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習い事にどれだけかける?! 教育資金の使い方

習い事にどれだけかける?! 教育資金の使い方

公立小学生で年間21万円
「学校教育費」を上回る「学校外活動費」

 進級・進学の春ですね。
 新しい学年がスタートするとともに、新たな習い事や塾通いを始めるお子さんもいらっしゃるのでは? 「学校」に関する費用だけでなく、「学校外」の費用についても考えてみましょう。

 表は、文部科学省による「子どもの学習費調査」から抜粋したものですが、公立の小中学校の場合、「教育費」に占める「学校外活動費」の割合は、「学校教育費」よりも高くなっています。

 学習塾、サッカーや野球、スイミング、ピアノ・バイオリン・バレエなど、学校外の活動費はなかなか高額な場合がありますよね。塾や習い事などの家計にかかる負担が大きければ、ひいては、進学費用の不足につながる場合もあるので注意が必要です。

<表:学校種別学習費総額>(円)

区分 学習費総額 うち学校教育費 うち学校外活動費
小学校 公立 322,310 60,043 217,826
私立 1,528,237 870,408 613,022
中学校 公立 478,554 133,640 301,184
私立 1,326,933 997,435 320,932
高校 公立 450,862 275,991 174,871
私立 1,040,168 755,101 285,067

※子ども1人あたりの年間支出額
子供の学習費調査(文部科学省 平成28年度)より抜粋

高校・大学の進学資金を貯める時期
優先順位を考えよう

 一般に、お子さんが小・中学生の間は、高校・大学の進学資金を貯める時期にあたります。習い事や塾の家計負担が重ければ、進学費用を十分に貯めることができず、大学進学時には、教育ローンや奨学金の利用が必要になるかもしれません。

 教育ローンや貸与型の奨学金の利用は返済を伴うものですから、慎重に検討する必要があります。

 もちろん、習い事や塾が子どもの興味や才能を伸ばし、将来の可能性を大きく広げることもありますし、むやみに、習い事や塾の費用をむやみに節約しましょう、という話ではありません。

 ただ、お子さんがあまり興味のない習い事などをなんとなく続けて、将来の進学資金に困るよりは、お子さんに合わせて塾や習い事も絞り込んで、経済的な余裕を持って将来の進学先を選べるほうがよいのではないでしょうか。

 学校教育費にしろ、学校外教育費にしろ、「あのとき、やらせてもらってよかった」と、将来お子さんが思えるような教育資金の使い方をしたいですよね。学校や塾、習い事など、優先して何にお金を使うべきか、将来まで視野に入れて考えてみましょう。


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大林香世(おおばやしかよ)

1999年CFP資格取得。教育系出版社、FP会社勤務を経て、2000年から独立系ファイナンシャル・プランナーとして活動中。
子どもマネー総合研究会メンバー。
子どもマネー総合研究会 http://oyako-kintore.jp

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