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買いだめが家族を救う!“持ち出さない”防災グッズのススメ

9月1日は防災の日。熊本地震発生から4カ月がたった今、改めて自宅の備えを見直してみませんか? 今後増えるといわれる“在宅避難”の場合でも困らない、防災グッズや備蓄方法について聞きました。

教えてくれたのは
NPO法人 プラス・アーツ 東京事務所長 小倉丈佳さん

使いながら備えるローリングストックをはじめよう

非常食「防災グッズというと“リュックなどで持ち出すもの”というイメージなのでは? 近年ではそれに加え、在宅避難に備える“持ち出さない防災グッズ”も必要だと考えられています」と小倉さん。在宅避難とは、避難所ではなく自宅で避難生活を送ること。特に人口の多い首都圏などでは避難所がたりず、自宅に損傷がない場合は在宅避難をする人が増えると想定されています。そのとき重要になってくるのが、持ち出さない防災グッズ。「特別なものを用意する必要はありません。普段使っている食料や日用品をうまく活用しましょう」。

その方法として注目されているのが「ローリングストック法」。“使ったら補充する”という考え方です。例えば食料なら、1日3食4日分、計12食分の非常食を毎月1回程度消費し、1食分ずつ買い足していくと、一年間ですべてが入れ替わることに。また、月に一回必ず防災のことを考えるきっかけにもなります。「物資が届くまでの目安として、7日分の備蓄が推奨されています。被災から3日間は冷蔵室・冷凍室内のもの、買い置きしていたものを食べ、4日目以降に、備蓄しておいた4日分の非常食を食べれば、7日間を乗り切ることができます」。

ローリングストックしておくと便利な日用品、災害時に役立つアイテムは下のチェックシートで確認してみて。


自宅にいくつある? 在宅避難に役立つ防災グッズ12選
チェックリスト

✓ローリングストックするもの(家族4人分の場合)

新聞紙(3日分程度)
新聞紙
吸水性に優れ、紙食器や骨折時の添え木代わり、防寒など多用途。リビング新聞も使えます

ラップ
ラップ
食器にかぶせて使えば、お皿を洗わずにすむので、洗浄水を節約できます。また応急的に止血にも使えます

ポリ袋(100枚入り2パック程度)

ポリ袋
水の運搬やサバイバルトイレを作る際に役立ちます。大・中・小、さまざまなサイズがあると便利

非常食(4日分程度)

非常食
フリーズドライ食品、レトルト食品、栄養調整食品など、賞味期限が1年以内のものでOK。食べて買い足しながら自分好みのものを見つけて

ウェットタオル(30枚程度)

ウェットタオル
断水時に体を衛生的に保つための必需品。体を拭きやすい大判サイズがおすすめ

口腔ケア用ウェットティッシュ(100枚入り5個程度)
口腔ケア用ウェットティッシュ
災害時の口腔ケアは必須。歯みがきができないと、肺炎などの感染症にかかりやすくなります

水
1人につき1日2ℓの飲料水が必要。家族人数分×1週間分の備蓄を



✓一度買っておくと便利なもの

クーラーボックス
保冷剤を入れて臨時の冷蔵室に

携帯ラジオ
停電時でも災害情報が届くラジオは、一家に一台用意を。電池も忘れずに

携帯トイレ
洋式便器に取り付けて使えるものが便利

カセットコンロ・ボンベ
1本で約60分調理可能。中身のガスは変質しませんが、ゆがみやサビがでているボンベは使わないように

LEDランタン・ヘッドライト
1ヶ所しか照らせない懐中電灯と違い、ランタンは室内照明として部屋全体を明るくできます。ヘッドライトは頭に装着するので、作業時にも手がふさがりません

家族構成に合わせた防災グッズの見直しを

チェックリストに挙げたグッズの他にも、代替品のない眼鏡やコンタクト、生理用品、常備薬も準備しておくといいでしょう。高齢者がいる家庭では、入れ歯洗浄剤や補聴器用電池の買い置き、乳幼児がいる家庭では、粉ミルクやおむつを多めに買い置きしておくと災害時にも心強いです。基本的な防災グッズは健康な成人に合わせた内容になっているので、家族の年齢や健康状態に合わせた備えも検討しておきましょう。

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