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高校生活の中での資格取得や取り組みも大学受験で評価

高校生活の中での資格取得や取り組みも大学受験で評価

高校生活の中での資格取得や
取り組みも大学受験で評価

 何かの資格を持つことは、社会に出るときだけでなく、大学を受験する場合にも重要なポイントになるとか。元・公立高校校長の溝口繁美さんに、詳細を聞きました。

 2020年度から「大学入学共通テスト」が導入されます。大きなポイントが、基準を満たした資格試験を、英語の試験と同等に扱い認めるというもの。現在、実用英語技能検定やケンブリッジ英語検定、TOEFLiBTなど7種類の資格・検定試験が認定されています。仮に実用英語技能検定2級を持っているという人がいれば、試験を受けなくてもそれを評価してくれるというのです。
 世の中のさまざまな資格やレベルの認定試験を、大学入試の際の評価点や条件にしようという動きが広まっています。
 例えば、文部科学省の「大学入学者選抜改革推進委託事業」は、大学の入学者選抜で、「思考力・判断力・表現力」や「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価することが重要であるという問題意識に基づき、入学者選抜の改善点や、有効な選抜方法を調査研究しようというもの。兵庫県内では、神戸大学と関西学院大学が指定を受けています。
 神戸大学では「グローバル文化学科」の推薦入試でTOEFLiBTのスコアが65以上の者ということを出願条件としています。関西学院大学文学部では、実用英語技能検定準1級以上などを加点対象にあげ、経済学部の数学能力重視型の試験では、実用数学技能検定2級以上を出願条件に挙げています。

ボランティア活動を評価対象にする大学も

 一方、資格にこだわらずに、スーパーサイエンスハイスクールやスーパーグローバルハイスクールに指定された学校で学んだ者を対象とした入試もあります。ほかにも、前出の関西学院大学では、①生徒会活動や部活動などで優れたリーダーシップを発揮した者②ボランティア活動や地域の社会的活動などに取り組んだ者③持続的な個人的研鑽をした者を評価対象として挙げています。
 要は、「高等学校生活で、自分なりに興味・関心を持ったことに持続的に取り組み、それなりの成果を挙げると認めます」ということですね。入学試験という一発勝負に賭けるのも一つの手段ですが、さまざまな資格取得や学校内外で行われるプログラムに積極的に取り組み、充実した高校生活の実現に努めることが大事でしょう。

溝口繁美(みぞぐちしげよし)さん

溝口繁美(みぞぐちしげよし)
1954年富山県生まれ。兵庫県立高校教諭、県教育委員会、教育次長、県立神戸高等学校長を経て、現在神戸親和女子大学教授。2015年~2016年に、「奥の細道」1771㎞を踏破。

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