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今、住宅ローンは変動と固定のどっちがいいの?

花輪陽子の失敗しない<おうち×マネー>

おうちは人生の中で大きな買い物。そこでファイナンシャル・プランナー花輪陽子さんに、<おうちとマネー>のアレコレを教えてもらいます。これで失敗しない体質を目指そう!

第7回 今、住宅ローンは変動と固定のどっちがいいの?

編集部・シホ
編集部・シホ:先日、国土交通省が2013年1月1日時点での公示価格を発表しました。それによると、大都市部では地価はほほ下げ止まったと言えそうですね。
花輪さん
花輪さん:確かに不動産関係者にお話を伺うと、マンションなどもすごく売れているようですよ。主婦の方に聞いても、「今年中に買いたい」という人が多いようです。株価に続いて、不動産に関しても今年は勢いを感じますね。
編集部・シホ
編集部・シホ:そうなると、住宅ローンの金利も上がってくるのでしょうか?変動金利で住宅ローンを組んでも大丈夫かしら?
花輪さん
花輪さん:住宅ローンの金利に関しては、まだ十分に低い状況です。これから金利が上がるのではないかと思うのなら、固定金利選択型を選ぶのも手ですよね。
編集部・シホ
編集部・シホ:固定金利選択型ですか?
花輪さん
花輪さん:住宅ローンの基本は次の3タイプ。「全期間固定金利型」、「変動金利型」、「固定金利選択型」の特徴をおさえましょう。

全期間固定金利型

特徴:借りている間ずっと金利が一定
メリット:あらかじめ金利が決まっているために将来の資金繰りを見通しやすい。
     金利上昇局面では金利上昇リスクを防ぐ効果がある
デメリット:金利は変動金利型よりやや高め

変動金利型

特徴:市場金利の変化によって住宅ローン金利も変動する。半年ごとに金利の
   見直しがあるのが一般的
メリット:固定金利より金利が低い
デメリット:住宅ローン返済額の見直しは通常5年ごとのため、金利上昇局面では
      金利の変化に気付きにくいという注意点がある

固定金利選択型

特徴:一定期間(3年、5年、7年、10年、15年など)は固定金利で、固定期間
   終了後は変動金利にするか固定金利にするか選択できるのが一般的
メリット:住宅ローンを借り入れた当初の残債が多い時に、一定期間金利を固定に
     することができる
デメリット: 3年や5年など期間が短い固定金利選択型を選択する場合、残債が
      思うように減らないこともある

編集部・シホ
編集部・シホ:こんなにたくさん住宅ローンの選択肢があるのですね。変動で借りて、金利が上がってきたら固定に切り替えればいいのでしょうか?
花輪さん
花輪さん:実は、景気動向が金利に反映されるのは固定金利のほうが早いのです。金利が上がってきたなって思ってから切り替えてもすでに固定金利が上がっている可能性もあるのですよ。
編集部・シホ
編集部・シホ:金利が低い時期に最初から10年など長期の固定金利選択型にしておけば、安心といえそうですね。
今回のポイント

住宅ローンを選ぶ際には、目先の金利の低さだけではなく、低い金利が何年続くのかという長期的な視点を持ちましょう。
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花輪陽子さん(写真)

ファイナンシャルプランナー 花輪陽子さん

CFP認定者。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
三重県出身。外資系投資銀行で8年間勤務するものの、リーマン・ショックの影響で部門が閉鎖となり、早期退職を余儀なくされる。さらに、同時期に夫の会社も倒産。家計の年間支出を160万円カットし、夫婦で大ピンチを乗り越える。ライフプランを軸とし、資産形成、住宅、保険のバランスを考えた不況に打ち勝つお金の提案を得意とする。ライフプランについての執筆、講演を多数行いながら、パートナーとダブルインカムで時代を生き抜くマネースタイルを実践している。

公式サイト: 花輪陽子オフィシャルサイト

「貧困女子」時代をかしこく生きる6つのレッスン(表紙)

2013年1月12日に
『「貧困女子」時代をかしこく生きる6つのレッスン』
(角川書店)が発売に。

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