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「ゆるベジタリアン」が楽しい、台湾の多彩な「素食」レストラン

台湾暮らしですっかり治ってしまった便秘
いつでも気軽にたっぷり摂れる茹で青菜のおかげ

台湾で暮らして以来、劇的に気にならなくなったのが「便秘」です。当時私はほぼ100%外食だったのですが、今思い出すと、とにかく野菜をたくさん食べていたなあと思います。

ビンボー学生生活で、旅行者が行くような高級レストランとは縁がなく、いつも一食500円もしない庶民的な食堂でごはんを食べていました。必ず注文していたのがどこにでもある「燙青菜(タン・チンツァイ)」。茹でた青菜です。

ある日の何気ないひとりごはん@台湾
▲ある日のなにげないひとりごはん@台湾・嘉義。合計で400円しなかった

「青菜」として出てくるのは、日本人もよく知っている空心菜(くうしんさい)のほか、青みの強いレタスのような「A菜(エーツァイ)」、サツマイモの葉っぱ「地瓜葉(ディーグワイェ)」などが定番です。

ラーメンの麺を茹でるような取っ手付きザルに、片手でわしづかみの量の青菜(日本のスーパーの葉物野菜だったら半把分はある)をぎゅうぎゅう押し込んで茹でます。
しかもそれがわずか30元(100円)くらいなんですよ。毎日温野菜たっぷりの生活でした。

台湾はベジタリアン向け食が豊富で多彩
「素食(スーシー)」活用で栄養バランスアップ

台湾には菜食主義者(ベジタリアン)向けのメニューや専門レストランがたくさんあります。もともと、仏教徒など宗教上の理由で菜食をしている人が意外と多いんです。

中国語で菜食のことを「素食(スーシー)」といいます。「素(スー)」は肉を使っていないという意味で、一般のレストランのメニューにも「素」マークが付いているメニューがよくあります。

台北・龍山寺駅直結フードコートの素食店
▲お寺の近くには仏教徒向けの伝統的な「素食」店も多い

私が最初に行き始めた近所のお店は「素食自助餐」。「自助=セルフサービス」の意味で、紙のお弁当箱に自分で好きなおかずを盛りつけられます。

台北の素食自助餐食堂

今では色々なタイプの菜食専門店ができていて、野菜不足を感じた時に気軽に利用することができます。

 

これ全部が菜食料理?!和洋中にデザートまで
飽きることなくお腹いっぱいの菜食ブッフェ

台湾に来るまでは、「菜食」=「仏教の精進料理」だと思っていた私。質素・淡泊・少量というイメージが根本からくつがえされた菜食レストランがこちら。

台北・果然匯_料理01

台北・果然匯_料理02

台北・果然匯_料理03

肉類を使っていなくてもこんなにバリエーション豊かな料理ができるんだ!とびっくりしました。このお店のコンセプトは「地元食材を大事にした世界各地の多彩な料理」で、オードブルからデザートまで、和洋中さまざまなメニューが楽しめます。

[SHOP INFO]
果然匯 明曜店
住所:台北市忠孝東路四段200號12樓(明曜百貨)
電話:02-2771-8832
営業時間:ランチ11:30-14:00/ディナー17:30-21:30
※入れ替え制食べ放題、要予約
外国人向け予約ページ(英語):http://www.fruitfulfood.com.tw/contact.php

「フェイク肉類」にだまされろ?
回転寿司型のおもしろ「素食」レストラン

こちらは珍しい回転寿司タイプの菜食レストラン。おもしろいのは、肉や魚メニューの名前がばんばん出てくるのに、実は全部「にせもの」だということ。菜食レストランにいることをつい忘れてしまいます。

台北・水問_回転寿司型菜食レストラン

台北・水問_サーモン握りもどき
▲サーモンに見えますが、原材料はニンジンとこんにゃくと牛乳だそう

台北・水問_ミニちまき
▲紫米のミニミニちまきや山芋そうめんなども。全部「素」のメニューはどれも一口サイズで色々楽しめる

精進料理でいう「肉もどき」メニューを色々体験できるお店で、いや~、どれもよくできてます。友達と「これほんとに肉(魚)じゃないの?!」と盛り上がりながら楽しめます。「素」の薬膳スープなどもありますよ。

会計システムも回転寿司と同じで、一皿32元(約120円)均一。(メニューによって「2皿分」などとカウントするものもあります。)

[SHOP INFO]
水問蔬食園
住所:台北市中山區松江路275號
電話:02-2515-1615
営業時間:11:30~20:30
公式サイト[中国語]:https://www.facebook.com/shuiwenfood/

 

最近増加の「おしゃれ菜食カフェレストラン」
堅苦しくない「ゆるベジタリアン」で野菜不足解消

台湾女子に人気のおしゃれなカフェレストランにも、最近ベジタリアン専門店が増えてきています。完全菜食のお店も多いですが、ここは「低脂肪・少肉・多野菜」をコンセプトにした「ゆるベジタリアン」カフェ。

台北・沐蔬_店舗

沐蔬_かぼちゃパスタ
▲濃厚クリームがおいしいかぼちゃのパスタ

台北・沐蔬_ピザ
▲バルサミコ酢が香る野菜オンリーのピザ

[SHOP INFO]
R. mosu 沐蔬輕食尚
住所:台北市中山區民生西路66巷23號1樓
電話:02-2531-3792
営業時間:10:30~20:00
公式サイト[中国語]:https://www.facebook.com/R.mosu/

ベジタリアンって強い信念を持った人がなるものみたいなイメージもありましたが、台湾だと、普通の人が気軽に「今日は野菜たくさん食べよっと」と入れる感じのところが多いです。元々健康への意識がものすごく低かった私が食生活を見直すきっかけになったのが、台湾でのこういう食事体験でした。

従来の宗教的なものではなく、健康的でナチュラルな食生活を目指す人がおしゃれに楽しく「素食(スーシー)」をいただけるお店が、台湾には他にもたくさんあります。「ちょっと野菜不足だなあ」と思った時に手軽に補えるのは本当にありがたいです。

米=主食、肉=メイン、野菜=サブだという私の固定観念をくつがえしてくれた台湾の「素食(スーシー)」。野菜って色々な形で楽しめるんですね~。

 

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松浦優子/台湾情報ライター/漢方養生指導士・漢方上級スタイリスト/東京都港区出身の40代。元Web広告ディレクター。現在は外国人向け日本語教師のほか、台湾経済ニュースの翻訳、ライターとして活動。一年のうち1カ月以上は台湾に滞在し、台湾の文化や歴史、中医学(漢方)の養生法など、気になるテーマを探求中。インドア派、愛猫家。台湾で得た一番の宝物は、あたたかい台湾の人たちとの友情とご縁。

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