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入試担当者に聞きました 関関同立 今春の入試を振り返って

  • 2019/03/07 UP!

関関同立 今春の入試を振り返って

 関西の人気4私大、関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学の入試担当者に、今年度の入試動向と大学の取り組みについて聞きました。早めの情報収集で、来年度以降の入試に備えてくださいね。

各大学の入試担当者に聞きました

※文中の数字は、2019年2月入試のデータです。

関西大学

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入試センター所長
北原聡さん

志願者数は前年比2.6%増
SDGsなど世界を意識した協働を

 総志願者数は8万6755人で、前年より2.6%上回りました。近畿地区では2.1%増、近畿外では4.8%増。学部では、総合情報学部が33.9%増と大幅な伸びとなりました。

 定員管理の厳格化による私大入試難化の情報を受け、国公立大志願者も併願を厚くしているようで、センター利用入試は13.9%増。さらに英語外部試験利用型が43.3%の増加となったことは、2019年度入試の特徴といえます。

 本学では、新しい国際交流の形として、オンライン型国際協働学習「COIL Plus」プログラムを提供しています。本学学生と海外学生がCOIL方式で学んだあと、海外での就業体験など多彩な活動に参加し、帰国後に再びCOIL方式で共修します。これによりグローバル・キャリアマインドを醸成することをめざしています。

 また、「関西大学起業資金支援制度」を設立。学生の起業マインドを醸成する制度を整備しているほか、SDGs推進プロジェクトを設置。国連が掲げる17の目標達成に向け、学生・教職員が協働していきます。このように、大学として学生に多彩な機会を用意し、今後も考え行動できる人材育成をしていきます。

関西学院大学

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高大接続センター長
北原和明さん

受験生の安全志向で志願者やや減少
目的意識を持つ学生の入学を期待

 志願者数は3万7547人、前年比91.4%と減少。この結果は、受験生の安全志向により本学が敬遠されたのではないかと考えています。中でも、前年高倍率となった経済学部が苦戦。その反面、国公立大学受験生の安全志向の影響で、理工学部は同112%と大幅に増加しました。

 関西学院が昨年、創立150周年の2039年を見据え発表した「KWANSEI Grand Challenge 2039」の実現に向け着実に進めています。今後も本学を第一志望とし、強い目的意識をもった皆さんの入学を期待しています。今年4月からは、全学部生対象の「AI活用人材育成プログラム」を開講。文系・理系問わず受講できます。AI技術が注目される今日、「それを使いこなす人材の育成」を強く推し進めます。

 また、今年も、3月23日(土)SGH甲子園(全国スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会)を開催。多様な分野で、高度な課題研究の発表があると期待します。

 4月から阪急西宮北口駅すぐに、教育・研究活動の活性化と情報発信機能の強化を目的として「西宮北口キャンパス」を開設。専門職大学院である司法研究科(ロースクール)も、移転します。

同志社大学

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入学センター所長
多久和英樹さん

思考力や表現力を問う入試を実践
「新島塾」で社会のリーダーを養成

 2019年度の一般選抜入試の志願者数は4万2571人で、前年度比5796人、12%の減少となりました。

 学部ごとに見ると、神、法、生命医科、スポーツ健康科学部は志願者が増えましたが、それら以外の10学部で減少しています。地域的には、関西を中心に減少した一方、関東以北の地域では、特に大きな影響は見られませんでした。

 2020年度の大学入試改革が話題となっていますが、本学の一般選抜入試では、従来から、マークシート方式をとらずにできるだけ記述式とし、論理的思考力や正確な表現力を見るよう努めています。

 本学では、創立150周年となる2025年に向けて、2018年に「同志社大学新島塾」を立ち上げました。選抜した学部生対象の教育プログラムで、2019年度から本格始動します。学部の専門領域を超えた幅広い知識や基礎学力の重要性を認識し、教養を高めるとともに、強い“志”を備えたリーダーを養成することが目的です。

 今後も引き続き、教育・研究・社会貢献という大学の使命を果たすべく「ALL DOSHISHA」で取り組んでまいります。

立命館大学

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入試広報課課長補佐
冨田耕平さん

思前期入試の志願者数はやや減少
文学部系の学域再編に注目を

 前期志願者数は、8万8006人。前年比では97.2%と減少しました。大阪いばらきキャンパス(OIC)開設もあり、ここ5年間の連続した伸びが続きましたが、今年はやや落ち着いた、といったところでしょうか。

 学部別では、法、産業社会、映像、総合心理、スポーツ健康科学、食マネジメント、生命科学が志願者数を伸ばしました。中でも、産業社会学部は前年比118.5%と人気。昨年びわこ・くさつキャンパスに新設された、食マネジメント学部も、前年比117%と、引き続き人気を集めました。一方、国際関係、文学、経営、政策科学、経済、理工、情報理工、薬学部は志願者数が減少。薬学部は前年比77.3%と苦戦する結果に。

 2019年度は、OICにグローバル教養学部が誕生します。リベラルアーツを深め、オーストラリア国立大学とのダブルディグリーを実現するプログラムを始動。国際寮機能を持った施設も併設しますので、OICが一気に国際色豊かになることでしょう。学生のみなさんも大いに刺激を受けてほしいところです。また、文学部・コミュニケーション学域の再編も予定していますので、受験生のみなさんは、ぜひ注目してほしいですね。

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