してください。
歯科医院の方では、抜歯後の治療プランもしっかり考えております。ぜひ、かかりつけ歯科でアドバイスをもらってください。

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フォレスト歯科クリニック 森重 創一郎 歯科医師
H13年広島大学卒業後、H21年フォレスト歯科クリニックを開業

リビングまつやま 2019年5月31日号より転載

こちらからもリビングまつやまも読めます

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