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【1400人アンケート】人生の幸せは右肩上がり!?45歳以降に“幸せ度”が高まる秘密

あなたの人生のなかで、幸せのピークはどの時点だと思いますか? 若くてキラキラしていた10代、20代のころ? それともわが子を胸に抱いたあの瞬間?

では、45歳以降のあなたの「幸せ」はどうなっていくと思いますか?

リビングくらしHOW研究所では、継続的にアラフィフ女性(40代後半~50代前半)について、さまざまな調査を行ってきました。

今回はその中から、約1400人が回答した、45歳以上の女性の「暮らしに関する満足度」のデータを紹介します。

健康・体調の満足度は、当然若いほうが…あれ?

まずは自身の「健康・体調」についての満足度。

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ピンクの部分「満足」「どちらかというと満足」は年代を追うごとに伸びて、60代後半では75%に!

そして、健康・体調への不満がピークなのは40代後半で、「不満」「どちらかというと不満」が46%。それが、55歳以上になると「満足」「どちらかというと満足」の合計が6割を超えます。

美容への満足感なら、今度こそ若いほうが…あれれ?

次に美容面です。

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健康よりは変化が少なく、遅いけれど、やっぱりこちらも右肩上がり。衰えはあるはずなのに、なぜ?

そこで「不満」と感じている人のコメントを見てみると…。

●「不満」の理由

・自分の美容に掛けるお金が経済的に捻出できず、我慢することが多い(46歳)

 ・肌のシミ・毛穴の開き・キメの粗さ、白髪・パサつき、体型の崩れ(47歳)

・丁寧にケアする時間もお金もなく、肌にはかわいそうな思いをさせています。丁寧にいたわる時間を持ちたいのですが、なかなか気分と時間とお金のバランスがとれません。(54歳)

下の世代(55歳以下)の不満コメントには、経済的・精神的な余裕のなさや、加齢に伴う変化にとまどう様子が見られます。

一方、年代が上がっていくと、「満足」こそ増えないものの、「どちらかというと満足」が増えていきます。

●「どちらかというと満足」の理由

・たるみやくすみ、髪の毛のコシのなさなど、ひとつひとつを細かく見ると不満だが、相対的にはギリギリ合格かなと思う。(54歳)

・かなり老化したが、歳相応だから。(64歳)

・シミ、そこそこのシワは特に気にならない。歳を重ねた証・勲章。(64歳)

歳をとれば、顔も体も変化します。身体や容姿の変化が始まったばかりのころは、変化を認めたくない、こんなの私じゃない、とジタバタしてしまう。

アラフィフはどうやらその変化の時期。そのために自分への満足度が低いといえそうです。

精神状態の満足度は、更年期の不調の影響が大きい

では、内面についての満足度はどうでしょう。

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ここでも、アラフィフ世代の満足度は低めです。特に45歳~49歳は「不満」が15%と、ほかに比べて高いのです。

ジャスト更年期の年代でもあるアラフィフ。特に40代はイライラ、クヨクヨなど更年期に由来する精神面の不調を感じる人が大勢います。さらに、家事も子育てもまだまだ忙しくて、大変!

●「不満」の理由

・ちょっとしたことですぐイライラしたりする。自分のペースを乱されると最近特にいやだなと感じる。(45歳)

・家事が思ったようにはかどらなかったり、家族の協力がえられない。育児面で毎日苦労してるが、だれも助けてくれない。(48歳)

しかし、年代と共に次第にイライラが落ち着く人が増加。50代後半になり、更年期を抜ける時期になると、精神面での「満足」「どちらかというと満足」が6割を超えてきます。

●「どちらかというと満足」の理由

・ぶれなくなった。覚悟が決まった。(51歳)

・更年期障害でイライラもするけれど、おばさんになって生きやすくなった。おばさんもいいもんだ。(53歳)

経済状況の満足度が上向くのは、教育費終了のころ

次にお金のことです。

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経済的な満足度が上がり始めるのは50代後半。「子どもが独立し、教育費の支払いが終了した」というコメントがたくさんありました。

いかに教育費の負担が大きいか…。でも、教育費もいつかは終わります。

ただし、上の世代からは、年金の先行きや夫の定年による収入減、子どもが独立しない、親の介護などなど、具体的な不安の声も聞かれました。

夫との関係は「つかず離れず」で満足度アップ

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夫との関係についての満足度(「満足」「どちらかというと満足」)は、全体では約77%と意外に高く、みんな仲良しです。

そのなかで、もっとも不満が多いのは40代後半(満足度が約67%)。

●「不満」の理由

・うまくコミュニケーションがとれないことがある。(48歳)

・家事、子育てに非協力的なので。(45歳)

・コミュニケーションがとれないのでストレスがたまる一方。(54歳)

・妻を家政婦だと思っている。命令ばかりでしゃべるのも面倒くさい。(54歳)

●「どちらかというと満足」の理由

・うざいこともあるが、けっこう一緒に出掛けることが多いほうだと思う。(53歳)

・つかず離れずの程よい距離感。(58歳)

・リタイヤしてからワンマンでなくなった。(64歳)

・対等の関係でいられるから。(69歳)

夫との関係で不満に感じるのは、家事や子育てに非協力的なケースや、夫婦間のコミュニケーションがうまくいっていないケース。

一方、満足度の高い人は、お互い干渉しすぎずに、自分の時間と夫婦の共通の時間をバランスよく持っている傾向が。つかず離れず、の適度な距離が決め手のようです。

満足度の高い子どもとの関係。やや低いのは子離れ期

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子どもとの関係は、ほかのジャンルと比べて「どちらかというと不満」「不満」が低く、「満足」「どちらかというと満足」がどの世代でも8割前後と高い数字が。

そのなかで、「満足」がやや低めなのが50代後半。

コメントを見ると、子どもが就職や結婚などで独立して寂しさを感じるパターンと、なかなか独立しないことへの心配や、頼られ過ぎてイヤというパターンの2つの側面が。

母の想いもまた、フクザツです。

60代以上は5割超が満足度8~10と“幸せ感”が高い

最後に、総合的な暮らしへの満足度を紹介します。こちらは10点満点で、今の満足度を採点してもらいました。

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60代以上は、5割超が満足度8~10(ピンクのグラフ)と、“幸せ感”が高いという結果になりました。

一方、4点以下(水色のグラフ)と、満足度が低いと答えた人が比較的多かったのは40代後半で、12%。

これまで見てきた個別の満足度と同様に、自分への総合的な満足度もやっぱり45歳以降、右肩上がりになっていくことがわかります。

自分と折り合いをつければ、歳をとるのは楽しい

この調査は45歳から集計しているので、それ以下の年代とは比較していません。世代の持つ個性もありますし、個人の満足度といっても社会的な影響下にある(景気とか年金とか、働き方改革とか)ので、一概に「歳をとったら幸せになる」ということはできないでしょう。

それでも、40代後半~50代前半はいろいろあって、しんどい時期だというのは間違いなさそうです。

そしてそのしんどさは、歳をとる自分や夫、成長していく子ども、といった変化やギャップにぶち当たることで起きている面があると思います。

満足度の高い上の年代の声からは、「今の状況とうまく折り合っている」という特徴が読み取れました。変化を乗り越えて、新しい自分、新しい関係性とうまく折り合うことが、人生の満足感につながる…。

歳をとるのはいやなことと思いがちだけれど。

後に待っているのは、沈滞や下降ではなく、むしろ落ち着きと楽しみに満ちていく時期と思ったら、ちょっぴり未来が楽しみになりませんか?


【調査概要】2017.02.14~02.28/ リビング新聞の読者組織・リビングパートナー、美健メンバーへWEBアンケート / 調査対象:全国の女性 / 有効回答数:1392人(45歳~64歳を集計)

筆者画像リビングくらしHOW研究所 副所長 滑川恵理子
サンケイリビング新聞社で主に編集業務に携わり、2017年1月より現職。前職は首都圏のリビング新聞共通編集長。リビングくらしHOW研究所では、女ゴコロと消費がわかるさまざまなデータを収集・分析。
くらしHOWサイトFacebookで紹介しています。

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