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「がん」と向き合う~早期発見で助かる命も きちんと受けよう!がん検診 検診編 アンケートに答えると、QUOカードが当たる

日本では、一生のうち2人に1人ががんにかかると言われており、3人に1人ががんで亡くなっているそうです。
がんの中でも、最近話題になることが多い「乳がん」は、日本人女性がかかる、がん罹患率のトップ。
しかし、がんの多くは早期に発見できれば、命が助かる可能性はぐっと高くなります。
がんになる前に、がん検診などについて、きちんと理解しておきたいですね。

まずは、「乳がん」のことを知ろう

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乳がんの基礎知識

  • 乳がん患者数は、9万5525人(うち女性が9万4848人)で、女性のがんの1位(厚生労働省/全国がん罹患数 2016年速報 ※悪性新生物には分類しない上皮内がんを除く)
  • 見つかるきっかけとしては、乳がん検診で指摘される場合や、乳房のしこり、引きつれ、わきの下のリンパの腫れなどの症状に自分で気づく場合が多いようです。
  • ひとことで乳がんといっても、さまざまな種類や性質があります。それによって広がりやすさ、転移しやすさは大きく異なり、有効な治療法も変わってきます。

(参考資料:国立がん研究センターWEBサイトより)

女性の年齢階級別乳がん罹患率(2014年/全国推計値)

出典:国立がん研究センターがん対策情報センター「がん登録・統計」より作成

帝京大学医療技術学部の鈴木教授に聞きました 乳がん検診Q&A

鈴木崇彦さん

帝京大学医療技術学部診療放射線学科教授。東北薬科大学薬学部卒業、東北薬科大学院薬学研究科博士課程前期課程修了。バイオ系研究所研究員、東京大学大学院医学系研究科講師(放射線研究領域/放射線分子医学部門)などを経て、2014年より現職。専門は放射線生物学、放射線防護学。

「乳がん」を早期に発見するために、知っておきたいがん検診の基礎知識について、帝京大学医療技術学部診療放射線学科の教授・鈴木崇彦さんに聞きました。

乳がんの代表的な検査「マンモグラフィ」って、どんな検査ですか?

マンモグラフィ(撮影協力/帝京大学医学部附属病院)

マンモグラフィは、2枚の板で乳房を挟んで薄く伸ばし、わきの下のリンパ節を含めてX線撮影を行います。触診では見つからないような小さいしこりや石灰化を見つけるのが得意です。
検査では、X線という放射線を使うわけですが、放射線を受ける(被ばく)デメリットよりも、がんで亡くなることを防ぐメリットのほうが大きいと科学的に証明されており、被ばくによる健康被害はほとんどありません。

早期発見に役立つため、自治体の検診の一つとして、40歳以上の女性に2年に1度の乳がん検診が推奨されています。
日本人女性では、40代が乳がんの好発年齢。年齢設定には、それなりの意味があるのです。

マンモグラフィは、なぜあんなに胸をギューッと挟むのですか?

マンモグラフィでは、乳房をできるだけ薄く平らに伸ばし、脇の下のリンパの部位まで入るように、乳房をぐっと引っ張って撮影します。その理由は、やはりがん細胞をしっかりと見つけるためです。厚さがバラバラでは正しい画像が映らなくなってしまいます。女性の場合、月経周期で乳房が張って痛みを感じやすくなる人もいます。乳房の張りが減っている月経後に受けるなど、受診時期を工夫してみてください。

40歳以下の人は、乳がん検診を受けなくていいのですか?

20代~30代の若い世代は、一般に乳腺密度が濃く、マンモグラフィでは乳がんが発見できないことが多いとされています。この世代には、乳腺エコー(超音波)検査が適しているとも言われますが、施術者によってレベルに差があるため、確実に乳がんを見つけられるとは言い切れません。
乳がんは、自分で症状に気づくことも少なくありません。20代を過ぎた女性は、自己触診も取り入れると良いでしょう。

また、母親や姉妹などに乳がんと診断された近親者がいらっしゃる場合等には、若い方であっても遺伝的に乳がんになる可能性が高い人もいます。HBOC(遺伝性乳がん卵巣がん)と診断された場合には、早い時期からマンモグラフィも取り入れるなど、細かな検診が必要とされています。心配な方は、乳がん専門医(乳腺外来)を一度、受診してみてください。

乳がん検診を受けていても、見落とされる場合があるのですか?

マンモグラフィでは、乳腺も白く写るため、乳腺が密集している人(デンスブレストという)や乳腺が発達している若い世代などでは診断が難しくなります。その場合、マンモグラフィに加え、乳腺エコー検査を併用するのも一つの方法です。

中には急速に進行するがんもあります。早期発見のためにも、自己チェックでしこり、乳房のひきつれ、乳頭からの出血など気になる症状がある場合には、検診を待たずに乳腺外来のある医療機関を受診することが大事です。

ほかに、放射線を使った検査にはどんなものがありますか?

CT(撮影協力/帝京大学医学部附属病院)

すでにがんが疑われる症状があり、精密検査となった場合には、医師は今後の治療計画を決めるためにCT検査などを行います。

CT検査は、X線を使って身体の断面を撮影する検査のことです。がんの疑いがあるときやがんの診断後に、がんのある場所や大きさを特定するために行います。

一方、PET検査は、がんの治療後に、転移や再発がないかどうかを調べるために行います。特殊な検査薬を用いて、がん細胞に目印をつける検査です。

年齢や症状、がんのステージにより最適な検査は異なります。治すために必要な検査だと捉え、検査・治療にあたっては、医師の説明をよく聞いて選択することが大切です。

最後に、「放射性物質」「放射能」「放射線」の違いは?

「放射性物質」とは、放射線を出す物質のこと。放射性物質のほかに、人が作った機械なども、X線などの放射線を出すことができます。
「放射能」は、放射性物質が放射線を出す能力を言い、この能力の大きさを「ベクレル(Bq)」という単位で表します。

よく耳にする「シーベルト(Sv)」は、人が受ける放射線被ばく線量の単位のことです。
人が放射線を受けても、放射線が体に留まることはありません。また、人から人にうつることもありません。
万が一、放射性物質が服や体についても洗い流すことができます。

出典:環境省HP「放射線・放射能・放射物質とは」より作成

まとめ

  • がんの検診・診断では、マンモグラフィ、CT検査、PET検査など、放射線を利用した検査が広く普及している
  • がんで亡くならないためには、何よりも早期発見・早期治療が大切。早期発見には、科学的に証明された有効な検診を受けることが重要。受診年齢や受診間隔を守ることが、がん検診のメリットを生かす賢い方法
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応募締め切り:2019年4月24日(水)

問い合わせ
公益財団法人 日本科学技術振興財団
03-3212-8504

▼放射線教育支援サイト“らでぃ”
https://www.radi-edu.jp/

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