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苦手な人のための感想文入門 書き進めるための15の視点

苦手な人のための感想文入門 書き進めるための15の視点

苦手な人のための感想文入門
書き進めるための15の視点

 夏休みの宿題のひとつに、読書感想文があります。苦手だという子どもたちに、元・公立高等学校校長の廣岡徹さんが、書き方のコツを15の視点から教えてくれました。

廣岡徹(ひろおかとおる)さん

廣岡徹(ひろおかとおる)

1947年兵庫県生まれ。兵庫県立高校教諭、県教育委員会、教育事務所長、県立姫路東高等学校長、兵庫教育大学大学院教授を経て、現在は兵庫県生きがい創造協会理事ほか。

 読書感想文を書くコツ、対象は小学校高学年から中学、高校生です。また、小説や物語を読む生徒が多いので、その対策に絞ってみました。

(1)本の選び方
 指定図書と自由図書のどちらかを選ぶ必要があります。基本は読んでもいいと思えるかどうかですが、指定図書は読んだ友人の感想や意見を聞くことが可能です。これは後に触れる、コツにも繋がります。

 自由図書は、自分で選ぶことができます。コツは短編を選ぶこと。短いので何回も読み返しが可能で、何度も読めば、自ずとストーリーが頭に入るからです。

(2)短冊を用意
 読む前に、縦15cm 横3cmほどの短冊を用意します。上部にはページ・何行目かを書きます、残った部分に ①面白いと思ったり感動したりしたところ ②気に入った表現を、その理由と共にメモしながら読み進めます。小説は別紙に、登場人物の関係を相関図にまとめておくのも良いでしょう。

内容を膨らまし感想を深めるコツは

 いよいよ、感想文を書き始めます。

(1)題を考える
 これは、最初と最後に考えます。「…を読んで」というレベルから、本のテーマに関するものなどです。最初は「…を読んで」でも、書き終わると違う題を思いつくかもしれません。

(2)構成を考える
 最初のまとまりには、③本との出会い ④作者のこと ⑤主人公を中心にあらすじを短く書きます。

 次に、感想の要の部分です。まず、⑥短冊に書いた内容をまとめます。これだけでは不十分で、ここを深めるコツを次に上げてみました。
⑦魅力ある登場人物、言葉や行動と、その理由。
⑧好きな言葉や表現と、その理由。
⑨自分以外の考え。友人の意見や感想との比較。
⑩可能なら、自分の体験と重ねてみる。

 内容が、揃ったところでまとめに入ります。
⑪読む前の自分と比べ、何か変化はあったか。
⑫これからの生き方に、影響を受けたか。
⑬主人公と自分の共通する点、違う点。
⑭作品から得たもの。
⑮最後にまとめの決め台詞を、作品から選びます。

 さて、イメージはできたでしょうか。では、本選びから始めましょう。

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