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住宅ローン 変動金利のままで大丈夫?

花輪陽子の失敗しない<おうち×マネー>

おうちは人生の中で大きな買い物。そこでファイナンシャル・プランナー花輪陽子さんに、<おうちとマネー>のアレコレを教えてもらいます。これで失敗しない体質を目指そう!

第8回 住宅ローン 変動金利のままで大丈夫?

編集部・シホ
編集部・シホ:「住宅ローンの金利が上がるんじゃないか」と心配している主婦の方も多いみたい。すでに住宅ローンを組んでいる人にとって、何か対策はあるのでしょうか?
花輪さん
花輪さん:住宅ローンの見直しをおすすめします。手段としては主に3つあります。借換え、返済プランの見直し、繰り上げ返済などです。今回は借換えに焦点をしぼってお伝えしましょう。
編集部・シホ
編集部・シホ:借換えとは何ですか?
花輪さん
花輪さん:住宅ローンの借換えとは、新しく住宅ローンを組んで、現在借りている住宅ローンを一括返済するという方法です。変動金利で借りているローンを一括返済して固定金利に借換えたり、金利が高いローンから低いローンに借換えたりする際に効果的です。

例えば、今借りているローン金利が2.5%、残債が2000万円、残りの返済期間が20年間だとします。金利1.5%のローンに借換える場合(返済期間は20年のまま)、約228万円も利息を減らすことができるのです。

編集部・シホ
編集部・シホ:借換えって効果的なんですね!
花輪さん
花輪さん:でも借換えをする際に、保証料や手数料などに数十万円程度の費用がかかることもあります。費用に見合った効果を出すために、次の3点が借換えの目安と言われています。

借り換えの目安

 1.金利差が1%以上ある
 2.残債が1000万円以上ある
 3.残りの返済期間が10年以上ある

編集部・シホ
編集部・シホ:金利差と残債と残りの返済期間がポイントなんですね。
花輪さん
花輪さん:一般的にはそうです。住宅金融支援機構のホームページなどで借換えシミュレーションができるので、ご自分のケースで試算してみることが大切です。
かかるコストも銀行によってさまざまで、借り換え費用の大部分を占めると言われる「保証料」(※)をとらない金融機関もあります。また借換えをした場合、現在のローンの保証料が返還されるケースもあるんです。現在ローンを組んでいるところと借換え先の金融機関に確認をしましょう。

※保証料とは

住宅ローンを借りる際に、保証人を不要にする代わりに、保証会社の保証を付けることで発生する手数料のこと。2500万円を35年返済で借り入れる場合、約50万円程度かかる。

編集部・シホ
編集部・シホ:かしこく借り換えをするとおトクになることもありそうですね。
花輪さん
花輪さん:借換えをするメリット(金利削減効果、金利を長期の固定にするなど)とデメリット(コストや手間)をよく考えて、メリットのほうが多いなら検討する価値があると思います。
今回のポイント

住宅ローン見直しの一つの手段として借換えがあります。メリット・デメリットを理解した上で、おトクな面が多そうなら検討してみては。その場合はシミュレーションをしっかりしましょう。
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花輪陽子さん(写真)

ファイナンシャルプランナー 花輪陽子さん

CFP認定者。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
三重県出身。外資系投資銀行で8年間勤務するものの、リーマン・ショックの影響で部門が閉鎖となり、早期退職を余儀なくされる。さらに、同時期に夫の会社も倒産。家計の年間支出を160万円カットし、夫婦で大ピンチを乗り越える。ライフプランを軸とし、資産形成、住宅、保険のバランスを考えた不況に打ち勝つお金の提案を得意とする。ライフプランについての執筆、講演を多数行いながら、パートナーとダブルインカムで時代を生き抜くマネースタイルを実践している。

公式サイト: 花輪陽子オフィシャルサイト

「貧困女子」時代をかしこく生きる6つのレッスン(表紙)

2013年1月12日に
『「貧困女子」時代をかしこく生きる6つのレッスン』
(角川書店)が発売に。

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