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台湾の知恵袋、半年先の体質改善は「漢方貼り薬」で3回集中プログラム

  • 2017/12/19 UP!

◆◆ページの最後に台湾茶のプレゼントがあります◆◆

体質改善の漢方治療「三九」と「三伏」
半年後を見越した3回集中プログラム

漢方薬というと飲み薬のイメージが強いですが、塗ったり貼ったりする漢方薬もあります。台湾の薬局にはパッケージがレトロかわいい漢方のシップも。

台湾の漢方湿布薬▲シップ薬の色は白の他、緑や薄茶色なども。ザ・薬草!という香りがする

さて、台湾などでは年に2回、貼り薬やお灸を使った中医学的な治療シーズンがあります。1回目は夏の盛り。2回目は冬至の頃、つまり今です。

中医学には「冬病夏治、夏病冬治」という言葉があります。毎年冬に出る体調不良を見越して夏に体質改善を行い、毎年夏に出るトラブルに対応するために冬に養生するのが良いという意味です。

例えば、冬につらい「冷え症」というトラブル。この症状は、暑い夏の時期に一年で一番「おとなしく」しています。だから夏が一番の治療チャンス。

また、春夏に症状が出やすいアレルギー性鼻炎、慢性・急性の気管支トラブル、長引く咳、慢性胃炎などを「夏病」と呼び、これらは冬に体質改善するのがその予防になると考えます。

「冬病夏治、夏病冬治」の方法には色々あるのですが、夏の「三伏貼」、冬の「三九天灸」が最も盛んだと思います。
どちらにも「三」の字が付いていますが、漢方の貼り薬やお灸を使った治療を、夏と冬の時期に各3回行うようになっています。

2017年冬シーズンの「三九天灸」は、
1回目:2017年12月22日(冬至)
2回目:2017年12月31日
3回目:2018年1月9日
です。

例年、シーズン近くなると、町の中医クリニックには「今年の三伏(三九)はこの3回!忘れずに治療しましょう!」というお知らせが貼られます。多少日程がずれても大丈夫ですが、1シーズンに基本は3回やるのが大事なんだそう。

台北市の中医クリニック「三伏貼」の貼り紙
▲今年の夏の「三伏貼」のお知らせ(益曼中醫診所)

 

ペースト状の漢方薬をツボ上に絞り出す
びっくり!体がみるみるポカポカに!

この原稿を書いている時点では今年の冬シーズンの「三九天」はまだなので、夏の「三伏貼」の体験をご紹介します。これは、背中や腰、お腹などのツボにペースト状の漢方薬を貼って行う治療です。(「三九」は、貼り薬の他に棒状のお灸でも行われます。)

これが貼り薬セット。右上の注射器の中にはペースト状に練った漢方薬。下のは「肌を保護する塗り薬」だそうです。(このあたりの手順はクリニックによって微妙に異なります。)

三伏貼セット

お肌の保護用の赤い薬をツボの上に塗り、その上にペースト状漢方薬を絞り出していきます。

三伏貼漢方薬の絞りだし

背中側は、首の後ろと肩甲骨まわりに4ヶ所、腰の背骨の両側に4ヶ所。正面側は、鎖骨と鎖骨の間に1ヶ所、おへその少し上に1ヶ所、薬を貼りました。絞り出した漢方薬ペーストの上にはガーゼを当ててばんそうこうを貼ります。

三伏貼・ばんそうこう

漢方薬ペーストの成分を質問してみたのですが、「企業秘密よ~」と言われてしまいました。自家製で作っているので、中医クリニックごとに微妙に配合が違うんだそうです。

貼ってしばらくすると、薬が貼ってあるところがかすかにピリピリしてきました。効果を出すためには、薬を貼った後2時間はそのまま。もし肌に刺激を感じてつらかったら1時間で外しても良いとのことでした。また、数時間は冷たい飲食物は避けるようにと言われました。

 

貼り薬のツボ刺激は効果てきめん!
まるで温泉に入ったように体がポカポカに

後で調べてみると、この貼り薬には、一般的にマオウ(麻黄)、シナモン(肉桂)、カンキョウ(乾姜)など、体を温める生薬が複数入っているようです。粉の生薬をペースト状に練る時にはショウガ汁を使ったりもするそうで、なるほど、ピリピリした訳です。

2時間経って、ばんそうこうを外してみました。水分が蒸発したのか、貼り薬は色が黒っぽくなっています。

三伏貼

貼り薬をした場所はなんともないのですが、赤い軟膏が肌に残っているので、洗い流そうとシャワーを浴びました。

すると!
ぬるめのお湯が軽く体に当たっただけなのに、温泉に入ったかのように全身がポカポカしてきたのです!ええええ、なんだこれ!

体を拭いた後も、温泉上がりのように体が芯からずっと温かいんですよ。
うわ~!漢方貼り薬のツボ刺激ってすごいわ・・・!

たった1回でこれですから、3回やったらきっと根深い冷え症も芯から撃退されることでしょう。体が冷えがちな人には是非おすすめしたい、この貼り薬治療。
温泉が恋しいこの頃ですが、私は今、この貼り薬をまたやりたくてたまりません。今度は3回やって、冷え症体質を根本から改善したいです・・・。

<SHOP INFO>
いつもお世話になっている中医さんのクリニック。今回の「三伏貼」もこちらの院長・林美棣中医師にやっていただきました。
◆益曼中醫診所
:台北市中山區一江街31-1號
◆電話:02 – 25363322
◆URL:http://www.emen.com.tw

 

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松浦優子/台湾情報ライター/東京都港区出身の40代。元Web広告ディレクター。現在は外国人向け日本語教師のほか、台湾経済ニュースの翻訳、ライターとして活動。一年のうち1カ月以上は台湾に滞在し、文化や歴史・健康など、気になるテーマを探求中。インドア派、愛猫家。台湾で得た一番の宝物は、あたたかい台湾の人たちとの友情とご縁。

 

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