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年収○万円が幸せを感じなくなるボーダーライン!?自慢話撃退法

第13回 年収○万円が幸せを感じなくなるボーダーライン!?自慢話撃退法

アメリカの心理学者イースタリンが1974年に提唱した、「これ以上所得が増えても幸福感はほとんど増えない」と感じるようになる年収とは、次のうち、どれ?

  • 7万5000ドル
  • 15万ドル
  • 55万ドル

さて、今回のお悩み相談です。

お悩み

隣人の自慢話にうんざりしています。指輪やネックレス、バッグ、子どもの服、すべてブランド物。車はジャガー、年2度のハワイ旅行。旦那さんは有名広告代理店勤務で、実家も裕福。確かにお金持ちなのでしょうが、会うたびに自慢話を聞かされうんざりしています。最近では、ゴミ出しに行くのもおっくうになってきました。どうしたらいいでしょう。(N美・32歳・パート・既婚)

自慢話をする人ほど実際は幸せではない。
さらりと受け流すには?

イラスト/かたおかともこ

アメリカの経済学者に、ノータリン・・・あ、間違えました。イースタリンという人がいます。その人の有名な学説に「イースタリンの逆説」というのがあります。「ある一定の年収を超えると、お金で幸福が得られなくなる」というものです。イースタリンはその年収を7万5000ドルと設定しています。現在のレートで換算すると約750万円ですが、1974年のアメリカの学説ですから、現在のお金に換算すると1500万円くらいでしょうか。そのくらいの年収を境に、お金が増えることで幸せを感じないようになるのだそうです。女性なら、服の値段を見ないで買うようになるレベル。確かにいつでも手に入ると思うと、それほど欲しくなくなるというのはわかりますよね。

つまり、通常ならある程度の年収があればバカバカしくてお金の自慢をする気にならないということです。それなのにお金の自慢をする人がいたら、それは心が寂しい証拠。「かわいそうな人だな」と思ってあげればいいのです。

周りの人を見ていてもそうです。本当に幸せなカップルは、自慢したりしません。私は男性からの相談もよく受けるのでわかりますが、男性はお金があると浮気する人が多い。N美さんの隣人の女性も、旦那さんの浮気や風俗通い、セックスレスなどで苦しんでいるのかもしれませんよ? もしくは、嫁姑問題で苦しんでいるのかも。裕福な家に嫁いだ人ほど、嫁姑問題で悩んで離婚するケースが多いですから。私の友人も「金と口は一緒に出す」という名言(?)を残し、離婚してしまいました。マイホームの頭金を2000万円ほど旦那さんの実家から出してもらったら、お姑さんが毎日家に来るようになり、家具の選定から家事などさまざまなことを細かくチェックされ、友人はノイローゼになってしまったのだそうです。

そう考えたら、誰にも気兼ねすることなく、のびのび暮らせるN美さんの現在の生活って素敵だと思いませんか? “他人の芝は青く見える病”にかかっていてはもったいないですよ!

今の生活を楽しんでいる人には自慢できない

以前、お金の神様といわれる大富豪の方から、「キミはお金がなくて、幸せだね」と言われたことがあります。「同じ1万円でも、キミの感じる1万円と私の感じる1万円は違う。1万円をもらって心底うれしいと思えるのは、とても幸せなことなんだよ。今の感覚を誇りに思って、大事にしなさい」と。そのときはまだ若かったので、正直「なんのこっちゃ?」と思いましたが、今は大富豪の方がおっしゃっていた意味が分かります。つまり、「今の生活に誇りを持って暮らせる人が、幸せになることができる」ということ。どんなレベルの暮らしであっても、いいこともあるし悪いこともあります。でも、誰と比べることなく、「今の生活のいいところを見つけて楽しむことが、お金持ちになる第一歩」なんだということです。

N美さんも、かわいそうなお隣のことは気にせずに、今の自分の生活のいいところを見つけて、うっとりしちゃってください。今の生活に満足してウキウキしているN美さんの姿を見たら、隣人も自慢話をしなくなりますよ。大丈夫、大丈夫。

プロフィール

高嶋ちほ子
キャリアカウンセラー・ビジネス書作家

上智大学文学部哲学科卒業。放送作家として活躍後、角川書店『東京ウォーカー』編集部、リクルート『B-ing』『リクナビNEXT』編集部などに在籍し、3000人以上の会社員をはじめ、料理人、クリエイター、作家、経営者、スポーツ選手など1000人以上の業界のトップに取材。編集・執筆に携わった著名人インタビュー『プロ論。』は累計40万部のベストセラーに。著書に『1日5分で「できる人」になれる!出世ドリル』『○○業界の法則事典』(PHP研究所刊)など。米国cce認定gcdfキャリアカウンセラー。

トピックス・インフォメーション
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  •  
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