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中学校と高等学校とは違う 目的意識をもって頑張ろう

中学校と高等学校とは違う 目的意識をもって頑張ろう

中学校と高等学校とは違う
目的意識をもって頑張ろう

 今月から「教育ウォッチ」は、元・公立高等学校校長の溝口繁美さんに担当してもらいます。初回は、高校生活をスタートした皆さんへのアドバイス。中学校との違いを話してくれました。

①進路意識の違い

 皆さんが進学した高等学校は、自分が選んで決めた学校ですね。決め手になったのは、将来自分が何になるかという、進路に関する考えだと思います。昨年は、スポーツや文化面で、高校生年代の人の活躍が目立ちましたが、彼らの将来を見つめる意識は相当はっきりしていて高いものがあったに違いありません。高校を出て、大学進学する人が60%を超えているとはいえ、それでも将来何になるつもりかが決まらなくては、大学進学もできません。高校生活の中で、できるだけ多くの人たちと将来のこと、将来の夢について話をすることは、きっと皆さんにとって「有益」なヒントを与えてくれます。それが、皆さんの「学習意欲」にもつながるでしょう。

②学習内容の違い

 高等学校での学習内容は、「覚える」から「考える」ものへと変化します。なぜなら、高等学校では、学習して一つの「正解」を覚えるものから、「正解」がいくつもある、あるいは極端な場合「正解」がないものを対象にして勉強するようになるからです。それに対処するには、まず国語・英語などでは、教科書を繰り返し「音読」することを勧めます。数学や理科では、「問題演習」に取り組みましょう。また、授業中には板書されたものだけではなく、先生の話や生徒の発言で、“これは”と思ったものをノートに書きましょう。部活を頑張る人は、「部活日誌」を付けるのも良いですね。

風呂、ベッド、バスの時間を有効に使って

③通学時間の違い

 通学に自転車や電車・バスを利用する人が増え、通学時間が1時間を超える人も珍しくないでしょう。時間的にも体力的にも負担が大きくなります。まずやるべきことは、早く寝るということ。遅くとも、午後11時までには床に入りましょう。通学中はできるだけスマートフォンは触らず、友達と話をしたり、本を読んだり、外の景色を見るようにしましょう。その日にすることで、できていないものがないか車中で点検するのも大事です。英語では、発想を促す大事な場所を“3B”といいます。風呂、ベッド、乗り物のバスの三つの頭文字のBを取っています。通学時間も有意義なものにしてください。

溝口繁美(みぞぐちしげよし)さん
溝口繁美(みぞぐちしげよし)
1954年富山県生まれ。兵庫県立高校教諭、県教育委員会、教育次長、県立神戸高等学校長を経て、現在神戸親和女子大学教授。2015年~2016年に、「奥の細道」1771㎞を踏破。

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